「人妻戦士カルミアvsエロトラップダンジョン」第一階層-04をお送りします。
「反撃する」の続きです……



人妻戦士カルミアvsエロトラップダンジョン

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 「こんなはしたない悪戯なんか仕掛けてきて、絶対に只じゃ済まさないんだから……!」

ヴォンッ!



 ゴブリン達に文句をぶつけながら、カルミアは思いっ切り剣を振り回す。

 おかしな悪戯を仕掛けられないうちに、すぐ反撃することにしたのだ……乳房を強引に晒された報復を、何としても果たさなければいけなかった。

 しっかりと狙いを澄ませて、相手へと目掛けて剣を振り下ろす。

 相手と対峙するだけで精一杯なせいか、無防備な格好を取り繕う余裕すら抱けそうになかった。



ズシュッ!

「ウ、ウガアアアァァァ……!」



 カルミアの剣によって、ゴブリン達は次々と蹴散らされていく。

 身体を切り刻まれた途端、口々に悲鳴を撒き散らす。

 悪戯半分に胸鎧を奪った表紙に、まさか反撃させられるなどさすがに思いもしなかった。

 一気に距離を詰めてきて、見事な剣捌きの餌食になっていく。

 その場に倒れ込んだ後、二度と立ち上がることはなかった。



カツッ、カツッ、カツッ……

「はぁっ、はぁっ、はぁっ、何とか無事に乗り切ったみたいだけど、まだ本調子ってわけにはいかないか……どうやら、この先に行けばいいみたいね?」



 やっとの思いでゴブリンの群れを退治した後も、カルミアは溜め息を洩らしてしまう。

 まだ塔に入って間もないはずなのに、あっけなく胸鎧を取り上げられてしまった……ゴブリン程度の相手に後れを取ってしまった事実が、あまりに嘆かわしくてたまらない。

 丸出しになった乳房を取り繕いながら周囲を振り返ると、階段が視界に飛び込んでくる。

 ガジュマルの居所を探し出すため、一歩ずつ段差を昇っていく……





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