「少年勇者がサキュバスの下僕になるまで」第2話-3をお送りします。
「ここから逃げる」の続きです……




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 「も、もうお願いだからさっさと離してってば……えいっ!」
タッタッタッタッ……

 腰を引っ込めながら、リアムはすぐに言葉をぶつける。
 おかしな目に遭わされないうちに、一刻も早く修道女の元から逃げ出すことにしたのだ。
 ブリーフを脱がされた直後、慌てて出口の方へ向かっていく……修道女の手が離れた隙に、すぐにでもこの場から逃げ出さなければいけなかった。
 外へ飛び出している間も、後ろの気配がとにかく気になってたまらない。

(もしシスターに追いつかれちゃったら、どんなおかしな目に遭わされちゃうか分かんないはずだし……見つかっちゃう前に、もっと教会から離れておかなくっちゃ!)

 教会から離れている間も、リアムはひたすら焦ってしまう。
 いつ修道女が追い掛けてくるのか、とにかく気になってたまらない……もし追いつかれてしまえば、どんな目に遭わされてしまうかも分からなかった。
 おぼつかない足取りで走っていた矢先、無防備な下半身へ冷たい空気が撫でつけてくる。
 繁華街が段々と近づいてくる中、まだ油断できそうになかった……

「ひぃっ、ひぃっ、ひぃっ……きゃんっ!?」
ドサッ!

 当てもなく道端を走り回っているうちに、リアムは思わぬ事態に襲われる。
 小石に脚を引っ掛けた途端、あっけなく転んでしまったのだ……尻餅をついた拍子に、つい悲鳴を洩らさずにいられない。
 まだ逃げ回っている最中なのに、思わぬ形で足止めを喰らってしまったのだ。
 猛烈な痛みが押し寄せてきて、なかなか思うように起き上がれそうになかった。

「う、うぅん……ひぃっ!?」
モジモジモジッ、ヒクヒクヒクッ。

 その場から起き上がろうとした途端、リアムは思わずひるんでしまう。
 転んだ拍子に、はしたない格好をまんまとさらけ出してしまった……衣服が捲れた途端、丸出しのオチンチンが丸見えになっていたのだ。
 はしたない格好を取り繕おうとした矢先、ついうろたえずにいられない。
 下半身を取り繕う間もないうちに、とんでもない事態が目の前に押し寄せてきたのだ。

ギチギチギチッ、プルンッ……
「あら、坊や。そんな所に倒れちゃってて、一体どうしちゃったの?」
「ねぇ見てよ、坊やのオチンチン。こんなにしっかり起き上がっちゃってて、もう可愛らしくってたまんない!」
「こんな明るいうちから、随分といやらしい格好なんか見せつけてくれちゃうなんて。折角だから、もっと近くで見せてみなさいよ……!」

 リアムの悲鳴に気づいて、周囲にいる婦人達が続々と集まってくる。
 買い物の途中で、あられもない少年の格好を見せつけられていたのだ……丸出しになったオチンチンの形状に、つい視線を吸い寄せられずにいられない。
 いやらしい物思いにでも耽っていたのか、オチンチン勃起していたのだ。
 しっかりと起き上がっている形状を覗こうと、続々と下半身を覗き込んでくる始末だった。

「や、やだっ! お願いだから、そんないっぺんに集まってこないでよぉ……!?」
モゾモゾモゾッ、ヒクヒクヒクッ……

 続々と浴びせられる視線に、リアムは思わずひるんでしまう。
 道端に転んだ拍子に、ここまで注目を浴びせられる羽目になるなどさすがに思いもしなかった。
 とっさに立ち上がった後も、つい戸惑わずにいられない……堅くなった部分を、まんまと婦人達に見られてしまったのだ。
 無防備な部分をどうしても誤魔化せそうにない中、腰をくねらせるだけで精一杯だった。

「ねぇ、さっきから騒いでばかりいるみたいだけど。一体どうしちゃったの……?」
「あんたも折角だからこっちに来なさいよ? この坊やがね、とっても可愛らしい格好なんか見せつけてきちゃてるんだから……!」
「坊や、一体どこからやってきちゃったの? もし泊まる所がないなら、今夜は私のお家にでもお邪魔してみない……?」
ゾロゾロゾロッ……

 恥ずかしがっているリアムをよそに、婦人達はさらに群がってくる。
 ずっと照れてばかりいるリアムを、思い思いに持て囃していたのだ……しっかりと起き上がっているオチンチンが、当分は頭から離れそうになかった。
 衣服越しにしっかり起き上がっている部分に、つい視線を吸い寄せられずにいられない。
 ついには数人掛かりで、リアムの周囲を取り囲んできたのだ。

「も、もうお願いだから! ボクのことなんかもう放っておいてってばぁ……!」
タッタッタッタッ……

 段々と周囲が騒がしくなる中、リアムはさらに困り果ててしまう。
 勃起したオチンチンにここまで食いついてくるなど、さすがに思いもしなかった……いやらしい視線を浴びせられるたびに、とにかく気まずくてたまらない。
 とっさに股間を押さえ込んだまま、そそくさと逃げ出す。
 もし婦人達に絡まれてしまえば、どんな目に遭わされてもおかしくなかった。

プルンッ、プルンッ、プルンッ……
(はしたない格好なんか見られちゃったせいで、こんなに大騒ぎになっちゃって大変なのに……一体どうして、オチンチンが全然元に戻ってくれなくなっちゃってるのさ!?)

 婦人達の元から離れている間も、リアムはひたすら思い悩んでしまう。
 とにかく恥ずかしくてたまらないはずなのに、オチンチンの勃起が少しも収まりそうになかった……しっかりと堅くなっている部分の様子が、あまりに照れくさくてたまらない。
 みるみるうちに全身が火照ってきて、すぐにでも気分がおかしくなってしまいそうな勢いだった。
 いつ婦人達に追いつかれてしまうかも分からない中、ひたすら走り続けるしかなかったのだ……





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