『夏堕ち』第4話をお送りします。
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全24話あります。

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「湯乃川先生、大丈夫ですか? まずは汚れちゃったお尻をキレイにしてあげますからね……」


 腰洗い槽による冷水責めを押しつけた挙げ句、激しく体調を崩してしまった沙希の様子を、奏羽や部員達も心配せずにいられない。

 競泳水着のお尻部分に下痢便を溜め込んでいる状況にも関わらず、しっかりと沙希の手を引いたまま腰洗い槽から引き上げて、そのままプールサイドへと戻していく。

 明らかに不自然な膨らみを作り上げる沙希のお尻には形を崩したウンチが溜まって、歩くたびに薄い生地の内側から黒い塊が蠢く姿まで押しつけられるのだ。

 本来なら見てはいけない代物に、奏羽も思わず視線を向けずにはいられない。


「す、すまない。こんな私のために、とんだ手間まで掛けさせてしまって……くうぅっ!」
カクカクカクッ、ビチビチビチッ!

 お尻の部分が下痢便で汚してしまった、あまりにも惨めな姿を奏羽達に確かめられて、沙希はますます惨めな気持ちに苛まれてしまう。
 いくら体調が異変をきたしている最中だとは言え、人前で排泄行為を冒してしまうなど、本来なら大人の女性としても晒せない姿にも関わらず、自分が指導する相手である部員達の前でも醜態を晒しているのだ。

 やっと腰洗い槽から抜け出せた状況にも関わらず、腸内が激しく揺さぶられる感覚に脚を止めると、あっけなくお尻の穴をこじ開けられて汚い排泄物をひり出してしまう。

 お尻の穴周辺だけが熱くなる感覚を、沙希は否応無く思い知らされる。


(そんな……やっと腰洗い槽から抜け出せた後だって言うのに、こんな恥ずかしい姿をまた見せてしまうだなんて……!)

 少しも脚を動かせない状況のまま、またしても冒してしまった排泄行為に、沙希の気持ちは激しく揺り動かされてしまう。
 水泳部顧問であるはずの自分が水着を着たままでウンチをお漏らししてしまうなど、決して許される状況ではなかった。

 お尻から続々と溢れ出してくる下痢便は、すぐに水着の内部で形を崩しながら、お尻の間を延々と這い回るだけでも不快でたまらない。

 さらには部員達にも、絶対に見せてはいけない醜態まで見せてしまっている。

 少しも収まらない排泄行為に、沙希は恥じらいを堪えるだけでも精一杯だった……



「またウンチをお漏らししちゃったんですね、先生ってば……シャワー室が見えてきたから、もう安心しても構いませんよ?」


 不意に脚を止めたかと思えば、お尻の辺りから不快な音まで響かせる哀れな沙希の姿を、奏羽は決して見逃さなかった。
 ただでさえ不自然な膨らみを見せつけていた沙希のお尻が、新たな排泄物でますます薄い生地から存在を浮かばせてきたのだ。
 本来なら大人の女性として考えられないような痴態を目の当たりにさせられた後でも、奏羽は沙希の傍から少しも離れようとしない。
 沙希のグロテスクな醜態を見せつけられた不快感を身に受けるより先に、沙希のあられもない瞬間を確かめられた優越感の方が遥かに上回っていた。

 やっとの思いでシャワー室へと辿り着いた後で、奏羽は沙希への施しを続けながら、さらに自分を優位に立たせるための振る舞いを目論んでいく。


「きゃんっ! 先生の着ていた水着の中に、こんなに沢山ウンチが溢れてきちゃってる!」
「それに見てみてよ、すっごいドロドロしてて……全部下痢みたいだね?」


 奏羽から合図を受けて、部員達がそっと沙希の背後へと回っていき、身に着けていた競泳水着を脱がしに掛かっていた矢先、どうしても騒がずにはいられなかった。

 沙希の水着を少しずつ下の方へと下ろしていく際に、お尻の部分へと差し掛かった際に、あまり目にしてはいけない代物を見てしまったのだ。

 先ほどまで幾度となく下半身を震わせながら、沙希がひり出したばかりの下痢便は明るい泥のような形状で、水着の裏地からお尻全体まで張り付いていた。

 薄い生地を引き剥がした直後から、鼻を曲げるような悪臭まで襲いかかってくる。

 いくら体調を崩していたとは言え、目の前に押しつけられた光景など耐えられない。


「あ、あうぅっ……そんな恥ずかしいところなんて、見ないで欲しいのに……あうぅんっ!」
グッチュッ……


 部員達が洩らした言葉を受けて、沙希はますます惨めな気持ちに追いやられる。

 いくら自分一人だけではまともな身動きが取れないとしても、誰かに下の世話を任せてしまうなど、沙希には耐えられない状況だった。

 汚れたお尻を覗き込む相手が顔なじみだと言う事実も、沙希には辛くてたまらない。

 水泳部顧問として許されない醜態を、ついに彼女達の前でも明かしてしまった状況に、沙希の気持ちはますます追い詰められていく……

「ダメですよ、先生。こんなにお尻が汚れちゃってるんですから。私達の手で洗い流してあげますから。しばらくの間大人しくしていてくださいね?」


 分かりやすいほど怯え切った沙希を、まるで諭すように奏羽は語り掛けていく。

 たとえ沙希が恥ずかしい思いに苛まれているとしても、一人だけでは排泄物の後始末をするのも難しいはずだから、自分達に全てを委ねて欲しいを奏羽は言い張ってくる。
 現に沙希は冷水責めを見に受けた直後で、二人掛かりで担がないとシャワー室すら辿り着けない状況だったのだ。
 体調をすっかり崩してしまった沙希への介抱を続けながら、さらに恥ずかしい姿を堪能してしまおうと、奏羽は胸の中で思い込んでいた……

プシャアアアァァァ……

「そんな……別にシャワーくらい、一人でも浴びれるはずなのに、あうぅんっ!」


 どんなに拒んでも寄り添ってくる奏羽に、沙希は自分の身を委ねるしかなかった。
 傍にある壁へと倒れ込む形で、仕方無しに奏羽からの解放を受けることにした沙希は、不意にシャワーの水流を浴びせられるだけで弱々しい悲鳴を洩らしてしまう。

 排泄物で汚れ切った身体を清めるなど、本来なら自分一人だけで済ませないといけない事実を思い知らされながら、部員達の手を借りてしまった事実に、沙希は情けない気持ちを感じずにはいられない……


「今の先生は体調を崩してるんですから。私達が幾らでも手伝ってあげますよ? お漏らししたウンチで汚しちゃった水着も、ちゃんとキレイにしておかないと……」


 少し水が触れただけで悲鳴を上げる沙希に、奏羽はさらにシャワーヘッドを向ける。

 泥状に張り付いていた下痢状のウンチを、シャワーの水流で押し流してあげるだけで、引き締まった沙希のお尻が徐々に姿を現す。

 本来なら誰かの排泄物が張り付いたお尻を洗い流す行為など、奏羽も嫌でたまらなかったけど、水泳部顧問の沙希が相手だと別の気持ちが働いていく。

 自分の手で施しを与え続けるうちに、沙希との別な関係を築けそうな状況が、奏羽にとっては嬉しくてたまらないのだ……

「も、もうお水をぶつけるのはカンベンしてくれないか……はうぅんっ!」

 奏羽が夢中になってシャワーを浴びせてくる最中、沙希は少しも気持ちが安らいでくれないどころか、さらに身震いまで起こし始めていた。

 温水機能のないシャワーを浴びせられたせいで、沙希は寒気を感じ始めていたのだ。

 今はまだ真夏だったので、本来なら心地良さを感じるはずの水流も、激しい冷水責めを身に受けた直後では、逆に苦痛な代物と化してしまう。

 本来なら奏羽達からの施しを喜ばないといけない状況にも関わらず、寒気が収まらない状況で、沙希はついに悲鳴すら洩らし始める……

「ねぇ、湯乃川先生ってば……やっぱりおかしいよ。こんなに気持ち良いシャワーの水で、あんなに怖がっちゃうだなんて」
「さすがに私達もやりすぎちゃったかなぁ? あんなに腰洗い槽の水が冷たかったなんて、さすがに考えられなかったもの……」

 シャワーの水流にも過敏な反応を見せてしまうほど、沙希が体調を崩してしまった事実を、部員達もすぐさま思い知らされてしまう。
 排泄物を洗い流すために水流を押し当てても、すぐに下半身を震わせてしまう状況に、只事では済まない事態だと考えざるを得なかった。
 なかなか直ってくれない沙希の体調に、彼女達も段々と不安な色を見せていく……

「確かに私達、ちょっと先生をシゴキすぎちゃったかもしれないわね? これか私達の手で慰めてあげないといけないわね……?」

 シャワーの水流を浴びせるだけでも弱々しく震え上がってしまう、あまりにも哀れな沙希の姿を奏羽も注目を寄せていた。
 最初は自分達の前で屈服させるために、沙希に対しての仕打ちを押しつけていた奏羽だけど、ここまで弱り果ててしまうなど想像すら出来てなかったのだ。

 さすがに沙希の体調を悪くしてしまう行為など、奏羽もさすがに望んではいなかったので、まずは崩した体調を気遣うことにした。

  介抱を続ける名目とともに、さらに沙希を屈服させる方法を企てていく……



      *      *      *      *      *      *


「あ、ありがとう……おかげでだいぶ体調も戻ってきたから……」
フルフルフルッ……

 幾度となく身震いに見舞われながら、やっとのことでシャワーを浴び終えた沙希は、誰もいない保健室のベッドへと連れ込まれていた。
 裸体の上からバスタオルを肩に掛けたまま、必死の思いで鳥肌を収め続けていく。

 やっとの思いで避難した保健室は生暖かい空気で覆われていたけど、沙希の激しい寒気を紛らわせるには十分ではないのだ……


「先生ってば、あまり無理をしちゃダメですよ? 今の先生に丁度いいモノを見つけましたから、すぐに穿いてもらいますからね?」

 今でも激しい寒気に襲われてしまい、ベッドの上で身震いを抑えられない沙希に対して、奏羽達は今でも介抱を続けていた。

 やっと保健室まで沙希を連れ込んだ後、介抱に便利な道具が残されてないか保健室を物色するうちに、奏羽は打ってつけの代物を探し出すことが出来た。

 あまり身体に負担を掛けずに済むだけでなく、大人の女性である沙希には屈辱的にも思えるような紙製の衣類に、奏羽も笑みをこぼさずにいられない……


「こ、これって紙オムツじゃないか……本当にこれから穿かせるつもりでいるのか、あうぅんっ!」
グイッ……

 奏羽が用意したと言う下着を見せつけられて、沙希はすぐさま恥じらってしまう。

 何と奏羽が言うには、これから下半身に紙オムツを穿かせてしまおうと言うのだ。

 いくら下痢便が自分でも止められないほど体調を崩していると言っても、まさか紙オムツを穿かされてしまうなど、さすがに沙希も嫌でたまらない。
 それでも奏羽の手で肩を掴まれて、ベッドの上から少しも逃げられない状況まで強いられて、沙希は身震いが少しも収まらない……

クシュクシュッ……
「もう、ちゃんと寝てもらわないと。紙オムツを上手く穿かせられないじゃないですか? いつウンチをお漏らししちゃうか分からないんですから、しばらくの間は紙オムツを穿いていてくださいね?」


 目の前で広げた紙製の生地に表情をひきつらせる沙希を、すぐに奏羽は諭していく。

 排泄行為を少しも堪えられない状況では、どんなに恥ずかしくても紙オムツの着用が必要だと、奏羽はありありと言い聞かせてみせる。

 同時に沙希の下半身をベッドの上へと押さえつけていき、お尻に紙オムツを敷き込んだ後で、前の部分で股間まで覆ってしまう。

 大人の女性らしいプロポーションを見せつける沙希の下半身に、まるで子供のような下着を穿かせてあげる行為が、どれだけ名案なのかを改めて思い知らされる。

 いくら体調が弱っているとは言え、紙オムツで平然と下半身を包み込む沙希の姿など、あまりにも面白くてたまらないとまで思い込んでいた……


ピタッ、ピタッ……
「あ、ありがとう。こんな手間まで掛けさせてしまって、本当に申し訳ない……」


 奏羽に言いつけられるまま脚を投げ出した後、ついに紙オムツで下半身を包まれてしまった状況に、沙希は強烈な恥じらいに襲われていた。

 ほんの少しでも身を捩らせるだけで、紙で出来た繊維が下半身へと押しつけられて、屈辱的な感触を思い知らされる。

 自分でも省みたくない下半身を思い知らされた後でも、沙希は恐る恐るお礼の言葉まで告げていく。

 普段なら考えられないような紙オムツの着用でも、激しく体調を崩した今では受け入れるしかないと思い知らされる。

 奏羽が自分の身を気遣って紙オムツを穿かせてくれたのだから、有り難く感じなければいけないはずだと沙希は考え込んでいたのだ……

(ついに紙オムツまで穿かされてしまうだなんて。本当に私の身体は、だらしなくなってしまったんだな……)

 奏羽の手を借りる形で、無事に紙オムツを着用出来た沙希だけど、真っ白い生地で包み込まれた下半身に、どうしても情けなさを感じずにいられない。

 本来ならトイレで用を足してしかるべき立場にも関わらず、体調が弱っているとは言え、沙希は未熟な下着に身を委ねてしまったのだ。

 今でも体調が治らないせいで、部員達から介抱されない限りは恥ずかしい行為を冒してしまう自分自身を、沙希は一人だけで悔い続けるしかない……

「くうぅっ……!」
モジモジモジッ。

 自らの身に引き起こされた事態を思い知らされる最中、沙希はまたしてもベッドの上で震え上がってしまう。
 強烈な寒気は今でも身体じゅうに襲いかかっていて、肌を擦っていないと体温が戻ってくれないのだ。
 背筋を思いっきり震わせながら、沙希は必死に寒気を押さえ込もうと試みていた……

「先生、まだ身体が寒くてたまらないんですか? 紙オムツもちゃんと穿かせてあげたから、私の手で身体を暖めてあげますからね……」
スリスリスリッ。

 唐突な身震いに襲われてしまう沙希の姿を受けて、奏羽はそっと両手を差し伸べていき、お腹を優しく擦り始めてみせる。
 間近で肌を眺めていても鳥肌が浮かんでいるほど、沙希の体温が下がり続けていたので、奏羽は何としても自分の手で介抱を続けてあげたかった。
 表面が冷え込んでいる沙希の身体を労るために、奏羽は両手でしっかりと抱きかかえながら、自分の体温まで捧げていく。

「本当にありがとう。こんな私なんかのために……」

 沙希は照れくささを感じながら、背後にいる奏羽に恐る恐るお礼を告げていく。

 奏羽からここまで献身的な介抱を受けさせてもらえるなど想像出来なかったのだ。

 周囲にいる部員達にも視線を向けられながら、自分のお世話を奏羽に委ねてしまう状況に、今でも恥じらいの気持ちを感じずにはいられない。
 それでも今の沙希にとっては、奏羽から差し向けられる優しさが全てだったのだ……

「別に構いませんよ、湯乃川先生。今日のシゴキがさすがに厳しすぎたかもしれないから、当分はお休みしましょうね……」

 少し遠慮がちにお礼を告げてくる沙希に対して、奏羽も軽い笑みを浮かべながら返事を返してみせる。

 最初は自分達の前で謝罪の気持ちを確かめさせるために始めた仕打ちが、さすがに無茶な行為だったと今さら気づかされたと、少し申し訳なさそうに奏羽は告げていく。

 今は少しでも体調を取り戻して欲しいと、奏羽は自らの思いを打ち明けるのだ。


「宮海……本当は私がみんなのために謝り続けないといけないと言うのに。こんなに私の身体がだらしないだなんて、今まで気づかなかったんだ」


 熱心に奏羽が心配を寄せる状況に、沙希も段々と申し訳ない気持ちに苛まれていく。

 結局は体調を崩してしまったから中断したものの、沙希は本来なら部員達からの厳しいシゴキを身に受けて当然な立場だったのだ。
 自ら招いた不祥事のせいで大会への出場資格すら奪い去ってしまった自分が、厳しい仕打ちに身体が耐えられない状況だけでも、沙希にとっては屈辱的だった。

 さらには奏羽や部員達に心配を寄せられる事態のせいで、沙希は自らの不甲斐なさをますます思い知らされる……



「部員達のためにどんな仕打ちでも身に受けなければいけないはずなのに、逆に解放まで受けてしまうだなんて。私も水泳部の顧問として、失格かもしれないな……」



 奏羽や部員達の前で土下座を始めたり、全身にオシッコを浴びせられたり、果てはホースや腰洗い槽による水責めを身に受けても、沙希はどうしても許しを乞いたかったのだ。

 本来ならどんなキツいシゴキにも耐えなければいけないにも自分が、結局は身体が音を上げてしまった事態に、沙希は情けなさを感じずにはいられない。
 さらには赤ちゃんのように紙オムツまで穿かされて、奏羽の手によって介抱を受けるなど、あまりにも自分に相応しくないとまで沙希は嘆いてしまうのだ……

(ふふっ、先生ってば……あんなにヒドいことをしちゃった後だって言うのに、すっかり私達の言いなりになっちゃって。結構可愛いところもあるじゃないの?)

 すっかり肩を落としてしまう沙希の姿に、奏羽は不敵な笑みを浮かべてしまう。

 活躍の舞台を奪われて不満は抱いていたけど、奏羽は別の意味で有意義な合宿生活を送ることが出来たのだ。

 普段から威張っていた沙希の威厳を奪い去って、さらには様々な痴態を覗き込んだ上で辱めまで与えられる……そんな状況が奏羽にとって嬉しくてたまらないのだ。


「大丈夫ですよ、先生。私達が最後まで特訓に付き合ってあげますから、合宿が終わるまでの間、しっかりとやり遂げてくださいね?」

 奏羽は沙希の身体へと身を寄せたまま、合宿の間じゅうは幾らでも付き合ってあげるから、自分達のシゴキを最後まで身に受けるよう、そっと耳元で囁いていく。
 今日はさすがに体調を崩してしまったけど、明日から様々な方法を用いて、沙希を自分達に付き従わせてしまおうと奏羽は思い込んでいた。
 合宿に参加している自分達だけでなく、退部届を預けてくれた後輩達の前でも、沙希がしっかりと謝罪出来るほどまで仕組んでおく義務があるはずだと、奏羽は胸の奥底で気持ちを燃え上がらせていく……

「あ、あぁ。また色々とお世話になってしまうかもしれないけど……宮海、もう私から離れてくれないか、くうぅっ!」
フルフルフルッ……

 熱い吐息とともに奏羽が返事を返してくる最中、沙希もすぐに返事を返しながら、さらに謝罪出来るよう努めたいと口にした矢先、思わず声が上ずってしまう。

 奏羽の手で介抱を受けている最中、沙希は強烈な身震いに襲われていた。

 震えるような声を洩らしながら、すぐさま自分から離れて欲しいと沙希は訴えていく。

「先生ってば、急に震え上がっちゃって。一体どうしちゃったんですか?」

 不意に両手を振り解こうと試みる沙希の様子に、奏羽はますます心配を寄せ始める。

 すでにお腹から不穏な音が響き出していたので、ある程度は予想がついていたにも関わらず、奏羽はわざとらしく質問までぶつけていく。

 目の前にいる沙希が顔を俯かせながら震え上がる様子から、奏羽の想像は確信へと近づいてくる……


「す、すまない……あうぅんっ! また私のお腹が緩み出してしまったみたいで……私をトイレに連れていってくれないか、くうぅんっ!」

カクカクカクッ……!


 奏羽が投げかけてきた質問に、沙希は恥ずかしくも自分から答えていく。
 段々と悪寒に襲われてしまい、実は再び下痢便を洩らしてしまいそうな状況を、沙希は嫌と言うほど思い知らされた。
 流動物が続々と下りてくる感覚に見舞われて、このままでは惨めな姿を演じてしまう予感を、沙希も刻一刻と思い知らされる。
 せめて自らの醜態を覗かれないためにも、沙希は崩した体調を押してでも、一人だけでトイレへと向かいたかったのだ……

「ダメですよ、先生。今はまだ体調も治ってないんですから、ベッドの上で大人しくてくださいね?」


 沙希の悲痛な訴えを耳にした奏羽だけど、少しもベッドの上から取り逃がそうとしない。

 どれだけ沙希の気持ちがすっかり追い詰められているのか、間近にいる奏羽もありありと理解していたけど、今でも両手をお腹へと押しつけながら震える肌を擦り続ける。

 先ほどと同様に、沙希が惨めな醜態を晒す状況を、奏羽は望んでいたのだ……



「そんなぁ……このままでは私のお腹が持たなくなって、また恥ずかしい姿を見せてしまうと言うのに……お願いだからトイレに、はうぅんっ……!」

ヒクヒクヒクッ……!


 唐突な奏羽の言葉を耳にして、沙希はすぐさま驚かされてしまう。
 このままでは腰洗い槽で見せてしまった時のように、はしたなくウンチをお漏らししてしまう姿を、あと数分後に晒してしまいそうだった。
 これ以上は奏羽や部員達に迷惑を掛けたくなかったので、必死の思いで腸内の揺さぶりを堪え続ける沙希だけど、あまり長い時間は持ち堪えられそうにないのだ……


「今は紙オムツを穿いてるから大丈夫ですよ、湯乃川先生。今はお腹が下っちゃってるんですから、そのままウンチを出しちゃってください?」



 今でも戸惑い続ける沙希に対して、奏羽はとんでもない言いつけまで始めてしまう。

 お腹が緩くなった後だから仕方がないと割り切った上で、紙オムツを穿いた状態のままウンチを出してしまうように、奏羽はありありと告げてきたのだ。

 すでに一人でトイレに向かえない事情他に、別の思いも控えている。

 奏羽は目の前で震え上がる沙希を、幾らでも辱めてしまいたかった。


「そ、そんな恥ずかしいことなんて出来るわけが……はうぅんっ!」
カクカクカクッ、キュルキュルキュルッ……!


 少しもベッドの上から逃れられないまま、沙希は恐るべき瞬間まで迎えてしまった。

 お尻の穴が緩む感覚とともに、沙希はまたしても下痢便をひり出し始めていたのだ。
 身体の外へと飛び出していった排泄物は、すぐさまお尻へと張り付きながら、身に着けている紙オムツを重みでずり下げてくる。

 激しく下半身が揺さぶられる様子から、ベッドから立ち去る猶予すらない事実を思い知らされていたけれど、奏羽が傍にいる最中でも冒してしまう排便行為に、激しい後悔の念に苛まれてしまう。


「す、すまない。宮海ぃっ……私の恥ずかしいところなんて、もうこれ以上は見ないで欲しい……あくうぅんっ!」
ビチビチビチッ、グチュグチュッ。


 それでも一度始めてしまった排便行為を、沙希は少しも自分の手で止められなかった。

 肛門が少しも言うことを聞いてくれないまま、続々と泥状のウンチをお漏らしし続けてしまい、さらに紙オムツの内部で溜め込まれながら、沙希の肌を着々と汚してしまう。

 いくら体調を崩した後だとしても、本来なら誰の前でも許されない排便行為を、二度も冒してしまった状況など決して受け入れられる状況ではなかった。

 そんな沙希の気持ちとは裏腹に、激しく揺れ動く腸内やお尻の穴は、はしたない生理現象を今でも繰り広げるしかない……

モコモコモコッ、ヌチュヌチュッ……
(どうしよう……まだ宮海も傍にいるって言うのに、お漏らししたウンチが少しも止まってくれないから、紙オムツの中にどんどん広がってくる……)

 お尻の穴から飛び出していったウンチが、穿いている紙オムツの内部に留まりながら、肌の表面にも泥のような感触を押しつけて、さらに沙希の気持ちを蔑んでくる。

 自らひり出した排泄物で肌を汚されるなど、屈辱的に感じても当たり前だった。

 それでも制御が利かなくなった下半身のせいで、紙オムツの中にどんどん溜まり続ける排泄物に、沙希は情けなさを感じずにはいられない。

 裸体に紙オムツだけの格好を続けるだけでなく、さらには奏羽から抱き締められるまま、延々と排泄物をひり出し続けてしまう自分自身など、ほんの少しも省みたくなかった。

 自分がしでかした恥ずかしいお漏らし行為を、奏羽や部員達がどう思い込んでいるのか……ほんのわずか頭をよぎるだけで、沙希は気持ちが怯え切ってしまうのだ……

「先生、もうウンチを出し終えましたか? お尻の辺りがスゴく膨らんでるみたいですけど……」



 沙希が冒してしまった排泄行為を、奏羽は満足気な笑みを浮かべながら眺めていた。

 まだ短い期間にも関わらず、自分達と沙希の関係が、あられもない痴態のおかげで急激な変貌を遂げていったのだ。

 奏羽だけでなく他の部員達も気持ちは同じで、顧問だった沙希を自分達の手で辱めながら、さらに屈服させてしまおうと言う目論見が周囲へと渦巻いていく。

 自分達を不快にさせる光景や悪臭を身に受けるたびに、部員達の中で妖しい感情が湧き上がってくるのだ。


「み、宮海。そんな恥ずかしいことなんて聞かないでくれ……まだ汚いものが紙オムツの中に、溢れ出してくるって言うのに……あうぅんっ!」
ムチュムチュッ、グチュチュッ……

 紙オムツの内部に溜め込んだ排泄物を思い知らされて、沙希は思わず慌てふためいてしまう。
 ベッドの上で軽く腰を持ち上げるだけでも、自らひり出した下痢便がどれだけ蓄えられているのか、沙希自身でも思い知らされていただけでなく、さらには奏羽達にも見せつけてしまったらしい。
 自分一人だけでも恥ずかしい醜態を、あられもなく彼女達にも見せつけてしまった状況など耐えるのも難しい。

 それでも腸内が蠢き続けるのに合わせて、紙オムツの内部でくぐもった音を響かせながら、今でも続々と下痢便を溢れさせてしまう自分自身に、沙希は惨めさを感じずにはいられないのだ……


「そんなに遠慮しなくても大丈夫ですよ、先生。私が後で紙オムツを取り替えてあげますから。たっぷりと緩いウンチを出しちゃいましょうね?」

 再び自分達の前で惨めな姿を晒した後、すっかり頭が上がらなくなった沙希に対して、奏羽はそっと言葉を投げかけていく。

 きっと紙オムツ内での排便行為が止められないほど、まだ沙希の体調がおかしいのだから、今は幾らでも排便行為を続けてしまうよう囁いてみせる。

 体調を崩しているのを利用して、沙希がどれだけ頼りない存在なのかを、奏羽は周囲にいる部員達にも見せつけたいのだ。

 後で紙オムツを取り替えてあげる約束まで取り付けながら、沙希がどこまで痴態を晒してしまうのか、奏羽も部員達も興奮気味な視線を浴びせていく……


「あ、あうぅっ……くはあぁんっ!」
カクカクカクッ、ミチミチミリリッ!

 まるで奏羽達の言葉に付き従うかのように、沙希はさらにいきみ続けては下痢便を吐き出して、紙オムツの内部をさらに膨らませてしまう。

 すでに身に着けている紙オムツの内部では、泥とも液体とも分からない物体が吸水体の内部で広がって、沙希の下半身も汚し尽くしていたけど、まだ当分はお腹の調子も落ち着いてくれない。

 周囲にいる奏羽や部員達の前で、後でどんな惨めな姿を晒してしまうのか省みる余裕すらなく、沙希はさらなる排泄物をひり出すことしか出来ないのだ……






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