「男の娘魔法少女メス堕ち化作戦」第4話をお送りします……


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コツッ、コツッ、コツッ……

(もしおかしな目に遭っちゃっても面倒だし、さっさとお家に帰らなくっちゃ……?)



 放課後になったので、姫斗は普段どおりに学校から帰っていく。

 見慣れた通学路を歩いている間も、つい背筋を張り詰めずにいられない。

 クィーン・リビドーに襲われて数日経った後も、なかなか思うように気分を切り替えられそうになかった。

 いやらしい行為を迫られた事実が、まだ頭の片隅にこびりついていたのだ……



「……きゃぁっ! お願いだから助けてぇっ!?」

「やだ、あなた一体何者なの……!?」

「残念ね。私と出会っちゃったのがいけないんだから。早速で悪いけど、私の餌食になりなさい……」



 公園の広場に差し掛かった途端、不意に誰かの悲鳴が耳元に飛び込んでくる。

 学校帰りの生徒達を餌食にしようと、クィーン・リビドーが立ちはだかっていたのだ。

 いきなり呼び止められた生徒達も、すぐに腰を抜かしてしまう。

 相手の物々しい雰囲気に、すっかり気圧されていたのだ。



(どうしよう、こんな所でクィーン・リビドーと遭っちゃうなんて! もしかしたらこの前みたいに、酷い目に遭わされちゃうかもしれないのに……!?)



 何故か公園にも出現しているクィーン・リビドーの姿に、姫斗も思わず目を疑ってしまう。

 学校から離れたはずなのに、ずっと恐れていた相手に出くわしてしまうなど考えられない事態だった。

 こっそりと広場の様子を窺っている間も、つい思い悩まずにいられない。

 もし相手に見つかってしまえば、どんな目に遭わされてしまうかも分からないのだ……



グニュルグニュルグニュルッ……

「見て、この子達もあなた達と遊びたがってるみたいなの……たっぷり相手をしてもらえるかしら」

「や、やだっ! 何て薄気味悪いものがどんどん生えて来ちゃってる!」

「どうしよう……このままじゃ私達、あれに襲われちゃうかもしれないよ!?」



 姫斗の存在にも気づかないまま、クィーン・リビドーは着々と準備を整えていく。

 地面から生え伸びている触手を見せびらかしながら、目の前にいる生徒達へ仕向けていたのだ。

 何度もうねり続ける触手を目の当たりにさせられて、生徒達も慌てずにいられない。

 必死に逃げ惑っているはずなのに、しつこく自分達を追い掛け回してくるのだ……



「乙女の願い、聞き届け給え……紅く煌くもぎたて果実、ベリー・ドロップただいま参上!」

シュイイイィィィン……



 今にも生徒達が餌食になってしまいそうだと気づいて、姫斗はためらいがちに変身を始める。

 物陰に潜むと、こっそりと呪文を呟く。

 全身が光り輝くと、ベリー・ドロップへと変身を遂げていく。

 襲われている生徒達を救い出そうと、広場に佇みながら名乗りを上げていたのだ。



バシンッ!

「お願いだから、さっさと離れなさいっ……! あなた達、今のうちに逃げて!」

「あ、ありがとう。ベリー・ドロップ……」

「ほら、邪魔しちゃうと悪いし。すぐここから離れましょう……?」



 生徒達を庇おうと、ベリー・ドロップはすぐに割り込んでいく。

 触手の先端にパンチを繰り出して追い払うと、すぐに逃げ去るよう生徒達へ口にする。

 突然現れたベリー・ドロップに驚きながら、生徒達はそそくさと広場から遠ざかっていく。

 窮地に陥っていた矢先に、まさか助けに来てくれるなど想像すらつかなかった。



「あら、ベリー・ドロップってば。また性懲りもなく私の邪魔をしに来たの? たっぷり返り討ちにしてあげなくっちゃ……!」



 いきなり現れたベリー・ドロップを相手に、クィーン・リビドーはすぐに文句をぶつける。

 学校帰りの生徒達をたっぷり可愛がるつもりでいたのに、寸前の所で邪魔させられるなど思いもしなかった。

 いつの間にか逃げ失せた生徒達も構わず、ベリー・ドロップをじっと睨みつけていく。

 計画を阻まれた分、たっぷりと報復するつもりでいたのだ。



「クィーン・リビドー! 今度こそ許さないんだから掛かってきなさい……くうぅっ!?」

ヒクヒクヒクッ。



 とっさに身構えている間も、ベリー・ドロップはすぐに身震いを引き起こしてしまう。

 目の前にいる相手と立ち向かわなければいけない中、一気に緊張が襲い掛かってきたのだ。

 相手の動向に気を配っている間も、つい縮み上がらずにいられない。

 ひとりでに脚が竦んでしまい、その場に立っているだけで精一杯だった。



(もしかしたら、またクィーン・リビドーに悪戯させられて、大事な秘密を暴かれちゃうかもしれないのに……!?)



 クィーン・リビドーの様子を窺っている間も、ベリー・ドロップは段々と別のことに気を取られてしまう。

 下半身の秘密を相手に知られた後、言い表しようのない気まずさに苛まれていたのだ。

 もし相手に打ち負かされてしまえば、どんな目に遭わされてしまうかも分からなかった。

 相手と立ち向かわなければいけない反面、あっけなく腰が引けてしまうのだ……



「……あら、ベリー・ドロップ。さっきから震えちゃってるみたいだけど、もしかして怖じ気づいちゃってるのかしら? それなら早速だけど、この子達の餌食になってしまいなさい!?」

ズリュズリュズリュッ!



 狼狽しているベリー・ドロップを相手に、クィーン・リビドーは平然と言葉を切り出す。

 まだ戦ってもいないのに、頬をこわばらせている様子などあまりに気になってたまらない。

 挑発的に合図を送ると、地面から次々と触手が這い出してくる。

 取り逃がした生徒達の代わりに、ベリー・ドロップを餌食にしてしまう魂胆でいたのだ。



「い、いきなり攻めてきちゃうなんて! 一体どう言うつもりなの……きゃんっ!?」

フワッ……



 突然迫ってきた触手の様子に、ベリー・ドロップはあっけなくひるんでしまう。

 まだ気持ちの準備も整っていないのに、気づいたらクィーン・ドロップが触手をけしかけてきたのだ。

 慌てて触手を避けようとする間も、つい戸惑わずにいられない。

 地面を飛び跳ねるたびに、ひとりでにスカートが捲れ上がってしまうのだ。



ギュムッ。

「お、お願いだから。それ以上持ち上がらないで……くうぅっ!」



 着地すると同時に、ベリー・ドロップは慌ててスカートを押さえ込む。

 スカートの中身を人目に晒したくないあまりに、なかなか思うように身動きが取れそうになかったのだ。

 その場に立ち尽くしたまま、すぐに両脚を重ね合わせてしまう。

 続々と近づいてくる触手だけでなく、下半身の様子にも神経をすり減らしていたのだ。



「ふふっ、ベリー・ドロップってば。随分慌てちゃってるみたいじゃない。そんなにスカートの中が気になっちゃってたまらないのかしら?」



 みるみるうちに動きが鈍っていくベリー・ドロップの様子に気づいて、クィーン・リビドーは平然と言葉をぶつける。

 どうやら下半身の秘密を取り繕いたいばかりに。少しも戦闘に集中できそうにないようなのだ。

 すぐに頬を赤くする様子など、つい興味をそそられずにいられない。

 無理にでもスカートの中身を暴いてしまおうと、引っ込めている腰をじっくりと見据える。



「そ、それは……はうぅっ!?」

シュルシュルシュルッ……ビシィッ!



 クィーン・リビドーから浴びせられる注目に戸惑う間もなく、ベリー・ドロップはあっけなく窮地に追いやられてしまう。

 必死の思いで触手を避け続けていた矢先、何かが手首に巻きついてきたのだ。

 物陰に潜んでいた触手によって、あっけなく身動きを封じられてしまった。

 しつこく絡みつく感触に、つい驚かずにいられない。



ミシミシミシッ、ギチギチギチィッ!

「お、お願いだから離れなさい……あうぅっ!?」



 慌てて触手を振り解こうとするベリー・ドロップだけど、すぐに弱音を洩らしてしまう。

 何とかして抜け出さなければいけないはずなのに、どんなにもがき続けても触手を振り解けそうになかったのだ。

 窮屈に手首を締めつけてきて、つい悲鳴を洩らさずにいられない。

 まだ戦闘をして数分も経っていないのに、まんまと掴まってしまうなど考えられない事態だった。



「ふふん。こんな簡単な手に引っ掛かっちゃうなんて。ここまでベリー・ドロップがだらしないなんて、さすがに思いもしなかったわ……?」

コツッ、コツッ、コツッ……



 困り果てているベリー・ドロップの様子も構わず、クィーン・リビドーは平然と近づいてくる。

 触手によって身動きを封じている間に、たっぷり弄ぶつもりでいたのだ。

 気紛れに仕掛けた罠にいとも簡単に引っ掛かってしまう様子など、つい嘲笑わずにいられない。

 間近から顔を覗き込むと、頬を小刻みにこわばらせている様子が目に飛び込んでくる。



「や、やだっ! お願いだからこっちに来ないで……!?」

ブルブルブルッ……



 着々と距離を詰めてくるクィーン・リビドーの姿に、ベリー・ドロップはすっかり弱り果ててしまう。

 触手に雁字搦めにさせられているうちに、おかしな悪戯を迫られようとしていたのだ。

 恐る恐る文句をこぼしている間も、つい声を震わせずにいられない。

 下半身の秘密を知られてしまった後、どんな風に辱められてしまってもおかしくなかったのだ。



「そんなに怯えないで、ベリー・ドロップ……さすがにお股ばかり悪戯しても面白くないし、別の方法でたっぷり可愛がってあげるわね?」



 怯え切っているベリー・ドロップの様子に気づいて、クィーン・リビドーは平然と言葉を切り出す。

 無闇に下半身の秘密を暴いてしまっても面白くないので、別の方法で弄ぶつもりだと言い放つ。

 ほんの少し歩み寄っただけで俯いてしまう様子に、つい興味をそそられずにいられない。

 しっかりと取り押さえたまま、たっぷりと弄ぶ魂胆でいたのだ。



「そ、それって一体どう言うことなの……むぐぅっ!?」

グニュルグニュルグニュル……ギュムッ!



 あまりに不可解なクィーン・リビドーの発言に戸惑う間もなく、ベリー・ドロップはあっけなく言葉を遮られてしまう。

 合図に合わせて触手の先端が向かってきて、いきなり口の中に入ってきたのだ。

 弾力性のある感触に口元を塞がれて、つい困惑せずにいられない。

 すぐにでも異物を吐き出さなければいけないのに、首を振るどころか決して口から追い出せそうになかったのだ。



ビチャビチャビチャッ、コポコポコポッ……

(やだ、いきなり口の中に触手が入ってきちゃって……おかしなものなんか飲ませてきちゃうなんて!?)



 喉の方にまで触手が潜り込んだ途端、ベリー・ドロップはおかしな行為を迫られる。

 口の中に侵入したまま、先端から次々と液体が噴き出してきたのだ。

 一気に口内を満たしてくる勢いに、ついうろたえずにいられない。

 大量の液体を放り込まれて、今にも溺れてしまいそうな錯覚にも苛まれていく。



「ふ、ふぐぅっ……んんっ!?」

モゾモゾモゾッ……ゴクンッ。



 段々と呼吸が苦しくなる中、ベリー・ドロップはとんでもない行動を引き起こす。

 恐る恐る喉を動かして、正体不明の液体を飲み込んでいたのだ……言い表しようのない生臭さが襲い掛かってきて、つい呻かずにいられない。

 すぐにでも餌づいてしまいそうな中、どうしても触手の先端を振り払えそうになかった。

 喉の奥に押し流すたびに、続々と新しい液体が送り込まれてくるのだ。



「その調子よ、ベリー・ドロップ。あまり無理をすると喉が詰まっちゃうから、さっさと飲み込んでしまいなさい?」



 ベリー・ドロップの顔をじっと見つめながら、クィーン・リビドーはすぐに言葉をぶつける。

 触手から分泌される液体を、無理矢理にでも飲ませるつもりでいたのだ。

 何度も喉を動かす様子に、つい注目せずにいられない。

 口一杯まで太い触手で塞いだまま次々と液体を飲み込む様子から、当分は目を離せそうになかった。



(クィーン・リビドーってば、こんなおかしなものなんて飲ませてきちゃうなんて……一体、どう言うつもりなの!?)



 クィーン・リビドーの様子を窺っている間も、ベリー・ドロップはすぐに思い悩んでしまう。

 触手に取り押さえられたまま、何故か正体不明の液体を飲まされていたのだ……一体どんな意味合いが込められているのか、つい頭を捻らずにいられない。

 おかしな形で水分を摂り続けるうちに、段々とお腹が重たくなってくる。

 喉の奥底まで先端が潜り込んできて、何度も表面が波打ってくる始末だった……



「ふぅっ、ふぅっ、ふぅっ……うぐぅっ!?」

フルフルフルッ、クネクネクネッ。



 おかしな仕打ちを迫られるうちに、ベリー・ドロップはさらなる窮地に立たされてしまう。

 太い触手を咥え込んだまま、忙しなく身震いを引き起こしていたのだ。

 とっさに身をこわばらせた後も、つい両脚を重ね合わせずにいられない。

 不意に押し寄せてきた感覚に、着々と意識を奪われてしまうのだ。



モゾモゾモゾッ、ヒクヒクヒクッ。

(ただでさえ触手に掴まっちゃって大変なのに……どうして、こんな時に限ってオシッコしたくなってきちゃうの!?)



 下半身から押し寄せてくる欲求に、ベリー・ドロップはあっけなく意識を奪われてしまう。

 触手の先端から注ぎ込んでくる液体を飲み干すうちに、気づいたら尿意を催してしまったのだ。

 膀胱が波打ってきて、あまりに苦しくてたまらない。

 クィーン・リビドーから迫られた仕打ちの凄まじさを、とんでもない形で思い知らされていたのだ……



「……ふふっ、もう利いてきちゃったみたいね。この子達の分泌液に利尿作用がたっぷり含まれているのよ? とっても健康的なんだから……さすがにベリー・ドロップも、もう苦しくてたまらないはずよね?」



 身震いを繰り返すベリー・ドロップの様子をじっと観察しながら、クィーン・リビドーはとんでもない事実を口走る。

 触手から噴き出してくる液体に利尿作用が含んであると、わざわざ教えてきたのだ。

 太股を忙しなく擦り合わせる様子など、つい期待せずにいられない。

 どれだけ窮地に追いやられているのか、傍で見ているだけでありありと伝わってくる。



「そ、そんな……んんっ! どうして、そんなものなんて飲ませてきちゃうの……うぐぅっ!?」

ビチャビチャビチャッ、ゴポゴポゴポッ。



 クィーン・リビドーが告げてきた説明に、ベリー・ドロップは思わず耳を疑ってしまう。

 おかしな液体を飲まされるうちに、まさか尿意を呼び起こされるなど考えられない事態だった。

 慌てて文句をぶつけようとした矢先、あっけなく言葉が途切れてしまう。

 太い触手に口元を塞がれたまま、おかしな液体を次々と飲まされていたのだ。



ギュムッ……

(いくら何でも、こんな場所でオシッコなんてできるわけないし……何とかして、我慢しなくっちゃ!)



 刻一刻と勢いを増してくる尿意を、ベリー・ドロップは懸命に堪える。

 クィーン・リビドーにおかしな仕打ちを迫られるまま、まさか戦闘中に粗相するような真似など決して招きたくなかった。

 両脚をしっかり重ね合わせたまま、つい背筋をこわばらせずにいられない。

 下半身をこれ以上刺激しないよう気を配りながら、すぐにでも触手から抜け出さなければいけないのだ……



「お、おごぉっ……んぐっ! かはぁっ……!?」

トポポポポポッ、ゴクンッ。



 ひたむきに我慢を続けている間も、ベリー・ドロップは着々と状況を追い込まれていく。

 全身に纏わりつく触手を振り払うどころか、口元に潜り込んだ先端を少しも追い出せそうになかった。

 強引に喉元を塞がれたまま、おかしな液体を続々と放り込まれていく。

 口の中全体を触手が埋め尽くしているせいか、身体をおかしくするような代物を少しも吐き出せそうにないのだ。



「ふぅっ、ふぅっ、ふぅっ……んんっ、んくうぅっ!?」

ガクガクガクッ、ブルブルブルッ。



 猛烈な尿意を堪え切れなくなった挙げ句、ベリー・ドロップはとんでもない瞬間を迎えてしまう。

 太い触手を咥え込んだまま、全身を一気に震わせていたのだ。

 忙しなく腰をくねらせながら、つい悲鳴を洩らさずにいられない。

 魔法少女として決して許されないはずの行為を、寄りにも寄って戦闘中に繰り広げてしまったのだ。



シュルシュルシュルッ、グシュグシュグシュッ……

(どうしよう、もうお股が持たなくなっちゃって……オシッコ、どんどん出てきちゃってるよぉ!?)



 スカートの内側に引き起こされる事態に、ベリー・ドロップはあっけなく意識を奪われてしまう。

 下半身の欲求に襲われるまま、ひとりでに膀胱が緩んでしまったのだ……オチンチンから生温かい液体が続々と溢れ出してきて、パンツの内側に駆け巡ってくる。

 思わぬ拍子に粗相をしでかした事実など、あまりに恥ずかしくてたまらない。

 延々とオシッコを垂れ流すうちに、お尻の方にも濡れた感触が押し寄せてくる……



「お、おふぅっ……んんっ! もうそれ以上は出て来ないでぇっ……!?」

チョボチョボチョボッ、ジュワジュワジュワッ。



 失禁を繰り返しながら、ベリー・ドロップは弱音を洩らしてしまう。

 どんなに両脚を重ね合わせても、排尿の勢いを少しも止められそうになかったのだ。

 ついにはパンツの生地を突き抜けて、脚の付け根から太股の辺りに伝ってくる。

 尿意に屈するままオシッコを垂れ流すうちに、両脚がみるみるうちに濡れていく。



シビビビビビッ、ポチャポチャポチャッ。

(どうしよう、もうお股が全然言うことを聞いてくれなくなっちゃって……オシッコでこんなにびしょ濡れになっちゃってる!)



 下半身に出来上がった格好に、ベリー・ドロップは思わず言葉を失ってしまう。

 尿意に任せてオシッコを漏らすうちに、足元に水溜まりまで作り上げていたのだ。

 膀胱を少しも引き締められそうにない中、慌てて腰を引っ込めるだけで精一杯だった。

 生温かい液体が下半身全体に行き渡った後も、スカートの内側からはしたない飛沫が湧き上がってくるのだ……



「はぁっ、はぁっ、はぁっ……あ、あうぅっ!?」

フルフルフルッ、ポタポタポタッ。



 ひたすらオシッコを垂れ流すうちに、ベリー・ドロップはついに尿意を静めることができた。

 ずっと苦しめられた感覚が収まったはずなのに、つい縮み上がらずにいられない。

 おかしな形で尿意を呼び起こされた挙げ句、とんでもない格好を人目にさらけ出してしまった。

 耐え難い恥じらいに苛まれるあまり、口元から泣き言が洩れ出てしまう。



「ベリー・ドロップ、もうオシッコを出し終わっちゃったの……それにしても、本当に凄い出しっぷりね?」



 俯いてばかりいるベリー・ドロップを相手に、クィーン・リビドーは平然と言葉をぶつける。

 ほんの少し利尿作用のある分泌液を飲ませた程度で、ここまで派手な失禁を引き起こすなどさすがに思いもしなかった。

 スカートの内側から薄黄色い滴が零れ落ちて、足元に広げた水溜まりに跳ねる様子につい視線を吸い寄せられずにいられない。

 どれだけ惨めな格好を晒してしまっているのか、無理にでも本人に自覚させるつもりでいたのだ。



「い、嫌っ! お願いだから、そんな近くで見ないでぇ……!?」

ワナワナワナッ、ヒクヒクヒクッ。



 クィーン・リビドーから浴びせられた視線に、ベリー・ドロップはますます弱り果ててしまう。

 下半身に向けられる注目を意識させられるたびに、粗相をしでかした事実を嫌と言うほど思い知らされる。

 慌てて腰を引っ込めている間も、つい身を捩らせずにいられない。

 どんなに頑張っても、オシッコで濡れ尽くした下半身を決して取り繕えそうにないのだ。



「さてと、準備はこんなもので十分かしら……ベリー・ドロップ、まだまだ私の遊びに付き合ってもらうわよ?」

グニュルグニュルグニュルッ……



 取り乱してばかりいるベリー・ドロップを相手に、クィーン・リビドーはさらなる仕打ちを迫っていく。

 相手が弱り果てている隙に、別の悪戯を繰り広げる魂胆でいたのだ。

 合図を送った途端、触手が次々と群がってくる。

 ベリー・ドロップの周囲に触手を向かわせながら、下準備を着々と整えていく。



「も、もうお願いだから。おかしな目になんて遭わせないでぇ……う、うぐぅっ!?」

ヌチュヌチュヌチュッ、ギチギチギチィッ!



 次々と迫ってくる触手の束に、ベリー・ドロップは思わず翻弄させられる。

 ただでさえ戦闘中に失禁を引き起こしたばかりなのに、さらに別の行為を仕向けてくるつもりらしいのだ。

 慌ててクィーン・リビドーに訴えようとした矢先、あっけなく言葉を塞がれてしまう。

 群がる触手に全身を飲み込まれるうちに、段々と意識が途切れていく……


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