「男の娘魔法少女メス堕ち化作戦」第6話をお送りします。
ブログで公開する分はこれで最後です……


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「も、もう身体が持ちそうにないかも……はうぅっ!?」

タッタッタッタッ……



 授業が終わると同時に、姫斗は音楽室から飛び出していく。

 やっと休み時間になったので、トイレに急ぐつもりでいたのだ。

 廊下を走り回っている間も、つい焦らずにいられない。

 ズボンの上から股間を押さえ込んだまま、たどたどしい足取りを取ってしまうのだ。



ゾクゾクゾクッ、ヒクヒクヒクッ。

(授業中もずっと我慢しっ放しで大変だったし、早くトイレに行かなくっちゃ……!)



 下半身から押し寄せてくる欲求に、姫斗はすっかり気を取られてしまう。

 クィーン・リビドーに打ち負かされた直後から、頻尿になってしまったのだ……どうやら触手に飲まされた利尿剤が、まだ体内に残っているようなのだ。

 授業中も気づいたら尿意を催してしまい、ずっと我慢し続けるだけで精一杯だった。

 廊下に脚を踏み込むたびに膀胱が揺れ動いてきて、あまりに苦しくてたまらない……



「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!?」

フラフラフラッ……



 ひたすらトイレを目指しているうちに、姫斗の脳裏にとんでもない予感がよぎってくる。

 もし少しでも気を抜いてしまえば、トイレに辿り着く前に身体が持たなくなるかもしれないのだ。

 すぐにでも用を足すつもりでいたのに、なかなか思うように辿り着けそうになかった。

 猛烈な尿意のせいで足元がおぼつかなくなってきて、あまりに焦れったくてたまらない。



(このままじゃ、あと少しで我慢できなくなっちゃいそう! もしかしたらトイレに入るより、校庭に出た方が早いかな……?)



 壁に寄り掛かったまま、姫斗はひたすら思い悩んでしまう。

 下半身の欲求を抱えているせいか、あと数歩も歩けそうになかったのだ。

 遠くにあるトイレを見つめたまま、つい茫然とせずにいられない。

 トイレに到着するまで身体が持ち堪えられそうにないようなので、何とかして別の方法を探らなければいけないのだ……



「あ、あふぅっ……!」

プシャアアアァァァ、チョボチョボチョボッ。



 周囲を見渡した後、姫斗はとんでもない行動を引き起こす。

 都合良く出口があったので、校舎裏で用を足すことにしたのだ。

 壁際に身を潜めたままズボンをブリーフごと引きずり下ろすと、丸出しになったオチンチンをそっと摘まむ。

 尿意を解き放った途端、膀胱に溜まっていたオシッコが一気に飛び出してくる。



ポーンッ。

「あっ、やばい! ボールが飛んでっちゃった……!」

「もう、あんまり遠くまで飛ばさないでよ。ボールがなくなっちゃったらどうするつもりなのさ?」

「悪い悪い。すぐ取りに行くからちょっと待ってて……?」



 校舎裏でこっそり用を足している間も、姫斗の耳元に声が響いてくる。

 どうやら校庭で誰かが遊んでいるらしく、誰かがボールを取りに向かってくるらしい。

 向こう側にいる誰かの足音が、段々とこっちに近づいてくる。



「は、はうぅっ……!?」

ビクビクビクッ。



 不意に聞こえてきた物音のせいで、姫斗はすぐに縮み上がってしまう。

 まだ用を足している途中なのに、もしかしたら校舎裏に誰かがやってくるかもしれないようなのだ。

 校庭の様子が気になるあまり、つい腰をくねらせずにいられない。

 はしたない格好をすぐにでも取り繕いたいはずなのに、当分はここから離れられそうにないのだ。



チョロチョロチョロッ、ビチャビチャビチャッ。

(まだオシッコだって出し切ってないのに。こんな調子じゃ、立ちションしてるのを誰かに気づかれちゃうかも……!?)



 オシッコを垂れ流している間も、姫斗はすっかり困り果ててしまう。

 用を足して数分は経っているはずなのに、なかなか尿意が収まりそうになかったのだ。

 しきりに周囲の物音を気にしながら、つい焦らずにいられない。

 もし水音を誰かに聞かれたら、校舎裏で立ち小便しているのを気づかれてしまうかも分からないのだ……



ポタポタポタッ、フルフルフルッ。

「ん、んふぅっ……」



 延々とオシッコを出し続けるうちに、姫斗はやっとの思いで尿意を静めることができた。

 ずっと苦しめられていた感覚が消え失せた後も、ひとりでに身震いを引き起こしてしまう。

 恐る恐る足元を見下ろすと、水溜まりから湯気が立っている様子が目に飛び込んでくる。

 どれだけ膀胱にオシッコが詰まっていたのかを思い知らされて、さすがに照れくさくてたまらない。



キーンコーンカーンコーン……

(やだ、もう休み時間が終わっちゃったんだ。このままじゃ授業に間に合わなくなっちゃうかも……!)



 一息つこうとした矢先、姫斗の耳元にチャイムが鳴り響いてくる。

 どうやら排尿しているうちに、休み時間が終わってしまったようなのだ。

 いつの間にか時間が経っていた事実に、つい慌てずにいられない。

 校庭にいた生徒達も校舎に戻っていったのか、段々と周囲が静まり返ってくる。



「んんっ……!」

モゾモゾモゾッ。



 チャイムに急かされるまま、姫斗はそそくさと身支度を始める。

 オチンチンを振り回して滴を払うと、ズボンとブリーフをそそくさと穿き戻す。

 もし担任に叱られても面倒なので、すぐにでもこの場から離れなければいけなかった。

 教室へ引き返している間も、用を足すために休み時間を丸々使ってしまったのが何とも情けなくてたまらない……



      *      *      *      *      *      *



「割り算の場合は、分母と分子を逆にする必要があるんだ。教科書の例題だと……」

「あ、あうぅっ……」

モゾモゾモゾッ。



 何とか教室に戻った後も、姫斗はなかなか授業の内容に耳を傾けられそうになかった。

 学校で過ごし続けている間に、下半身の状態にすっかり思い悩んでいたのだ。

 席に腰掛けたまま、つい頭を捻らずにいられない。

 たとえ一旦は尿意が静まっても、なかなか気分を切り替えられそうになかったのだ。



(何とか授業に間に合ったけど、いつになったら頻尿が治ってくれるんだろう……お家に帰った後も大変だったのに、このままじゃ授業が終わるたびにトイレに行かなくちゃいけないかもしれないなんて……)



 下半身に引き起こされている現象に、姫斗はすぐに気を取られてしまう。

 お家で過ごしている間も突然の尿意に襲われて、その都度トイレに駆け込まなければいけなかったのだ。

 先ほどの授業中も下半身の欲求を堪えるのがどれだけ大変だったのか、嫌と言うほど思い知らされる。

 もし尿意を催してしまっても、まさか授業を途中で抜け出すわけにはいかなかった……



キーンコーンカーンコーン……

「それじゃ今日はこのへんにしておくか。それじゃ号令を頼む……」

「起立、礼、ありがとうございました……」



 ひたすら思い悩んでいる姫斗をよそに、いつの間にか授業が終わっていた。

 担任が号令を掛けると、生徒達が一斉に立ち上がって挨拶を交わす。

 休み時間になると同時に、教室の中が段々と騒がしくなってくる……



      *      *      *      *      *      *



「この漢字の成り立ちなんだが。最初にこの手偏に注目してもらいたい……」

「あ、あふぅっ……」



 何とか午前中をやり過ごした後、姫斗は午後の授業を受けていた。

 担任の言葉に耳を傾けているうちに、不意に眠気が押し寄せてくる。

 椅子に身体を預けたまま、ついあくびせずにいられない。

 まだ授業の途中だと頭の中では分かっているのに、なかなか思うように意識を保てそうになかったのだ。



(さすがにスープを飲み過ぎちゃったかな? まだ授業中なのに、もうお腹が重たくってたまんない……)



 異様な気だるさの原因を、姫斗はありありと思い知らされる。

 喉の渇きを潤すために、普段より多く給食を食べてしまったのだ。

 段々と瞼が重たくなってきて、授業の内容に耳を傾けられそうになかった。

 少しでも気を抜いてしまえば、意識がすぐにでも沈んでしまいそうな勢いだったのだ……



「ん、んんっ……」

モゾモゾモゾッ。



 猛烈な睡魔に襲われた挙げ句、姫斗はついに机の上に突っ伏してしまう。

 担任の言葉を聞いているうちに、あっけなく眠気を誘われてしまったのだ。

 自分の席に身体を預けたまま、どうしても身体を持ち上げられそうになかった。

 ひとりでに頭が揺らいできて、意識を段々と保てなくなってくる……



      *      *      *      *      *      *



『クィーン・リビドー、また学校に侵入してきちゃうなんて……! 乙女の願い、聞き届け給え……紅く煌くもぎたて果実、ベリー・ドロップただいま参上!』

『ベリー・ドロップ、性懲りもなく私の邪魔をしに来るなんて本当に生意気な小娘ね。今度こそ、覚悟しておきなさい……?』



 意識を取り戻すと、姫斗はおかしな状況に直面していた。

 目の前にクィーン・リビドーが立ちはだかっていて、今にも襲い掛かろうとしてきたのだ。

 慌てて呪文を唱えて、ベリー・ドロップへと変身を遂げていく。

 おかしな目に遭わされないうちに、目の前にいる相手と対峙しなければいけなかった。



『クィーン・リビドー、どこからでも掛かってきなさい……ひんっ!?』

グニュルグニュルグニュルッ……ギュルギュルッ!



 クィーン・リビドーに立ち向かおうとした矢先、ベリー・ドロップはあっけなく窮地に立たされてしまう。

 身構えていた矢先に触手が続々と押し寄せてきて、あっけなく掴まってしまったのだ。

 手足をしつこく締め上げてくる感触に、ついうろたえずにいられない。

 まだ戦って数分も経っていないのに、いきなり身動きを封じられるなどあり得ない事態だった。



ミシミシミシッ、ギチギチギチィッ!

『こ、このぉっ……いい加減離れなさいっ!』



 触手を振り解こうと、ベリー・ドロップは必死の思いでもがき続ける。

 まともな身動きすら取れないうちに、どんな仕打ちを迫られてしまうかも分からなかった。

 必死に身を捩らせている間も、つい慌てずにいられない。

 なかなか触手の束から抜け出せないどころか、全身にきつく食い込んでくる始末だった。



『ふ、ふぐぅっ……!?』

ジュププッ、ゴポゴポゴポッ……



 触手を少しも振り解けないうちに、ベリー・ドロップはさらなる状況へと追いやられる。

 顔の前に触手の先端を突きつけられて、口の中に侵入してきたのだ。

 口元を強引にこじ開けられて、つい呻かずにいられない。

 ついには喉の奥に潜り込んだまま、先端から続々と液体が噴き出してきたのだ。



ゴクンッ、ゴクンッ、ゴクンッ……

(どうしよう、こんなものなんて飲んじゃったら身体がおかしくなっちゃうはずなのに……でも、このままじゃ息ができなくなっちゃいそう……!)



 口の中に入ってきた触手を少しも追い出せないまま、ベリー・ドロップはおかしな駅地を次々と飲まされてしまう。

 ただでさえ身動きを封じられて大変な中、触手の分泌液によって口内を覆い尽くされてしまったのだ。

 呼吸を保ちたいあまりに飲み下している間も、ついうろたえずにいられない。

 飲み込んだ傍から、触手の先端から新しい液体を注がれてしまうのだ……



『ふぅっ、ふぅっ、ふぅっ……んんっ!?』

モジモジモジッ、ヒクヒクヒクッ……



 おかしな代物を延々と飲まされるうちに、ベリー・ドロップはさらなる事態を招いてしまう。

 大量の液体を注がれるうちに、ついに尿意を催してしまったのだ。

 思わぬ拍子に押し寄せてきた下半身の欲求に、つい戸惑わずにいられない。

 慌てて両脚を重ね合わせた後も、膨らみ切った膀胱がひとりでに揺れ動いてくるのだ。



『う、うぐぅっ……!』

ギュムッ。



 着々と押し寄せてくる尿意を、ベリー・ドロップは懸命に堪える。

 いくら触手に掴まってしまっても、まさか戦闘中に粗相をしでかすような真似などできるわけがなかった。

 ひたむきに我慢を続けている間も、つい呻かずにいられない。

 ほんの少し身を捩らせただけで、身体の内側で何かが波打ってくるのだ。



『あら、ベリー・ドロップ。もうオシッコしたくなってきちゃったの? あまり無理しちゃっても身体に毒なんだから、お股にぶら下げてるオチンチンからたっぷり漏らしてしまいなさい……?』



 ベリー・ドロップの顔をじっと睨みつけながら、クィーン・リビドーはおかしな言いつけを始める。

 どうやら尿意を催してしまったようなので、すぐにでも粗相をしでかすよう言い放つ。

 頬をこわばらせながら苦しそうな表情を浮かべる様子など、つい興味をそそられずにいられない。

 魔法少女としてあるまじき失態をいつ繰り広げてしまうのかと考えるだけで、おかしな期待が膨らんでくる。



『そ、そんなはしたない真似なんてできるわけないでしょ……きゃんっ!?』

カクカクカクッ、チョボチョボチョボッ。



 クィーン・リビドーに何も言い返せないまま、ベリー・ドロップはとんでもない瞬間を迎えてしまう。

 猛烈な尿意が押し迫ってきて、ついに股間を緩めてしまったのだ。

 オチンチンの先端から一気に飛び出してくる、生温かい感触につい焦らずにいられない。

 はしたない液体がパンツの内側で渦巻いてきて、お尻の方まで駆け巡ってくるのだ。



シュルシュルシュルッ、ジュワジュワジュワッ……

(どうしよう、もう身体が言うことを聞かなくなっちゃって……どんどんオシッコが漏れてきちゃってる!?)



 思わぬ拍子に粗相をしでかすうちに、ベリー・ドロップはあっけなく気持ちを揺さぶられてしまう。

 尿意に屈するまま、ついにオシッコを漏らしてしまったのだ……オチンチンから止め処なく溢れ出してくる液体の存在を、嫌と言うほど意識させられる。

 何とかして排尿の勢いを止めなければいけないはずなのに、少しも股間を引き締められそうになかった。

 はしたない液体によって下半身が浸っていくうちに、ひとりでに身を捩らせてしまうのだ。



『も、もうそれ以上は出てこないでぇ……はうぅんっ!?』

ピチャピチャピチャッ、チョロチョロチョロツ……



 延々とオシッコを垂れ流すうちに、ベリー・ドロップはとんでもない格好をさらけ出す。

 パンツの裾から液体が零れ出してきて、脚の付け根や太股の辺りを伝ってきたのだ。

 着々と濡れていく両脚の様子に、つい唖然とせずにいられない。

 ついには下半身のほとんどを浸して、足元に水溜まりまで広げる始末だった。



『は、はうぅっ……うぅっ!?』

ポタポタポタッ、グシュグシュグシュッ。



 すべてのオシッコを出し尽くした後も、ベリー・ドロップはなかなか落ち着きを取り戻せそうになかった。

 クィーン・リビドーにおかしな悪戯を迫られるまま、とんでもない格好をさらけ出してしまったのだ。

 その場に立ち尽くしている間も、つい背筋をこわばらせずにいられない。

 ほんの少し脚を動かすだけで、はしたない滴が次々と零れ落ちてくるのだ。



『ふふっ。もうオシッコを出し切っちゃったのね……そんな格好じゃ風邪を引いちゃうでしょう? 濡れた服をすぐ脱がせてあげなくっちゃ……?』



 縮み上がっているベリー・ドロップを相手に、クィーン・リビドーは挑発的な言葉を浴びせてくる。

 ほんの少し触手の分泌液を飲ませただけなのに、ものの見事に失禁を引き起こしてしまったのだ。

 ニーソックスや靴までオシッコで浸している様子など、あまりに哀れでたまらない。

 ついにはベリー・ドロップの傍まで近づいて、薄黄色い滴が滴っているスカートの中身を探ってくる……



      *      *      *      *      *      *



「……ひぃっ!?」

ガクガクガクッ。



 クィーン・リビドーに襲われようとした瞬間、姫斗は慌てて目を覚ます。

 授業中に眠っていた矢先、またしても悪夢を見せられていたのだ。

 慌てて姿勢を正そうとした途端、つい悲鳴を洩らさずにいられない。

 寝ている間に、とんでもない事態に陥ってしまったのだ。



ジュクジュクジュクッ、ポタタッ……

(やだ、どうしてこんなにズボンが濡れちゃってるの……!?)



 とっさに下半身を見下ろすと、姫斗の視界にとんでもない格好が飛び込んでくる。

 何故か下半身のほとんどが濡れていて、ズボンの裾から薄黄色い液体が垂れ落ちてくる……鼻を突くような異臭まで漂ってきて、どう考えてもオシッコ以外に考えられそうになかった。

 気づかぬうちに出来上がっていた格好に、つい茫然とせずにいられない。

 どうやら眠っている間に、おねしょをしでかしてしまったらしいのだ……



「お、おい姫斗。一体どうしちゃったんだ……うわっ!?」

「もしかして、またこの前みたいにオシッコを漏らしちゃったのか……?」

「姫斗の席、こんなにオシッコで一杯になっちゃってるみたいだぞ……!」



 姫斗の引き起こした粗相のせいで、段々と周囲が騒がしくなってくる。

 おかしな悲鳴が気になって姫斗の方を振り向くと、ズボンの表面に染みが広がっていたのだ……足元に広がった薄黄色い水溜まりにも、つい注目せずにいられない。

 まさか授業中にオシッコを垂れ流してしまうなど、あまりに考えられない事態だった。



「や、やだっ! お願いだから、こんなみっともない格好なんて見ないでぇ……!?」

ワナワナワナッ、ジトトトトトッ……



 クラスメート達から向けられる反応のせいで、姫斗はすぐに取り乱してしまう。

 悪夢にうなされるうちに、自分でも良く分からないまま失禁を引き起こしてしまうなど思いもしなかった。

 ついには顔を両手で覆ったまま、つい泣き崩れずにいられない。

 どんなに頑張っても、大量のオシッコによって濡れ尽くした下半身を少しも取り繕えそうになかったのだ。



「さすがに、このままじゃ授業にならないし……男子達、ちょっと手を貸してもらえないか?」



 生徒達の騒ぎを聞きつけて、担任も姫斗の傍へ駆け寄っていく。

 どうやら授業中に粗相をしでかしてしまったようだと気づいて、周りで見ていた男子達に頼みごとを始める。

 事態を収拾するために、粗相の後始末を手伝ってもらうつもりでいたのだ。



グイッ。

「ほら、姫斗。すぐきれいにしてやるから、ちゃんとおとなしくしてるんだぞ?」



 担任に言われるまま、男子達は姫斗の傍へ駆け寄る。

 そっと席から立たせると、姫斗を教室の外へ連れていく。

 何とかして姫斗を慰めてやりたいのに、どう言葉を交わせば良いのか少しも思いつきそうになかった。



「う、うん。分かった……はうぅっ!?」

ズルズルズルッ、ポタポタポタッ。



 男子達に手を引かれるままトイレの中に入ると、姫斗はすぐに悲鳴を洩らしてしまう。

 いきなり腰を掴まれて、ズボンとブリーフを一気に脱がされてしまったのだ。

 オシッコで濡れた下半身を丸出しにさせられて、あまりに恥ずかしくてたまらない。

 はしたない格好などすぐにでも取り繕いたい反面、当分は男子達から離れられそうになかった。



(どうしよう、パンツの中までこんなに染み込んじゃってる……こんなはしたない格好なんて、あんまり誰にも見せられそうにないのに!?)



 突然露わにさせられた下半身の状態に、姫斗はすっかり困り果ててしまう。

 ズボンのほとんどが濡れている上、ブリーフの内側が薄黄色く滲んでいたのだ……どれだけ大量にオシッコを洩らしてしまったのか、とんでもない形で思い知らされていたのだ。

 耐え難い恥じらいに苛まれるあまり、つい縮み上がらずにいられない。

 すぐにでも腰を引っ込めたくてたまらないのに、太股を掴まれたまま少しも身動きが取れそうになかったのだ……



モワッ……

「こら、姫斗。勝手に動くなって言ってるだろ?」

「まだこんなにオシッコが残っちゃってるんだ。しっかりきれいにしてやらないといけないよな……?」

「見てみろよ。パンツの中、こんなに黄色く染まっちゃってるみたいだぞ……?」



 ものの見事にオシッコで浸っている姫斗の下半身に、男子達はすぐに注目を寄せていく。

 先生に頼まれて仕方なく後片づけするつもりでいたのに、妙な興奮をそそられていたのだ……弱り果てている姫斗の姿を見ているうちに、ひとりでに胸を躍らせてしまう。

 ブリーフの内側から漂ってくる、鼻をくすぐるような臭いを夢中になって嗅ぎ求めていく始末だった。



「み、みんな。さっきから一体どうしちゃったの……んんっ!?」

クシュクシュクシュッ、スリスリスリッ。



 男子達のおかしな様子に気づいて、姫斗はすぐに怖じ気づいてしまう。

 はしたない格好を人目に晒してしまったはずなのに、何故か男子達が続々と群がってくるのだ。

 オシッコで濡れた部分を何度も拭かれるたびに、つい身悶えずにいられない。

 もうきれいになったはずなのに、オチンチンやお尻をしつこく撫で回してくるのだ。



「あ、あとはボク一人だけで大丈夫だから。もうお願いだから手を離してってばぁ……!?」

ヒクヒクヒクッ、モゾモゾモゾッ。



 恐る恐る男子達に文句をこぼしている間も、姫斗はすぐに言葉を詰まらせてしまう。

 いやらしい手つきで下半身を触れられるたびに、言い表しようのない気配をありありと思い知らされる。

 まるで何かを追い求めているかのように、目の色を変えてオチンチンやお尻を撫でてくるのだ。

 いやらしい行為など迫らないで頼み込んでいる間も、つい照れずにいられない。



ギュムッ。

「駄目だぞ、姫斗。こんな格好で廊下に出ちゃったら大変なんだから、勝手にここから動くなって!」



 姫斗の泣き言に耳を傾けながら、男子達はすぐに返事を返す。

 まだ粗相の後始末が終わってないので、当分の間おとなしくしているよう言い放つ。

 今まで少しも意識しなかった姫斗の魅力に、すっかり興奮を掻き立てられていたのだ。

 ついには強引に身体を取り押さえたまま、思い思いに下半身を撫で回していく……


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