「キャットファイトの皮を被った暴行汚辱惨敗!」ラウンド1-4をお送りします。
「ビンタを喰らわせる」の続きです…


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「ねぇ、ちょっと手を貸してもらえるかしら?」

 流煌を両脇からしっかりと取り押さえたまま、ヒポポタマスはコーナーに控えていた相方を呼びつける。
 思いっ切り鼻を吊り上げたままリングの上を行脚させた後、流煌を弄ぶのを手伝ってもらうつもりでいたのだ。
 相方が来るのを待ち構えながら、流煌を平然と突き出していく。
 未だに刃向かってくる小生意気な少女に、たっぷり身の程を分からせてやる魂胆でいたのだ。

「ちょっと待ってて……この小娘を痛めつけてやればいいんだね?」

 相方の合図に合わせて、もう一人が平然とリングに乗り込んでくる。
 流煌の前に立ちはだかったまま、じっくりと睨みを利かせていく。
 生意気そうな面構えを見ているだけで、つい期待せずにいられない。
 鼻の穴を晒す以上の屈辱を、たっぷりと味わってもらうつもりでいたのだ。

「や、やだ! これから何をするつもりなの……うぐぅっ!?」
バチイィンッ……!

 目の前に立ちはだかっているヒポポタマスに戸惑う間もなく、流煌は言葉を失ってしまう。
 いきなり手を振り上げてきたかと思えば、頬を思いっ切りビンタさせられていたのだ。
 巨大な平手が顔にぶつかった拍子に、つい茫然とせずにいられない。
 たった一発ビンタを喰らっただけなのに、脳髄が揺さぶられるほどの衝撃が一気に押し寄せてきたのだ。

ドクドクドクッ、ポタポタポタァッ……
(やだ……もしかして鼻血でも出しちゃってるの? たった一発、顔をビンタさせられただけなのに……!?)



 おかしな方向に仰け反っている顔を戻そうとした矢先、流煌はとんでもない事態に気づかされる。
 耐え難い痛みとともに、鼻の辺りから何故か熱いものが垂れ落ちてくるのだ……恐る恐る目を見開いた途端、とんでもない代物を目の当たりにさせられる。
 顔の辺りから零れてくる赤い液体など、どう考えても鼻血以外に考えられなかった。
 たった一発にもかかわらず、強烈な張り手にあっけなく屈してしまったのだ……

カンカンカーンッ!
「お、おうぅっ……」



 なかなか体勢を立て直せないうちに、耳元でゴングが鳴り響いてくる。
 まともな反撃すら出来ないまま、ついに1ラウンド目が終わってしまったのだ。
 背後にいるヒポポタマスが手を離した後もコーナーに引き返すどころか、当分は顔を持ち上げられそうになかった。
 ほんの数分間戦っているうちに、考えられないほどの痛手を負ってしまっていたのだ……
ラウンド2へ

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