「令嬢痴漢」エピソード4をお送りします。
『引き止める』の続きになります…

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 グイッ。

「きゃんっ……!?」


 今にも電車から降りようとするお嬢様を、俺は強引な方法で引き止めていた。

 手首をしっかりと掴んだまま、無理にでも電車から出ないよう仕向ける。

 すぐにでもトイレに駆け込みたいのか、次々と降りていく乗客の様子を見つめる間も手を振り解くことすらできないみたいだ。どうやらまともな身動きすら取れないほど、便意を我慢するだけで精一杯なのかもしれない。

 ほんの少しだけもがき続けながら、何とかして俺から離れたいみたいだが、そんな程度じゃ抵抗したうちには入らないぞ?


プシューッ……

「くうぅっ……!?」


 ドアが閉まる様子を見つめながら、お嬢様はますます困り果ててしまう。

 どうやら本当に駅のトイレで用を足すつもりだったみたいだが、俺に予定を崩されて相当追い詰められているみたいだ。

 再び電車が動き出そうとする間も背筋を張り詰めたまま、こわばった表情を浮かべてしまう。あと少しで駅に着くはずなのに、どうやらたった数分の間も我慢出来そうにないらしい。

 少し気の毒かもしれないが、ここまで弱り果てている彼女が相手なら、どんなイタズラだって仕掛けられるはずだ。

 トイレに逃げ出そうとするほど、あと少しで身体も持たなくなってしまうはずだから、さらにお尻を弄り回してしまおう……
 

「残りも全部使う」

「蓋をする」

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