「ゆとり世代懲罰狂師」第5話をお送りします。
ブログで掲載する分はこれで最後です…

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「全員集まったみたいだな。すぐ練習を始める予定だから、五分間で着替えを済ませろ!」



 部室前に集まってきた部員達へ向けて、東剛が平然と言葉を浴びせる。

 時間が迫っていたので、すぐに着替えるよう言い放つ。

 紺色のブルマから伸ばした太股を震わせている様子をじっくりと見据えながら、今日はどんな下着を穿いているのか、思い思いに覗き込むつもりでいたのだ。



「くうぅっ……!」

シュルシュルシュルッ。



 東剛に言われるまま、部員達は仕方なく校庭の片隅で着替え始めていた。

 少しずつホックを外して、セーラー服を肌蹴ようとする間もひとりでに手元をこわばらせてしまう。

 いくら何度か繰り返していても、異性のいる前で下着姿を晒すような真似など、どうしても恥ずかしくてたまらない……着替えている間に向けられる、東剛のいやらしい視線など嫌悪せずにいられなかった。

 未だにためらわずにいられない中、あまり時間を掛けているうちに他の運動部がやってきても困るので、すぐに着替えを済ませなければいけなかったのだ。



「……おい松浦、ちょっと待て。随分と派手な下着を着けてきているみたいだが、一体どう言うつもりなんだ?」



 セーラー服の裾を腕から引き抜いた矢先、一人の部員が不意に東剛から呼び止められていた。

 身に着けていたブラの柄をじっくりと見据えながら、とんでもない言葉を口走る……学校で派手な下着を穿いてくるなど校則違反だと言い張った上で、これから罰を受けるよう言い放つ。

 思春期を迎えたばかりの身には相応しくない下着を着用するなど、顧問としてあまりに見過ごせそうになかったのだ。



「や、やだっ! お願いだから見ないでください……きゃんっ!?」

グイッ。



 いきなり東剛から詰め寄られる事態に、松浦 好乃美はすっかり困り果ててしまう。

 すぐにでも体操シャツを着込むつもりでいたのに、下着の柄などを指摘されるなど思いもしなかった。

 とっさに身を縮めようとした途端、目の前に立ちはだかっていた東剛に迫られるまま、強引に両手を持ち上げられてしまう。

 はしたない格好など誰にも見られたくなかったのに、下着姿を取り繕うどころか、あまりに力強い東剛の腕を少しも払い除けられそうになかったのだ。



「勝手に暴れるな! まったく生意気としか言いようがないな。どうやらお前らがどんな下着を着ているのか確かめる必要があるみたいだな……とりあえずブルマを脱げ、今すぐにだ!」



 もがき続ける好乃美を取り押さえたまま、東剛はとんでもない申し出を始める。

 好乃美と同じように派手な下着を身に着けてないかを確かめたいので、何と下着検査を始めるよう切り出してきたのだ。

 すでにほとんどの部員達がセーラー服を脱ぎ去っていたので、体操シャツを着るのを止めて、一列に並ぶよう平然と言い放つ。



「そ、そんなぁ……あうぅっ!」

スルスルスルッ……



 東剛に命じられるまま、好乃美は部員達とともに校庭へ並ばせられてしまった。

 いつ運動部がやってくるかも分からない中、延々と下着姿を晒されるような状況など戸惑わずにいられない。

 すぐにでも身を取り繕わなければいけない反面、もし東剛から注意されても困るので、ひたすら姿勢を正していた矢先、東剛の手によって強引にブルマを下ろされてしまった。

 ブラだけでなくショーツまで暴かれてしまい、ますます落ち着きを失ってしまうのだ。



「おとなしくしろと言ってるのがまだ分からないのか! ……ふん、瀧川はちゃんと白いパンツを穿いているみたいだな? これが良い見本だ、お前達も良く見ておけ」



 恥じらう部員達をよそに、東剛は夢中になって下着検査を執り行っていた。

 風紀を正すためだと言い張った上で、紺色のブルマから姿を見せたショーツを思い思いに覗き込む。

 ブルマを膝まで下ろした途端、次々と顔を赤くする様子をつい目で追わずにいられない。

 ついには上下を純白で合わせている彩羽の下着姿を引き合いにして、見本にするよう平然と触れ回るのだ。



「おい、あっちを見てみろよ。何か面白いことになってるぞ?」

「いくら何でも校庭の中で、下着姿にさせられちゃってるなんてな……」

「さすがに悪いかなって思うけど、やっぱり見ずにいられないよなぁ?」



 東剛が取り仕切るまま身体検査が繰り広げられる中、不意に誰かが言葉を投げ掛ける。

 走り込みの途中に何気なく校庭の片隅を振り向いた途端、女子バレー部員達が次々と下着姿をさらけ出す様子が目に飛び込んできたのだ。

 白や水色やレモン色などの、様々な下着姿を目の当たりにさせられて、つい注目せずにいられない。



「や、やだっ! お願いだから見ないでってば……あうぅっ!?」

モジモジモジッ。



 不意に遠くから聞こえてきた男子達の声に気づいて、好乃美は思わずうろたえてしまう。

 延々と下着検査が繰り広げられる中、はしたない格好を誰かに見られてしまうなどあり得ない事態だった。

 段々と遠くから近づいてくる彼らの視線を恥じらうあまり、つい身を縮めずにいられない。

 たとえ東剛に睨まれても、下着姿を取り繕うだけで精一杯だったのだ。



「松浦、いい加減にしろ! もし今度動いたら、ただじゃ済まさないからな!」



 身を縮ませている好乃美へと、東剛が容赦なく注意をぶつける。

 ただでさえ校則違反を犯しているだけでも許せないのに、下着検査の途中で勝手に身動きを取るなどあまりに見過ごせそうになかった。

 しっかりと姿勢を正すよう言い放つ間も、派手な下着姿をじっくりと見据えてくるのだ。



「ご、ごめんなさい……くうぅっ!?」

フルフルフルッ。



 東剛から浴びせられる視線に、好乃美はすっかり困り果ててしまう。

 はしたない格好など、男子達の集団にこれ以上見られたくなかったのに、両脚を揃えた姿勢を無理にでも続けなければいけなかったのだ。

 背筋をしっかりと伸ばした後も、つい周囲の様子を窺わずにいられない。

 少しも取り繕えそうにない中、はしたない格好を延々と晒し続ける状況をいつまで耐え続けなければいけないのか、考えるだけで憂鬱でたまらないのだ……



      *      *      *      *      *      *



「……どうやら校則違反を犯しているのは、松浦一人だけみたいだな。学校に派手な下着なんて穿いてくるのがどれだけ身の程知らずな行為なのか、お前達にもたっぷり見せてやる!」



 下着検査をやり通した後、東剛はさらなる行為を繰り広げていた。

 好乃美の手首を掴んだまま、周りにいる部員達を相手に演説を始める……もし派手な下着を穿いてきたらどんな目に遭うか思い知るよう言い張った上で、これから好乃美に制裁を下すつもりでいた。

 これから好乃美をどんな状況に追い込んでしまおうか、色々と考えを巡らせるだけで興奮がひとりでに湧き上がってくるのだ。



「お、お願いだから離してください……ひぃっ!?」

フラフラフラッ……



 いきなり東剛から仕向けられた行為のせいで、好乃美は落ち着きを失ってしまう。

 東剛に引き連れられるまま、強引に校舎裏へと向かわされていたのだ。

 すでにブルマを穿き戻していた部員達と違い、未だにはしたない格好にさせられている状態を気にせずにいられない。

 ただでさえ恥ずかしい思いをさせられているのに、これから東剛の手によってどんな目に遭わされてしまうか、つい気を取られずにいられない。



「松浦、おとなしくするんだ。往生際が悪いと思わないのか? 校則違反を犯した人間に、たっぷりと罰を与えてやる……!」



 なかなか歩こうとしない好乃美を、東剛は強引に引っ張り回していた。

 金網の前まで立たせた後、好乃美への罰をすぐにでも与えてしまおうと押し迫る。

 未だに身を捩じらせながら嫌がっている素振りを指摘した上で、たっぷりとお仕置きするつもりでいたのだ。



「い、嫌だって言ってるのに……きゃんっ!?」

スルスルスルッ。



 金網に押しつけられた途端、好乃美はとんでもない格好にさせられてしまう。

 ショーツの裾を掴まれるまま、足元まで一気に引きずり下ろされていたのだ……まさか下着姿だけでなく、大事な部分まで晒されてしまうなど考えられない事態だった。

 必死の思いで拒みたいあまりに、つい悲鳴を撒き散らさずにいられない。

 さらけ出した股間をすぐにでも隠さなければいけないのに、下ろされたショーツを引き上げるどころか、東剛の太い腕を少しも振り解けそうになかったのだ。



シュルシュルシュルッ、グイッ。

「さて、準備はこんなもんで十分か……それにしてもこんな派手な下着を穿いてくるなんて、一体どう言う神経してるんだろうな?」



 身を捩らせる好乃美も構わず、東剛は着々とお仕置きの準備を推し進める。

 好乃美の両脚をしっかりと取り押さえたままショーツを足首から引き抜くと、あらかじめ用意していた紐で両手と両脚を縛り上げていたのだ。

 まだぬくもりの残っているショーツを広げたまま金網に引っ掛ける間も、好乃美の様子をじっくりと覗き込む。

 生意気にも縮れ毛を生やしている股間やお尻などをどれだけ人目に晒してしまうか、つい興味をそそられずにいられない。



「は、離してくださいっ! こんな格好、もし誰かに見られちゃったら……くうぅっ!?」

ミシミシミシッ。



 とんでもない状態に追いやられて、好乃美はさらに落ち着きを失ってしまう。

 はしたない部分を暴かれるだけでも考えられないのに、どんなに手足を動かそうとしても、肌に食い込んでいる紐を少しも取り外せそうになかったのだ。

 目の前に立ちはだかっている東剛に、つい文句をこぼさずにいられない。

 いくらお仕置きだと言われても、下半身を丸出しにさせられるまま身動きまで封じられるなど、あまりに気持ちが堪えられそうになかったのだ。



「松浦……誰かに見られて恥ずかしくなるようなものを、お前はずっと穿き続けていたんだ。どれだけ悪いことをしているのか分かってないのか? ちゃんと反省できるまで、ずっとその格好で待っていろ。いいな!」



 無駄なあがきを続けている好乃美へと、東剛はおかしな申し出を始める。

 校則の大切さを身体で覚えるため、練習が終わるまで下半身丸出しのまま立っているよう言い放つ。

 未熟者にもかかわらず、学校に派手な下着を穿いてしまうような振る舞いを無理にでも正すつもりでいたのだ。

 お仕置きの準備もしっかりと整った後、部員達に練習をさせるため好乃美の傍から立ち去ってしまう。



フルフルフルッ……

(どうしよう。こんな恥ずかしい格好、もし誰かに見られちゃったら大変なのに……!?)



 段々と遠ざかる東剛の姿を見つめながら、好乃美は不安な気持ちへと苛まれてしまう。

 いくら校則違反だと言われても、まさかショーツを脱がされる羽目になるなど、あまりに考えられない仕打ちだった。

 はしたない格好にさせられたまま後ろ手に縛り上げられて、大事な部分を少しも取り繕えそうになかったのだ。

 いつ誰かが校舎裏にやってきて、大事な部分を見られるかも分からない中、いつまでお仕置きを受け続けなければいけないのかと思い悩まずにいられない。



「うわぁ……こっちに来てみろよ。さっきよりスゴいことになってるぞ?」

「あんな格好のまま立たされちゃって。もしかして何かお仕置きでもさせられちゃってるんじゃないか?」

「どうしようかな、もし先生に見つかったら怒られちゃうかもしれないけど……もっと近くで見てみたくなっちゃった?」



 困り果てている好乃美の元へ、不意に誰かがやってくる。

 校庭で練習をしていた男子の集団が校舎裏を通りがかった矢先、金網に括りつけられている好乃美を見かけて、いきなり距離を詰めてきたのだ。

 丸出しになった下半身や、傍に掛けてあるショーツを見つめたまま、なかなか視線を遠ざけられそうになかった。

 どうやらお仕置きを受けている最中らしく、この場から少しも動けそうにないようなので、異性の大切な部分をじっくりと鑑賞するつもりでいたのだ。



「や、やだっ! お願いだから見ないでってば……!?」

ヒクヒクヒクッ……



 思い思いに下半身を覗き込んでくる男子達の視線に、好乃美はますます慌ててしまう。

 ずっと恐れていた状況を、こんなに早く迎えてしまうなど思いもしなかった。

 彼らの視線を嫌がるあまり必死の思いで文句を撒き散らしているのに、視線を逸らすどころか、わざわざ身を乗り出してまでさらけ出した部分を拝もうとするのだ。

 いやらしい男子達の視線を思い知らされるたびに、つい身を捩らせずにいられない。



「どうしたんだ、お前達……ふふん、さては松浦のことが気になるんだな? そんな遠くじゃはっきり分からないだろ。松浦に触ったり紐を外したりしなければいくら覗いても構わないから、もっと近くまで来てみたらどうだ?」



 好乃美と男子達が揉め合っていると、不意に東剛が割り込んでくる。

 お仕置きの最中なのに泣き叫んでいる好乃美を注意しようと思っていた矢先、どうやら男子達に絡まれているようだと気づいて、とんでもない発言を始める……もし気になるなら、好乃美の下半身を好きなだけ見ても構わないとまで言い放つ。

 たとえ未熟者とは言え、異性の大事な部分を拝める機会を逃したくない気持ちを重々理解した上で、好奇心旺盛な彼らの欲求を満たしてやるつもりでいたのだ。



「せ、先生。本当にいいんですか?」

「そこまで言ってもらえるなら……もっと近くで見ちゃっても平気なんですよね?」

「うわぁ……生で見せてもらうの初めてだから、もう興奮しちゃってたまらないかも?」



 思いがけない東剛の申し出に、男子達はすっかり舞い上がってしまう。

 自分達の行動など、本来なら咎められてしまうかも分からなかったのに、まさか東剛から許しを得られるなどあまりに意外だった。

 好乃美の大切な部分を思う存分覗けると思うだけで、つい興奮せずにいられない。



「い、嫌っ! どうして離れてくれないのよ……あうぅっ!?」

ブルブルブルッ……



 あまりに考えられない東剛の発言に、好乃美は思わず耳を疑ってしまう。

 ただでさえ恥ずかしくてたまらないのに、東剛が少しも自分を庇おうとしない素振りなど、あまりに気持ちが受け入れられそうになかった。

 ますます調子づいて大事な部分を覗こうとする、男子達のいやらしい視線を意識せずにいられない。

 何としても男子達を追い払わないといけないのに、少しも彼らを追い払えないどころか、いきなり降り掛かってきた別の事態にも悩まされてしまう。



ゾクゾクゾクッ……

(どうしてなの……男子達に見られてるだけでも大変なのに、いきなりオシッコしたくなってきちゃうなんて!?)



 ひとりでに押し寄せてきた感覚に、好乃美はあっけなく気を取られてしまう。

 下半身をさらけ出したまま屋外で過ごし続けるうちに、気づいたら尿意を催し始めていたのだ。

 続々と押し寄せる肌寒さのせいで、ひとりでに全身が震え上がってしまう。

 ただでさえ恥ずかしい格好にさせられているのに、どうして下半身の欲求まで襲い掛かってくるのか、つい困惑せずにいられない……



「も、もうお願いだから。離れてって言ってるのに、どうして聞いてくれないの……くうぅっ!」

カクカクカクッ……



 おかしな身震いを引き起こしながら、好乃美は思わず泣きごとを洩らしてしまう。

 さらけ出している下半身を取り繕うどころか、着々と勢いを増す尿意を堪えるのも精一杯だった。

 しっかりと両脚を閉ざしたまま腰をくねらせる間も、つい焦らずにいられない……下手をすれば生理的欲求に屈するまま、男子達のいる前ではしたない瞬間をさらけ出してしまうかも分からない。

 少しでも我慢を続けたいのに、足踏みすら許してくれない足首の紐が恨めしくてたまらなかった。

 人前で恥をかかないよう、下半身に押し寄せる感覚を必死の思いで堪えている間も、どうすれば窮地から抜け出せるのか少しも思いつきそうにないのだ。



「あれ、見てみろよ。いきなり震え出してるみたいだけど……」

「一体どうしたんだろうな……もしかしたら、オシッコでも我慢しちゃってるんじゃない?」

「こんな格好のまま縛られて、ずっと立たされちゃってるみたいだもんな……あとどれくらいで持たなくなっちゃうんだろ?」



 好乃美のおかしな行動に、男子達はますます注目させられる。

 両脚を紐で縛られているはずなのに、何度も腰をくねらせながら艶めかしい仕草を見せつけていたのだ。

 落ち着かない素振りから、どうやら尿意を催してしまったらしいと気づいて、つい身を乗り出さずにいられない。

 もしかしたら排尿の瞬間に立ち会えるかもしれないと気づいて、両膝を僅かに曲げ伸ばしする仕草を夢中になって覗き込んでくるのだ。



「も、もうお願いだから。そんな近くに来ないでってば……あうぅっ!?」

ピクピクピクンッ……チョロチョロチョロッ、ピチャピチャピチャッ。



 さらに近づいてくる男子達を少しも追い払えないまま、好乃美はとんでもない瞬間を迎えてしまう。

 腰を何度も捩らせるうちに大事な部分がひとりでに緩んで、体内に溜まっていたオシッコを漏らし始めてしまったのだ……太股の内側を這い回ってくる、生温かい液体による感触をありありと痛感させられる。

 ずっと我慢し続けていたはずなのに、どうして下半身が持たなくなってしまったのか、つい思い悩まずにいられない。

 少しでも下半身を引き締めようと、しっかりと両脚を閉ざしているはずなのに、大事な部分がひとりでに疼くのに合わせて次々とオシッコを垂れ流してしまうのだ。



ショワショワショワッ、ジョボジョボジョボッ。

(男子達だっている前なのに。どうして急にオシッコが出てきちゃってるのよ……!?)



 少しも止められないオシッコの勢いに、好乃美は思わず言葉を失ってしまう。

 尿意に屈するまま男子達の前で排尿をしでかすなど、あまりに気持ちが受け入れられそうになかった。

 股間から生温かい液体が続々と溢れ出してきて、重ね合わせた両脚の間を伝ううちに着々と下半身を濡らし尽くすたびに、自分自身の惨めさをありありと思い知らされる。

 肌寒かった部分が段々と暖められていくのと引き替えに、どれだけ恥ずかしい格好を人前に晒してしまったのかを意識させられて、あまりに情けなくてたまらなかった。

 太股だけでなく膝の辺りにも押し寄せてきたオシッコを、目の前にいる彼らにどう見られているのか気になる反面、少しも男子達の様子を窺えそうにないのだ……



シュルシュルシュルッ、パタパタパタッ。

「うわぁ……ついにオシッコまで漏らしちゃったみたいだぞ?」

「あ~あ、靴下までこんなに濡れちゃって。よっぽど我慢してたみたいだな」

「まさか練習中に、こんなAVみたいなもんを拝ませてもらえるなんて思わなかったな……」



 好乃美が失禁を繰り広げる様子を、男子達はますます夢中になって覗き込む。

 さっきまでわめき散らしていたはずなのに、段々とか細い声に変わり果てたかと思えば、代わりにおかしな水音が聞こえてきたのだ……下半身の様子を覗き込むと、大事な部分から薄黄色い液体を次々と零して、太股の内側を駆け巡っていたのだ。

 鼻をくすぐるようなニオイから、どうやらオシッコを漏らしてしまったらしいと気づいて、つい囃し立てずにいられない。

 まさか金網に縛り上げられているうちに尿意を催すまま、排尿の瞬間まで見せつけてくれるなど思いもしなかった。

 股間から次々と溢れ出したオシッコが重ね合わせた両膝の隙間から垂れ落ちてきて、地面に叩きつけられるまま足元に水溜まりを広げる様子をじっくりと鑑賞していたのだ。

 波打つ水面から漂ってくる、鼻をくすぐるようなニオイをわざとらしく好乃美の前で吸い込んでみせる。

 普段なら決して見られないような瞬間を、まさか学校の中で拝ませてもらえるなど思いもしなかったのだ。



「あ、あうぅっ……こんな格好なんて、もう勝手に見ないでってばぁ!」

ワナワナワナッ、ジトジトジトッ。



 男子達から思い思いに向けられる視線に、好乃美はさらに弱り果ててしまう。

 異性の前で股間をさらけ出しているだけでも恥ずかしくてたまらないのに、どうして尿意に屈するまま失禁まで引き起こしてしまったのか、どんなに考えても納得できそうになかった。

 恐る恐る彼らに文句をぶつけても離れるどころか、いやらしい視線を続々と浴びせられてしまう。

 人前で粗相をしでかしてしまった事実に茫然としている間も、大切な部分がひとりでに疼き出すまま、排尿の勢いを少しも止められそうにないのだ……

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