「白濁少女少年」第6話をお送りします。
ブログで発表するのはこれで最後です…

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『白濁少女少年』完成しました。全18話ありますので、もし気になったらお読み下さい。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……あはぁんっ」

ネチョネチョネチョッ、ヒクヒクヒクッ……



 ベッドに寄りかかったまま、柚季は息を切らしてしまう。

 幾度となく射精を繰り返すうちに、体内に溜まっていた精液をついに出し尽くしてしまったのだ。

 呼吸を整えている間も、つい喘がずにいられない。

 お腹の当たりに飛び散った精液の匂いを嗅ぎながら、快感の余韻へと浸っていたのだ。



フルフルフルッ、トロトロォッ……

(あんなにずっと指を咥えていたはずなのに、もうお尻の穴が緩んじゃってる。それにオチンチンも、こんなに小さくなっちゃって……)



 だらしなく投げ出している柚季の下半身を、瑠紅はじっくりと覗き込む。

 すっかり縮み上がった逸物や、周囲に飛び散った精液の様子に思わず視線を奪われてしまう。

 どうやら尻穴をほじくられて相当気持ち良かったのか、吐息まで洩らしてくるのだ。



「あ、あともう少しで……んんっ!」

ヌチュチュッ。



 満足げな柚季の様子をよそに、瑠紅は指先へと意識を向ける。

 射精を果たしたおかげか、ずっと根元を締め付けていた肛門も緩んできたので、ずっと入れっ放しにしていた指を引き抜くつもりでいたのだ。

 指先を動かすたびに、粘ついた液体がしつこく絡みついてくる。



「い、イヤぁんっ……はぐぅんっ!?」

ピクピクピクンッ!



 いきなり尻穴に押し寄せてきた刺激に、柚季はあっけなく悶えてしまう。

 やっと射精し終えたばかりなのに、またしても肛門を弄られる羽目になるなど思いもしなかった。

 腸壁を撫で回される感覚に、つい喘がずにいられない。

 気づいたら背筋を仰け反らせたまま、おかしな声を洩らしてしまうのだ。



トロトロトロォッ……

(うわぁ、こんなに指が濡れちゃって。さすがに奥まで弄り過ぎちゃったかな? それにしても、柚季ってば、こんなに沢山精液なんて出しちゃって……こんなにいやらしかったなんて、本当に思わなかったんだから?)



 柚季の尻穴から手を遠ざけた後、瑠紅は指先の様子を眺めていた。

 表面が何故か濡れ光っていて、指の先端に糸まで引いていたのだ……肛門に潜り込ませていた指の状態に、つい気を取られずにいられない。

 指先に絡みつく腸液を拭っている間も、なかなか柚季から視線を離せそうになかった。

 何度も体内をかき回したせいか、だらしなく下半身を投げ出したまま吐息まで洩らしていたのだ……



「……きゃんっ!?」

ギュッ。



 後始末へと取り掛かっていた矢先、柚季はあっけなくひるんでしまう。

 指に絡みついた液体を拭う途中だったのに、いきなり保健教師に抱きつかれてしまったのだ。

 思い掛けない保健教師の行動に、つい驚かずにいられない。



「永峰くんをたっぷり可愛がった後だし、今度は豊科さんのお相手をしなくっちゃ?」



 戸惑う瑠紅をよそに、保健教師は平然と絡んでくる。

 柚季が見事な射精を繰り広げてくれたので、次は瑠紅を弄ぶつもりでいたのだ。

 しっかりと腰を引き寄せる間も、つい下半身に注目せずにいられない。



「そ、そんなぁ。お願いだから離してください……ひうぅんっ!?」

クリュクリュッ。



 保健教師のいやらしい手つきを少しも振り解けないうちに、瑠紅はさらなる事態へと陥ってしまう。

 いきなり手を伸ばしてきたかと思えば、スカート越しに下半身を探られていたのだ。

 股間の辺りへと迫ってくるのに気づいて、つい焦らずにいられない。

 少しも保健教師の傍から逃げられないうちに、はしたない部分を思いっ切り掴まれてしまったのだ。



「ふふっ、今さら誤魔化そうとしたって無駄なんだから……永峰のはしたない格好を見ているうちに、こんなにオチンチンを大きくしちゃってるなんてね?」



 恥じらってばかりいる瑠紅へと、保健教師はさらに言葉を続ける。

 どうやら瑠紅の下半身を弄り回すのに夢中になるあまり、勃起を引き起こしてしまったらしい……スカートの生地越しに伝わってくる、しっかりとした堅さについ胸を弾ませずにいられない。

 見た目こそ女の子そのものなのに、男性のような逞しい部分をしっかりと探りながら、どんな理由でいやらしい気分になってしまったのか明かすよう迫ってくる。



「だ、だって……柚季ってば、ちょっとお尻をかき回してあげただけなのに。こんなに嬉しそうにしちゃってるんだもん……あふぅんっ」

モジモジモジッ。



 保健教師の質問に戸惑いながら、瑠紅はとんでもない告白を口にする。

 柚季の尻穴を弄り回すうちに、おかしな興奮に苛まれてしまったと洩らしていたのだ。

 はしたない事実を打ち明けた後も、つい顔を火照らせずにいられない。

 胸の奥底に秘めていた思いを見抜かれて、すっかり観念させられていたのだ。



クニュッ、クニュッ、ギュムッ。

(やだ、先生ってば……ずっとオチンチンを触りっ放しで、今度は私におかしな悪戯してきちゃうつもりなの?)



 激しい恥じらいに苛まれる中、瑠紅は決して保健教師から離れられそうになかった。

 しっかりと盛り上がった部分をスカート越しに撫で回されるたびに、たまらない快感が押し寄せてくる。

 どんなに取り繕おうとしても、はしたない感情をどうしても誤魔化せそうになかった。

 そっと下半身を預けている間も大事な部分を握り締められたまま、これから保健教師にどんな行為を仕向けられてしまうのか、言い表しようのない期待と不安が沸々と湧き上がってくる……



「ねぇ、豊科さん。ちょっとお願いがあるの……オチンチンに溜まってるもの、永峰くんにたっぷり浴びせてあげてもらえないかな? 私も手伝ってあげるから、もう少しだけ協力してもらいたいの……」



 ずっと俯いている瑠紅へと、保健教師はおかしな行為を持ち掛ける。

 勃起してしまうほど柚季に欲情しているようなので、いやらしい気持ちを直に本人へぶつけるよう誘い出す。

 しっかりと張り詰めている部分から、どれだけ精液が飛び出してくるのかと期待せずにいられない。



「そ、そんな。急にそんなこと言われたって……はうぅんっ!?」

スルスルスルッ、プルンッ。



 保健教師の思わぬ誘いに、瑠紅は思わずひるんでしまう。

 いくら柚季にいやらしい気持ちを募らせていても、まさか本人のいる前で自慰行為など到底出来そうになかった。

 返事を迷っていた矢先、つい悲鳴を洩らさずにいられない。

 気づいたら保健教師に絡まれるままスカートとショーツを脱がされて、下半身を丸出しにさせられてしまったのだ。



「もう、豊科さんってば。今さら恥ずかしがっちゃうつもりなの? どんなに嫌がっても、このままじゃ豊科さんも満足できないはずでしょう……?」



 ためらってばかりいる瑠紅を、保健教師は平然と説き伏せる。

 お腹の方まで届きそうなほど起き上がっている逸物を取り繕うのも大変なはずだと踏まえた上で、何としてもこの場で興奮を静めるよう言い放つ。

 視線を泳がせている一方、膨らみ切った部分を左右に震わせている様子につい興味をそそられずにいられない。



「わ、分かりました。これで大丈夫ですか……んふぅっ!」

モジモジモジッ。



 保健教師に言われる形で、瑠紅はとんでもない行為を繰り広げてしまう。

 下半身をさらけ出したまま、恐る恐るベッドに乗りかかっていたのだ。

 柚季の両脚を跨いでいる間も、つい息を飲まずにいられない。

 いつ本人に気づかれてしまうかも分からない中、柚季をじっと見下ろしたまま少しも離れられなくなっていたのだ。



(先生に見られて恥ずかしいけど……大体、こんなエッチな格好なんて見せてくる柚季が悪いんだからね?)



 未だに不安でたまらない中、瑠紅は別の感情へと傾きかけていた。

 保健教師に言われたとおりに、柚季の前で自慰行為を繰り広げてしまいたい……目の前へと差し出された下半身を見つめるうちに、いやらしい気分が自然と昂ぶってくる。

 粘ついた液体をたっぷり張りつかせている下半身や縮み上がったままお腹に転がっている逸物、まるで何かを追い求めているかのように蠢いている尻穴に目を凝らしているうちに、ひとりでに逸物が脈打ってくるのだ……



「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!」

シュコッ、シュコッ、シュコッ……







 全身の火照りに任せて、瑠紅は自慰行為を繰り広げていた。

 柚季の姿をじっと見つめたまま逸物を握り締めて、胴体部分をしっかりとしごき回す。

 なるべく声が洩れないよう気を配っていたつもりなのに、つい喘がずにいられない。

 まだ覚えたての行為なのに、指先が敏感な部分にしっかりと食い込んでくるのだ。



「あ、あの……先生? 今度は一体、何をするつもりなんですか……!?」



 ベッドに横たわったまま、柚季は恐る恐る言葉を洩らす。

 激しい射精を引き起こした後も、誰かの気配を肌で感じ取っていたのだ……ベッドが軋む様子に気づいて、つい質問せずにいられない。

 どんなに周囲を振り返っても、視界を塞がれているせいで少しも状況を確かめられそうにないのだ。



(柚季のこんなにいやらしい顔……見ているだけでドキドキしてきちゃう!?)

トクンッ、トクンッ、トクンッ……



 柚季の表情をじっくりと見つめたまま、瑠紅はますます感情を昂ぶらせてしまう。

 何度も息を弾ませながら頬を赤くする様子など、目にするだけで興奮せずにいられない。

 おかしな感情に掻き立てられたせいか、はしたない部分がさらに跳ね上がってくる。

 周囲に漂ってくる青臭い匂いを嗅いでいるうちに、下半身に溜まっている代物を思いっ切りぶち撒けてしまいたい衝動に駆られてしまうのだ……



「ふぅっ、ふぅっ、ふぅっ……も、もうダメぇっ!?」

ビクビクビュクンッ、ブビュルビュルッ!







 激しい感情の昂ぶりに任せて、瑠紅はとんでもない行為を引き起こしてしまう。

 夢中になって逸物をしごき続けるうちに、あっけなく絶頂を迎えてしまったのだ……全身が一気に火照ってくるのに合わせて、逸物の先端から続々と熱いものが噴き出してくる。

 ひとりでに背筋が反り返ったまま、つい喘がずにいられない。

 激しい勢いで射精を繰り広げる間も、柚季のお腹へしっかりと逸物の先端を差し向けていたのだ。



ビチビチビチィッ、ヌヂョヂョッ!

「きゃ、きゃはぁんっ……!」







 いきなり身体押しつけられた代物に、柚季は驚かずにいられなかった。

 大音量に交ざって誰かが声を上げたかと思えば、お腹の辺りに粘ついた液体が降り注いできたのだ。

 生温かい感触が広がるたびに、つい悲鳴を洩らさずにいられない。

 気づいたらお腹だけでなく、胸や顔の方にも飛沫が飛び散ってくるのだ。



「あ、あふぅっ……」

ピクピクピクッ、ゾクゾクゾクッ……



 悶絶する様子も構わず、瑠紅は夢中になって柚季へと精液を押しつけていた。

 ずっと握り締めていた部分を何度も振り回しながら射精を繰り返すうちに、何とか興奮を静めることが出来たのだ。

 そっと吐息を洩らしたまま、つい腰をくねらせずにいられない。

 自慰行為をやり遂げた後もベッドに膝をついたまま、快感の余韻に浸っていたのだ。



ネチョネチョネチョッ、トロトロォッ……

(うわぁ……柚季の精液と混ざっちゃって、こんなに広がっちゃってる。さすがにこのままじゃ、柚季に気づかれちゃうかも……)



 呼吸を整えながら、瑠紅はそっと柚季の下半身を覗き込む。

 いやらしい感情に任せて射精を繰り広げるうちに、とんでもない格好が出来上がっていたのだ……先ほど柚季が振り撒いた分に合わせて、出したばかりの精液が上半身に絡みついていたのだ。

 どれだけいやらしい感情に駆られてしまったのか、否応なく痛感させられる。

 自ら引き起こした事態に戸惑う間も、柔らかくなった部分からは未だに粘ついた液体が垂れ落ちてくるのだ……



「あ、ありがとう……えへへ。こんなに沢山、精液を掛けてもらえるなんて。ボク、またドキドキしてきちゃってるかも……」

モジモジモジッ。



 戸惑っている瑠紅をよそに、柚季は思い掛けない言葉を投げ掛ける。

 逸物や尻穴を弄ってもらえるだけでなく、まさか相手から精液まで浴びせてもらえるなど思いもしなかった。

 お腹や胸の辺りにこびりつく精液を意識するだけで、ひとりでに顔が火照ってくる。

 ベッドに寝そべった格好のまま、目の前にいる相手へと向けてお礼まで告げていたのだ。



(柚季ってば、まだ本当に私だって気づいてないの? それなら、こんなことしちゃっても平気なはずだよね……?)



 思わぬ拍子に柚季から投げ掛けられた言葉に、瑠紅は思わず意識を吸い寄せられる。

 おかしな代物などを押しつけてしまったはずなのに、まさか柚季がお礼まで言ってくるなどあまりに予想外だった。

 興奮もしっかりと収めたばかりなのに、柚季の言葉に自然と気持ちをそそられてしまう。

 どうやって柚季に触れ合ってしまおうかと考え込むうちに、おかしな衝動が続々と湧き上がってくる……



「……きゃんっ!?」

チュッ。



 突然頬に押しつけられた感触に、柚季は思わずうろたえてしまう。

 ベッドから相手が離れたかと思えば、いきなり口づけを交わしてきたのだ。

 柔らかい唇の感触に、つい驚かずにいられない。



(もう、柚季ってば。まだ私だって気づいてないみたいから良いけど。私だって本当は照れくさくてたまらないんだから? でも柚季と一緒にこんなこと出来るチャンスもなかなかないし、たっぷり可愛がってあげなくっちゃ……?)



 戸惑っている柚季の様子をじっくりと見つめながら、瑠紅は胸をときめかせていた。

 気持ちの昂ぶりに任せて、思い切って柚季と唇を交わしていたのだ……さっき触れたばかりの部分が、段々とくすぐったくなってきてたまらない。

 柚季から遠ざかった後も、全身が段々と熱くなってくる。

 恋人同士が執り行うような行為を通して、どれだけ柚季に夢中にさせられていたのかを改めて痛感させられていたのだ……



「さて、そろそろこんな時間だし。お開きとしましょうか……あなたはこっちで着替えててね?」

「わ、分かりました……」

モゾモゾモゾッ。



 熱い視線を送っている瑠紅に、保健教師がさりげなく言葉を交わす。

 このままだと瑠紅の存在を柚季に気づかれかねないような勢いだったので、すぐに二人を帰らせるつもりでいたのだ。

 瑠紅も保健教師に返事を返しながら、そそくさと後始末に取り掛かる。

 別のベッドに案内されたまま着替えている間も、先ほど繰り広げていた行為を振り返るだけで照れくさくてたまらない。



シュルシュルッ。

「……あ、あれ? 先生、あの子はどこに行っちゃったんですか?」



 瑠紅が身支度を済ませている間、柚季もやっとの思いでベッドから開放してもらうことが出来た。

 手足を縛りつけていた紐を解いてもらい、目隠しやヘッドホンを取り外してもらった後もつい周囲を振り返らずにいられない……つい先ほどまで傍にいたはずの相手が、どこにも見当たりそうになかったのだ。

 傍にいた保健教師に相手の行方を尋ねる間も、つい頭を捻らずにいられない。




「もう、永峰くんってば。そんなに慌てないの。あの子、結構恥ずかしがり屋なんだから引き止めちゃ可哀想じゃない……でも今日はキスまでしてもらえたみた
いだし、良かったじゃない? そんなにあの子の精液が嬉しくてたまらないなら、今日はそのままの格好で帰ってみる?」



 落ち着きを失っている柚季に、保健教師はそっと返事を返す。

 恥ずかしがっている相手を無理に引き止めても可哀想なので、すぐに帰り支度を済ませるよう口にする。

 ずっと預かっていた制服や下着を手渡しながら、おかしな行為を迫り出す……もし新しい子が恋しいなら、精液まみれの格好で制服を着るよう言い放つ。

 互いにいやらしい気持ちをぶつけ合った後も、さらに柚季を弄ぶつもりでいたのだ。



「は、はい。このまま着ちゃえばいいんですよね……んふぅっ」

ヌチュヌチュヌチュッ。



 保健教師に命じられるまま、柚季はそそくさと準備に取り掛かる。

 身体中にこびりついている精液も構わず、そのまま制服を着込んでいたのだ……ショーツやブラを装着した後、上から学ランで覆い隠す間も身を捩らせずにいられない。

 ほんの少し身体を動かすだけで、粘ついた液体がしつこく絡みついてくる。

 制服の内側から漂ってくる匂いを嗅ぐだけで、ひとりでに全身が火照ってしまうのだ。



「……あと少しで永峰くんも着替え終わっちゃうみたいだから、そろそろ出た方がいいかもしれないわね?」



 柚季が身支度に取り掛かっている隙に、保健教師はこっそりと瑠紅に言葉を交わす。

 まだ着替えに手間取っているようなので、先に帰るよう口にする。

 たとえずっと愛し合っていても、まだ顔を合わせるには時期尚早だと考えていたのだ。



「も、もうですか!? わ、分かりました。それじゃ先生、さようなら……」

ヨタヨタヨタッ。



 保健教師に言われるまま、瑠紅はそそくさと保健室を後にする。

 いやらしい行為を繰り広げていた相手の正体を、まだ自分だと名乗り出られそうになかった……下半身に逸物を抱えていたことや、柚季のはしたない性癖を覗き見てしまった事実を何としても伏せておきたかったのだ。

 廊下へ飛び出す間も、つい焦らずにいられない。

 ベッドで着替えている柚季がいつ追いついてくるかも分からない中、出来るだけ保健室から離れなければいけなかったのだ。



(柚季ってば、まだ出てこないのかな? もしかして先生に言われたとおりに、本当に精液をつけたまま帰っちゃうつもりなの……?)



 何とか保健室から立ち去った後、瑠紅は階段の片隅に身を潜めていた。

 これから姿を見せるはずの柚季を、こっそりと待ち構えるつもりでいたのだ。

 保健室の方をじっと覗き込んでいる間も、柚季がどんな表情を浮かべているのか気になってたまらない。



「し、失礼しました」

ガチャンッ。



 廊下をずっと見張っているうちに、柚季がついに保健室のドアから飛び出してきた。

 恐る恐る保健教師に挨拶を交わす間も、つい慌てずにいられない。

 保健室から遠ざかる間も、何故かぎこちない素振りを取ってしまうのだ。



「はっ、はっ、はっ……あふぅんっ」

フラフラフラッ……



 下駄箱へ向かっている間も、柚季はたどたどしい足取りを取ってしまう。

 制服の内側に出来上がっている状況に、つい気を取られずにいられなかった……脚を持ち上げるたびに、粘ついた感触が続々と押し寄せてくる。

 おかしな素振りを誰かに見られないよう、縮み上がったまま何度も周囲を振り返ってしまうのだ。



モワッ……

(うわぁ、すっごい匂い……やっぱり私の分も混ざってるんだよね。たっぷりオチンチンを弄ったばかりなのに、またエッチな気分になっちゃうかも……?)



 柚季の後をこっそり追い掛けているうちに、瑠紅はある事実に気づかされる。

 物静かな廊下に、鼻を突くような匂いが自然と漂ってきたのだ……つい数分前に嗅いだばかりの、精液の匂い以外に考えられそうになかった。

 どうやら制服を着込んだ上からでも、柚季の身体にこびりついている精液が溢れ出しているらしい。

 段々と遠ざかっていく柚季の背中を見つめているうちに、ひとりでに全身が火照ってしまうのだ……

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