『看護実習少女』第3話をお送りします…

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全24話あります。

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「ねぇ、センパイ達が言ってたんだけどさ……専攻科ってもっと授業が大変になるってホントなの?」

「私も先輩から聞いたことがあるけど、授業が倍になるんだって~」


 看護学科で過ごすことになった琳子は、勉強の機会すらなかった科目への遅れを取り戻そうと、ひたすら教科書の内容に目を通す中、看護生達の他愛もないお喋りに耳を傾けている。

 どうやら看護生達は、高校での授業課程を終えた後、自分達に待ち受ける専攻課程がどんな状況なのかを話題に話し合っているようだった。

 普通学科として過ごしていた琳子が今まで気づきもしなかった、看護生達のこれから迎える苦悩を改めて思い知らされる。

(いいなぁ。みんな楽しそうにお喋りなんて続けてるみたいで)

 お互いにお喋りを続けている看護生達の雰囲気に気づきながら、琳子は彼女達の輪に入り込めない事実を思い知らされる。

 大人しい性格で自己主張が苦手だった琳子は、自分が過ごしている看護学科の教室内での雰囲気になかなか慣れず、休み時間中に誰とも打ち解けられないまま、ひたすら自分の席に腰掛けることしか出来ない。

 普通学科と看護学科の違いだけではなく、琳子は自らに課せられた使命を思い知らされて、どうしても彼女達への遠慮を感じてしまう。

 看護実習の一環として、失禁行為をしでかす役割を押しつけられた自分など、自分の彼女達の輪に入る資格すらないと琳子は思い込んでいた。


モジモジモジッ……
(本当は私もみんなの輪に入らないといけないはず……なのに、ずっとおトイレを我慢してたから、もうオシッコしたくなってきちゃった)

 琳子はずっと席に腰掛けたまま、スカートから伸びる脚を思わず震わせてしまう。

 看護学科で過ごしながら、看護実習の一環として失禁行為を迫られていた琳子は、朝から一度もトイレに向かえないまま、段々と強まる尿意に下半身が襲われ始めていた。

 なるべく周囲にいる看護生達に気づかれないよう、必死の思いで両膝を重ね合わせたり、下半身の欲求をなるべく誤魔化そうと努める琳子だけど、ほんの少し気を緩めるだけで、誰にも聞こえないような呻き声を洩らしてしまう。
 いくら大事な役割だとしても、時間とともに迫ってくる尿意を耐え続けるなど、年頃の女の子である琳子には辛い行為だった。

ギュッ……
(それでも私、おトイレに行かないよう先生に言われてるから……出来るだけ我慢しておかなくっちゃ)

 それでも琳子は席の上で身をこわばらせながら、抱え込んでいる尿意をひたすら我慢し続けるしかなかった。

 看護生達に下半身のお世話を見てもらうため、本来ならトイレで行うべき用足しを、今も過ごしている教室内で執り行わないといけない――それでも年頃の女の子として恥じらいの気持ちを抱えていた琳子は、すぐさま人前で失禁行為をしでかすわけにもいかない。

 もしも押し迫ってくる尿意のままにオシッコをお漏らししてしまえば、身に着けている下着や制服を濡らすだけでなく、周囲で楽しそうにお喋りを続ける看護生達に迷惑を掛けてしまう。
 みっともなく粗相を冒した後、看護生達の手間を掛けさせないためにも、琳子はひたすら席の上で我慢し続けるしかないのだ……

(でも私、いつまでオシッコを我慢し続けないといけないんだろう……いくら看護実習のためだって言っても、まさか看護学科のみんなに手間を掛けさせちゃうだなんて)

 ひたすら緊張を張りつめながら、続々と強まる尿意を堪え続けていた琳子だけど、下半身の欲求がさらに勢いを増す状況に、段々と別の気持ちにも駆られていく。

 本来なら年頃の女の子として許されない失禁行為を、琳子は看護学科の教室内に限っては許されている身なのだ――たとえ看護生達の前で粗相をしでかしても、直接は責め立てられることもなかった。

 それでも琳子は、看護実習のために許されている、としても、激しい尿意を下腹部に抱えるまま、失禁行為をなかなか冒すことなど出来ない。

 本来ならトイレで執り行うべき排尿行為を、まだ見慣れない教室内を舞台に制服を着込んだまま冒して、さらには出会って間もない看護生達に、オシッコで濡れた下半身を拭わせる真似など決して許されないと、琳子は今でも思い込んでいたのだ。

 きっと誰もが嫌がる手間を、周囲にいる看護生達に押しつけてしまう自分自身に、琳子はどうしても気が引けずにいられない……


「ねぇ見てよ、神村さんの様子。ずっと席に座ったまま震えてるみたいだけど……」
「きっとオシッコをガマンしちゃってるのよ? もしかしたら今日もお漏らししちゃうつもりかな?」

 ずっと席に腰掛けながら思い悩んでいた琳子の様子に、看護生達も段々と意識を向けていく。
 せわしなく両脚を震わせながら、ずっと辛そうな表情を浮かべる琳子の様子を眺める限りでは、あまり長い時間は尿意を耐えきれないはずだと看護生達は思い込んでいた。
 本人に直接尋ねるわけにもいかず、少し離れた所で噂話を始める看護生達だけど、どうしても琳子の様子を気に掛けずにいられない。

 琳子は今でも席の上に留まりながら、必死に身をこわばらせているようだった。


「この調子だと……あまり長く持たないかもしれないね? 神村さん、おトイレに行かないようにって先生に頼まれてるらしいから……」
「ヤダぁ! いくら何でも……神村さん、放課後までおトイレに行けないの?」

 これから琳子が迎えるであろう運命を思い知らされて、看護生達はすぐさま表情を曇らせてしまう。
 琳子がもしも尿意を堪えきれないままお漏らし行為をしでかしたら、自分達が大変な思いをして下半身のお世話を見続けないといけないのだ。
 
本来なら琳子をトイレに向かわせてあげたいのに、本格的な看護実習を果たすために、琳子には当分学校のトイレ使用を禁じるよう、白藤先生から言いつけられ
ていたことを看護生達は思い知らされる――自分達が琳子をトイレに向かわせるのも、琳子自身がトイレに脚を運ぶことも認められなかった。

 いくら看護実習の一環でも、いつ自分達の前でお漏らしをしでかすか分からない、かと言って激しい尿意を抱えている琳子に何の手助けも出来ない事実に、看護生達はじれったい気持ちを抱え込んでしまう。

 これから自分達でお世話を見ないといけない琳子の存在に、看護生達もほとほと困り果てていたのだ。


「放課後までおトイレを我慢出来ないの、神村さんも分かってるはずよ。今日もきっとお漏らししちゃって、私達がオシッコを片付けないといけないかも……」
「先生ってば、いくら実践的な看護実習だって言っても、私達にお漏らしの後始末を押しつけてくるなんて……今でも考えられないよ?」

 どんなに各々で考えを巡らせても、一つの事実は……琳子が自分達と過ごす間に尿意を耐えられず、いつかは失禁行為をしでかすことだけは確実だった。
 女の子が朝から放課後までの長い時間、最後まで下半身の欲求を堪え忍ぶことなど出来ない事実は、自分達もよくよく思い知らされていたのだ。

 どんなに琳子が堪え忍んでも、いつかは粗相をしでかして、オシッコで濡れ尽くした下半身のお世話を見ないといけない事態を、看護生達はすっかり思い知らされていた。

 いくら先生から言いつけられても、あまりにも過酷な行為を押しつけられて、看護生達も思い悩まずにはいられない。

 どうやら琳子自身も必死に抗おうとしているようだけど、あまり長い時間は尿意を耐えられそうにない状況を目の当たりにすると、看護生達も思わずウンザリさせられてしまう。

キーンコーンカーンコーン……
「か、神村さん。身体の調子は大丈夫かしら?」

 次の授業が始まるチャイムが鳴り響いた瞬間、看護生がそっと琳子の傍へと駆け寄って、さりげない質問を交わすことにした。
 今でも苦しげな表情を浮かべている琳子が、あとどの程度下半身の欲求を堪え忍ぶことが出来るのか、どうしても調子を窺っておきたかったのだ。
 何気なく琳子へと話しかけながら、今でも頬を僅かに震わせる様子から、あと一時間も尿意に耐えられそうにない予感を感じ取っていく。
 もしも琳子が自分達の前で粗相をしでかすとしても、看護生達は各々で覚悟を固めておきたかったのだ。

「ごめんね、心配掛けちゃって。まだあと少しなら耐えられるから……くうぅっ!」
フルフルフルッ。

 不意に話しかけてきた看護生達に向けて、琳子は恐る恐る返事を返していく。
 自分から離れた場所で、彼女達が心配を寄せていたことを知り尽くした上で、琳子はまだ尿意に耐えられると強がってみせる。
 今でも視線を寄せてくる看護生達の前で、無理矢理に笑みを浮かべ始めていた琳子だけど、突如訪れた感覚を受けて、すぐさま表情を歪めてしまう。
 看護生達の前で発した言葉とは裏腹に、琳子は耐え難い下半身の欲求に迫られていたのだ。

(どうしよう、これから授業が始まろうとしてるのに……せめて授業の邪魔だけは避けないといけないんだから)

 看護生への遠慮を抱えながら、どう頑張っても忘れ去ることの出来ない感覚を思い知らされて、琳子は段々と弱り果ててしまう。
 いくら白藤先生から言いつけられたことでも、朝からずっと尿意を我慢し続けながら、放課後まで耐え抜くことなど出来そうになかった。
 今日も自分が尿意を堪えきれないまま、教室内でしでかすであろう失禁行為を予感させられていた琳子だけど、同じ空間でともに過ごす看護生達に迷惑を掛けたくない気持ちもしっかりと抱え込んでいた。

 もし年頃の女の子としてあるまじき姿を晒す羽目になっても、なるべく彼女達の迷惑にならないよう努めたい……そう胸の中で思い続けながら、琳子は必死の思いで下半身をこわばらせていく。



      *      *      *      *      *      *



「腕の部分だけでなく、お尻の辺りも皮膚の傍に血管が通っています。注射の際によく使われる部位なので……」


 琳子がひたすら尿意を堪え忍んでいるのも構わず、教室内では看護学科としての授業が繰り広げられていた。
 普通学科と比べて一般的な教科が少ない分、看護学科では人体に関する授業が設けられていたので、琳子は一刻も早く看護生達に追いつくためにも、授業の内容に意識を向けなければいけないのだ。

 どんなに教科書の中身を頭に入れ込んだとしても、すでに授業の内容が先を進んでいる状態だったので、今の琳子では黒板の内容をノートに書き写すだけで精一杯だった。


キュウゥンッ……
「くうぅっ……!」

 無理にでも授業の内容に食いつこうとしていた琳子だけど、下腹部に走り始めた痛みに、思わずペンの動きを止めてしまう。
 今までずっと尿意を我慢し続けていた琳子は、ずっと閉ざしている膀胱がヒリつく感覚に見舞われていた。
 席の上で腰掛けたまま、琳子は少しずつ身体を前へと倒しながら股間を押さえ込んで、そのまま身動きが取れなくなってしまった――当然ながらノートにペンを走らせることなど出来そうにない。

(どうしよう、看護学科の授業になるべく慣れておかないといけないのに。このままじゃ私の身体が持たないよぉっ……!)


 今まで普通学科として過ごしていた琳子は、あまり習う機会もなかった看護学科の特殊な授業に、少しでも慣れ親しんでおかないといけなかった――ずっと過ごしていた教室に入れなくなった後でも保健室で過ごしながら、琳子はひたすら勉強に明け暮れていた。

 周囲にいる看護生達に追いつくため、少しでも授業の内容に集中しないといけないのに、下半身に襲いかかる衝動が、容赦なく琳子の気持ちを阻んでくる。
 今でも片手で股間を押さえ込みながら、ふとした拍子にこじ開けられそうな股間を応援していた琳子だけど、ペンを構えていた片手も自然と震え上がるほど、激しい欲求に切羽詰まっていた。

「点滴を刺す場合にも、患者に痛みを感じさせずに済む場所や角度などもあって……」

 そんな思いに駆られていく琳子を置き去りにする形で、教室内では着々と授業が進んでいく。
 目の前で繰り広げられている人体の授業では、これから看護婦となる看護生達に向けて、人間の身体がどんな構造をしているのか、患者を看護する観点から説明が繰り広げられていた。
 先生は教壇の上で授業を続けながら、目の前にいる看護生達の様子を眺めては、しっかりと授業の内容を頭に入れているのかを見据えていく。

ギュッ……フルフルフルッ。
(どうしよう……ずっとお股を押さえてないと、すぐにでもオシッコが溢れてきちゃいそうだよぉ……!)

 そんな授業が繰り広げられる中、琳子はますます苦しい状況へと追い込まれていく。
 周囲にいる看護生達が必死に授業の内容に意識を向けている中、琳子だけが少しも黒板をノートに取ることすら出来なかった。
 すでに片手だけでは押し広げられる膀胱を持ち堪えられないと思い知らされて、琳子は手にしたペンを机の上に放ったまま、はしたなくも両手で股間を押さえ始めてしまう。
 
スカートの上から思いっきり股間を押さえつけて、襲い来る尿意を必死の思いで留めようとしていた琳子だけど、すぐさま下半身の限界が訪れる予感にも苛まれ
てしまう――朝からずっとトイレに迎えないまま過ごしていたせいで、ここまで持ち堪えるのも琳子にとっては精一杯だった。
 席の上で身を縮ませながら、下半身の欲求を必死に封じ込めたいばかりに、琳子は両手を股間から離すことすら難しい。

 もしも下半身が崩壊を迎えたとしても、目の前で繰り広げられる授業だけは妨げないよう振る舞わなければいけない……そんな思いを両手に込めながら、琳子は下半身の揺さぶりを必死に堪え続ける。

 いくら大切な役割を抱えているとしても、トイレ以外の場所で、さらには看護生達がいる前で粗相をしでかす行為に、琳子は激しい抵抗を感じていた……


「も、もうダメぇっ……ひうぅんっ!」
カクカクカクッ、シュルシュルシュルッ……!

 授業が中盤に差し掛かった頃、ついに琳子は震えた唇から悲鳴を上げながら、直後にはしたない水音を響かせ始めてしまう。
 せめて授業中だけは堪えようと奮闘していた琳子だけど、結局は下半身の欲求に耐えられないまま、教室内でお漏らしを始めていたのだ。
 無理に閉ざしていた膀胱がこじ開けられるとともに、今まで溜め込み続けていたオシッコが股間から溢れ始めていき、穿いているショーツの内部へと掛け巡りながら、股間からお尻までをあっけなく濡らし始める。
 下半身を覆っていた下着が濡れ始める感触に、ついに失禁行為を冒し始めた事態を思い知らされた琳子だけど、股間から溢れ始めたオシッコは、薄いショーツの生地だけでは収まってくれなかった。

 ショーツの内部へと延々と行き渡った後で、表面から一気に突き抜けたり、裾の部分から漏れ始めたオシッコが、ついには制服のスカートまで濡らしていく。

 ずっと押さえつけていたスカートの股間部分を中心に、濃い色を続々と広げるだけでなく、ついにはお尻や太股の辺りまで生温かい感触が広がって、乾いていた生地が徐々に濡れていく感触を琳子の肌へと押しつけてくる。



シュウウウゥゥゥ、ピチャピチャピチャッ……

(どうしよう、せめて授業が終わるまでは我慢し続けないといけないのに、もう身体が持たなくなっちゃったよぉっ……!)

 ついにはスカートの生地まで突き抜けたオシッコは、裾の部分から幾敵もの滴を浮かばせて、腰掛けている椅子の上まで水浸しにしていく。
 すでに裏側で溢れ返っていたオシッコがスカートの内側から漏れ出して、椅子の上に水溜まりを作り上げた後、縁の部分に辿り着いた順にはしたない滴を垂れ落とさせて、ついには教室の床にまで到達してくる。

 椅子の上からオシッコが零れ落ちた後で、ついには殆どが濡れたスカートの裾部分から滴が垂れ落ちて、琳子の席に広がる水溜まりへと混ざっていく――琳子が穿いていた靴下や上履きにも、液体と同じ薄黄色の染みが徐々に滲み出してしまう。

 たとえ年頃の女の子としてはしたない瞬間を迎えるとしても、せめて授業中だけは耐え続けようと思い込んでいた琳子だけど、少しも止められないオシッコの勢いを思い知らされてしまう。

 ついに授業を妨げる形で失禁行為をしでかした自分自身を、琳子はどうしても悔やまずにいられない……


ポタポタポタッ。
「先生、神村さんがオシッコをお漏らししちゃったみたいです」
「あら大変、すぐに神村さんのオシッコを片付けてあげなくっちゃ!」

 琳子が授業中にしでかした失禁行為に、近くにいた看護生達がすぐさま気づき始める。

 どんなに琳子自身が息を押し殺したとしても、椅子の上からも零れ落ちるオシッコの水音に思わず耳を傾けずにいられない。

 ついに琳子が粗相を始めたと聞いて、すぐさま先生が授業を中断して、看護生達とともに周囲へと集まり始めていく。

「ご、ごめんなさい。私のせいで授業の邪魔なんてしちゃって……くうぅっ!」

シュルシュルシュル、パチャパチャパチャッ……


 先生や看護生達から向けられる視線に、琳子の気持ちはすぐさま震え上がってしまう。
 本来なら自分が一番集中しなければいけない授業を、下半身の激しい欲求を少しも堪えきれないまま、あまりにも恥ずかしい理由で中断させてしまったのだ。
 すぐさま下半身のお世話を始めようとする看護生達の姿に、琳子はすぐさま頭を下げながら謝り始めるけど、今でも止められないオシッコの勢いに、申し訳ない気持ちを抱え込まずにいられない。

 長い時間堪え忍んだ分、琳子の股間からは今でも熱い迸りが湧き上がっていき、ますます下半身を濡らし続けてしまう――看護生達の見ている前では止めたい気持ちとは裏腹に、琳子は少しも排尿行為を止めることが出来ないのだ…… 


グシュグシュグシュッ、ヒタヒタッ……
(どうしよう、下着や制服だけじゃなくって……椅子や床までこんなに濡らしちゃってるんだ)

 授業中に失禁行為をしでかしてから数分後、股間から溢れ出るオシッコの勢いが収まる気配を感じながら、琳子は下半身で繰り広げられる状況を改めて思い知らされる。
 身に着けていた薄手のショーツが少しも受け止められないまま、制服のスカートや靴下が生温かい液体で濡れて、さらには白い上履きにも薄黄色い染みが滲んでいる様子に、琳子は思わず圧倒させられてしまう。
 さらには腰掛けている椅子の上や床にもオシッコが溜まっていて、重力に従うままはしたなく滴を垂らしながら、はしたない失禁行為の惨状をありありと見せつけられる。

 自分がどれだけ派手にオシッコを撒き散らしてしまったのか、琳子は今さらながら思い知らされてしまい、思わず目を瞑り始めるけど、肌に這い回ってくる液体の感触が、さらに琳子の気持ちを惨めにさせていく……


ポタポタポタッ……
「ねぇ見てよ、もうオシッコも収まったみたいだよ?」
「か、神村さん……もうオシッコは出し終えたのかしら?」

 ずっと席に腰掛けていた琳子が身体の力を抜いた頃合いを見計らいながら、傍で様子を眺めていた先生が質問を尋ねていく。

 目の前で見事なほどの粗相を繰り広げていた琳子が、ずっと堪え続けていたオシッコを出し尽くしたのか、どうしても確かめておきたかった。


 前回のように失禁行為をやり遂げたかと思い込んで、下半身の後片付けに入っても、途中で尿意を呼び起こすまま残りのオシッコを溢れさせてしまうと、きっ
と看護生達も二度手間になって大変だろうと先生は思い込みながら、きっと琳子自身も恥じらうような質問を投げかけていく。

 琳子の椅子から零れ落ちるオシッコの勢いも収まって、今では数滴の滴をこぼす程度と化していた。



「……」

コクッ。


 先生から不意に尋ねられた質問を受けて、琳子は今でも席の上で顔を俯かせたまま小さく頷き始める。

 先ほどまで下腹部で暴れまわっていた尿意も、膀胱内に溜まっていたオシッコを出し尽くすことで、琳子の身体からすっかり消え去っていた――その引き換えとして、琳子は自ら腰掛けている席を水浸しにするほど、大量の液体を股間から溢れさせてしまった。

 少しでも姿勢を動かすたびに、オシッコをたっぷりと吸い込んだショーツやスカートが肌に張り付いて、琳子の肌へと不快な感触を押しつけてくる。

 いくら看護実習のためとは言え、自分でも考えられないほどオシッコをお漏らしし続けた状況を思い知らされた後で、琳子は何の言葉も語れないまま、少し首を縦に振るだけで精一杯だった。

 今でも自らしでかした粗相に下半身を震わせながら、椅子の上に漂っているオシッコの感触を太股に思い知らされて、琳子は惨めな思いに駆られてしまう。

モジモジモジッ……
(ついに私ったら、我慢してたオシッコを全部漏らしちゃったんだ。みんながこんなに見守ってる中だって言うのに……)

 ついに自らの状況を先生の前で明かした後、琳子は自分からは少しも身動きが取れなくなってしまった。

 朝から必死の思いで堪え続けていた尿意を、ついに看護生達のいる教室内で……さらには授業の最中に解き放ってしまい、あまりもの醜態をありありと周囲に見せつけていたのだ。

 穿いているショーツやスカートは殆どの部分が濡れていて、薄手の生地から液体を滲ませながら、はしたない滴を教室の床へと少しずつ垂らし続けてしまう。
 さらには腰掛けている椅子にもオシッコで浸してしまい、ほんの僅かな身動きに反応して、耳障りのする水音を幾らでも響かせてくる。
 席の上で必死に目を閉ざし続けていた琳子だけど、視界を塞いだところではしたない水音や、下半身に纏わり付く濡れた感触からは少しも逃れられない。
 すでに自分の周囲へと集まり出した看護生達の表情を確かめることなど、今の琳子には到底出来そうになかった……

「それじゃあみんな。授業の途中で悪いけど、神村さんのオシッコを片付けてくれるかしら?」

 何も言葉を発せないほど、授業中にしでかした失禁行為が堪えている琳子のために、先生は周囲にいる看護生達へ指揮を執りながら、すぐにオシッコの後始末を始めるよう促していく。
 すでに授業を続けられなくなるほど、派手なお漏らし行為をしでかした琳子のために、これから看護生達の手で下半身のお世話を始めないといけないのだ。
 周囲にいる看護生達は各々で話し合いながら、掃除用具入れからバケツや雑巾を取り出したり、あらかじめ用意していたタオルを運んだり、琳子の股間から溢れ出たオシッコを片付ける準備へと取り掛かる。
 最初に粗相の後始末を言いつけた時と違って、彼女達もいくらかの覚悟を固めていたのか、テキパキとした様子で必要な道具を揃えていく。

 看護生達が慌ただしく動いている間も、琳子はオシッコまみれの下半身を抱えたまま、少しも自分の席から立ち上がれずに周囲の動向を見守り続けることしか出来ない。


「それじゃあ神村さん、席から立ってもらえるかな?」
「こんなに周りがオシッコまみれ。すぐに私達がキレイにしてあげるからね?」

 自分達で準備を整えた後、今でもびしょ濡れの下半身を抱えたまま席に腰掛けている琳子に対して、看護生達はそっと気遣うようにして話しかける。
 これから自分達の手で、オシッコで殆どが濡れたスカートやショーツを脱がしてあげるから、少しずつでも席から立ち上がってもらえるよう琳子に促していく。


 琳子の近くへと寄り添うたびに、スカートの表面からもオシッコが滲んでいる様子や、周囲に鼻をくすぐるようなニオイまで撒き散らしている状況に気づかさ
れて、看護生達はどうしても後ずさりを始めたくなる――いくら看護婦への道を歩んでいる身だとしても、自分達と同い年の琳子が溢れさせたオシッコに引け目
を感じてしまう。

 それでも看護生達は、目の前でずっと落ち込んだ表情を見せている琳子のために、少しも臆することなく寄り添いながら、最後までお漏らしの後片付けをやり遂げると約束してみせる。


ポタポタポタッ……
「う、うんっ。それじゃあお願い……します」

 看護生達の言葉に従うまま、琳子は恐る恐る席の上から立ち上がってみせる。
 少し腰を動かすだけでも、不快に濡れる感触に怯えていた琳子だけど、これから看護生達のお世話を身に受けるため、嫌々ながらも腰を持ち上げていく。

 ずっと腰掛けていた席から琳子が立ち上がると、スカートの生地に蓄えられたオシッコが続々と零れ落ちていき、先ほどよりも派手な水音を響かせながら、さらに琳子の足元へと跳ね上がってくる。

 スカートの裏地に溜まっていた分のオシッコを、またしても周囲に撒き散らしてしまった事実に、琳子はどうしてもためらいの気持ちを抱えてしまうけど、今は周りにいる看護生達に告げられるまま動くしかなかった。
 まるで自分の周囲だけ雨でも降り注いだようなほど、薄黄色い液体で覆われている下半身を思い知らされた以上、琳子は白藤先生から託された役目を最後までやり遂げるよう、気持ちを切り替えていく。
 たとえ自らに課せられた役割だとしても、はしたない粗相姿を教室内で晒してしまう状況など、琳子は今でも考えられなかったのだ……

「今日もたっぷりお漏らししちゃったね? すぐにお股をキレイにしてあげるからね……」
「椅子や床にニオイが染み着いちゃったら大変だから、すぐに拭き取ってあげなくっちゃ?」

 しっかりと立ち上がった琳子の姿を確かめながら、看護生達はすぐさま粗相の後始末へと取り掛かることにした。
 太股に張り付いている制服のスカートを琳子から剥ぎ取った後、さらには薄黄色く濡れているショーツにも手を掛けて、そっと端の方を掴んだまま一気に下していく。
 他の看護生達は琳子の席から椅子を取り除いて、腰掛ける部分からオシッコを丹念に拭き取ったり、大量の水溜まりを広げた床の掃除も取り掛かる。

 最初に琳子のしでかした粗相を片付けたことで、看護生達も手際よく後始末が出来る方法を身体で学んでいたのだ。


クシュクシュクシュッ。
(すごい……最初の頃よりしっかりと身体を拭いてもらえてる。今でも恥ずかしくてたまらないけど……)

 看護生達に声を掛けられるまま、今でもオシッコの張り付く下半身を委ね始めていた琳子は、思いも寄らない彼女達の様子に関心を抱き始める。

 最初に顔合わせを始めた際に粗相を冒した際と比べて、見違えるほどに彼女達の手際が良くなっていたことに気づき始めていた。

 指先にオシッコの滴が張り付くのも構わず、看護生達はそれぞれ分担しながら、琳子の腰掛けていた椅子や床の上を丹念に拭き続けたり、さらには大量の液体を含んで重たくなったスカートやショーツまで脱がせて、丹念に股間を拭ってくれるのだ。
 濡れタオルで丹念に大事な部分を拭われる感触に、琳子はすぐさま心地良い感触を身に受けて、さらに看護生達へと身を任せていく。
 今でも自らしでかした失禁行為に恥じらいの気持ちを抱えていた琳子だけど、看護生達が丁寧にオシッコを拭ってくれる様子を受けて、ずっと震え上がっていた気持ちを少しずつ落ち着かせることが出来る。
 自分のために動いてくれる看護生達の手振りに、琳子は感激の気持ちすら抱き始めていたのだ……

スルスルスルッ。
「スカートの方はこれで大丈夫ね。神村さんも気持ちは落ち着いてくれたかしら?」

 琳子の股間から丹念にオシッコを拭った後、看護生達は替えのショーツやスカートを用意し始める。
 すっかり乾いてキレイになった琳子の下半身を確かめながら、今度は広げたショーツに脚を通すよう琳子に言いつけていく。
 最初は瞳に涙を浮かべながら、なかなか反応を返せずにいた琳子が、自分達の言葉を聞き入れてくれた様子に、看護生達もやっと気持ちを落ち着かせることが出来た。
 上履きや靴下まで脱ぎ去った琳子の素足へと、看護生達は新たなショーツを通した後、一気に腰の辺りまで持ち上げていく。

 教室内で露わになった琳子の股間を真っ白い生地で覆い尽くした後、さらには予備のスカートまで用意してみせる。

 琳子へスカートを穿かせてあげれば、やっと自分達も肩の荷を下ろすことが出来ると看護生達も考えていた。


「あ、ありがとう……私の身体だけじゃなくって、椅子までキレイにしてくれるなんて」

 看護生達に身体を預けるまま、ショーツや制服のスカートを着込むことが出来た後、琳子はそっと周囲へとお礼を告げていく。
 授業中にしでかした失禁行為のせいで、ずっと惨めな思いに苛まれていた琳子も、元の姿に戻れたのを素直に喜ぶことが出来る。
 大量のオシッコが張り付いた肌を拭ってもらえただけでなく、用意していた着替えまで与えてくれた看護生達に、琳子はすっかり感謝の気持ちすら抱き始めていた。

「そんな、私達にお礼なんて言われても困っちゃうなぁ……」
「これも一応、看護研修の一つなんだから……」

 とても嬉しそうな表情を浮かべる琳子に対して、看護生達は返事に迷いながら、そっけない態度を返すことしか出来なかった。
 確かに白藤先生から与えられた看護実習をやり遂げられたことだけは嬉しかったけど、教室内で失禁行為をしでかした琳子のせいで多大な手間を掛けさせられたと思うと、看護生達はどうしても気持ちを許すことが出来なかった。
 いくら与えられた役割をこなしていただけだとしても、自分達と同世代の女の子であるはずの琳子が、時と場所を少しも選ばずに失禁行為をしでかすなど、看護生達にとっては少しも考えられない事態だったのだ。

「そ、そうだよね……ごめんね。私のせいで授業を止めちゃって」

 看護生達の抱えていた本心を思い知らされて、琳子は思わず言葉を詰まらせてしまう。
 いくら白藤先生から託された行為だとしても、下半身の面倒を見続ける状況など、きっと彼女達も心からは望んでいないはずだと思い知らされて、琳子は複雑な思いに駆られてしまう。

 今まで自分のために尽くしていた行為も、看護生達が仕方なしに執り行っているのだと思い知らされて、琳子はどんな言葉を彼女達に掛ければ良いのかすら分からない。


フルフルフルッ……
(やっぱり、なかなか慣れないよぉ……いくら看護実習だって言っても、授業中にお漏らししちゃって、みんなに後始末まで頼ませちゃうだなんて……)


 琳子がついに授業を受けられる状態になった頃には、あと十分も経たずに休み時間を迎えそうな状況にも陥っていた。

 必死の思いで尿意を堪えようと試みた挙げ句、結果的にはお漏らし行為で授業を妨げてしまい、看護生達に手間を掛けさせる状況が、今の琳子には情けなくてたまらない。

 ずっしりと圧し掛かる罪悪感を、これからも教室内で抱え続けなければならないと思うだけで、琳子は段々と憂鬱な気持ちに苛まれてしまう。

 彼女達に触れられた指先の感触を振り返りながら、琳子は自らに課せられた役割を、未だ受け止められそうにない……

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