前に作った作品『性別体験教室』を再び紹介したいと思います。
ちなみに内容はこんな感じです…
今回は「第1話」をお送りします…
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全24話あります。
未公開の残り20話分を読みたい場合は、ぜひ製品版をお読みください。
自分達の『性』に揺らぐ二人の少年少女にエッチな施しを与えるストーリー。
◆ボーイッシュ過ぎる俺っ娘の『香瑠』は男の子っぽい格好のまま、本来は女の子なのに学校内で『男子』として過ごすことに。
男子達からオチ○チンを見せつけられた上でクリトリス露出を強いられたり、電気アンマでグリグリ責められた末に失禁、お祭りにフンドシ姿で練り歩きながら立ちションが出来ずにオシッコをお漏らし、最初はなかなか男子達に解け込めない。
男子トイレを使えない事情から男児用紙オムツを着用させられた香瑠は授業中に排尿、男子達の手で紙おむつ交換を受ける際に股間を弄られて、オシッコを噴き出しながら絶頂、男子達の感情を感づいて、オチ○チンへの興味を抱くまま自ら咥え込んでフェラチオを始めたり、ついに自分からお尻を捧げてアナルセックスまで…
◆女の子願望を抱える男の娘な『美穣』は可憐な女装姿のまま、本来は男の子なのに学校内で『女子』として過ごすことに。
女子達とともに着替える内に下着姿に欲情、勃起を起こしたのを気付かれ、ブルマやレオタードの上からオチ○チンをシゴかれて射精、精液で下着や衣服を濡らした上、男女の違いを思い知らされる。
女子トイレを使えない事情から女児用紙オムツを着用させられた美穣、女子達の手で紙おむつ交換を受ける際に、勃起したオチ○チンを弄られたり、お返しに乳房の愛撫や股間を舌で舐め回してのクンニ行為、本物の女の子らしく可愛げな振る舞いを身に着けようと指で体内を探られるアナル開発、尻穴の快感にも目覚めて…
◆二人を預かった先生の元、香瑠と美穣へ性の授業も…互いに下半身を晒された上で股間を愛撫、疼く股間から愛液やオシッコを溢れさせたり、勃起したオチ○チンを手コキされ白濁液を撃ち放つ姿を確かめた後、二人とも互いの存在を意識させられる。
最初は香瑠から迫る形で、今度は美穣も遠慮がちに…お互いに裸体の触りっこを始めて、舌や唾液を絡ませての接吻、普段からノーブラな膨らみかけな乳房や、敏感な股間の柔らかさ、オチ○チンの固さを確かめ上で愛撫、オムツ内失禁や射精の瞬間まで明かした末にクンニやフェラチオまで、香瑠と美穣は互いのおしっこや精液の味も確かめ合う仲に発展。
紙オムツを穿いたまま互いに腰を重ね合わせて、性感帯と化したお尻や股間を刺激し合う末に…
それぞれの性別に思い悩みながらエッチな気持ちに芽生えていく香瑠と美穣の姿をお楽しみください。
全24話、オシッコお漏らしとオムツメイン。
今回は「第1話」をお送りします…
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全24話あります。
未公開の残り20話分を読みたい場合は、ぜひ製品版をお読みください。
「香瑠ちゃん、ちゃんとクラスのみんなにも教えてあげてね?」
カウンセラーの先生に誘われる形で、朝のホームルーム中に二人の生徒が教壇の上に立たされていた。
クラスメート達が続々と注目を浴びせる中、先生は傍にいる生徒に耳打ちをし始める。
教壇の上に佇んでいる二人には、これから大切な発表が待ち構えていた。
「もう、先生ってば。オレをちゃん付けで呼ばなくっても……ちょっと照れくさいけど、これからオレ……男子として過ごすことになったから。これからもよろしく」
最初に名前を呼ばれた『香瑠』と言う生徒は照れ隠しのために、わざと先生の前で強がってみせる。
これから自分が『男の子』過ごすことになった事実を、ためらいもなくクラスメート達の前で言い放っていく。
香瑠は短く切り揃えた髪やホットパンツなどの身軽な格好に身を通している、ボーイッシュな印象のある生徒だった。
思春期を迎えた頃合いにも関わらず、これから『男の子』として過ごすようになった香瑠だけど、本人は少しも気に留めようとしない。
「そ、それじゃあ香瑠……これからオレ達と同じ『男子』として過ごすって言うのか?!」
「香瑠ちゃんって女の子じゃない? 本気で今日から男子になっちゃうつもりなの?!」
あまりにも意外な香瑠の発表に、クラスメート達もすぐに驚きの声を上げる。
本来なら香瑠は女の子にも関わらず、見た目と同様に活発な……と言うよりはお転婆な性格が災いして、教室内でも女子達よりも男子達と触れ合う機会が多かったけど、まさか今朝から『男の子』として過ごすなど、男子も女子も思わなかったのだ。
本来なら女の子であるはずの香瑠が、これから別の性別として振る舞うなど受け入れられそうにない。
「そ、そんな驚かなくったっていいじゃんか。男子として過ごすことになっても、別に今までと何も変わらないんだからさ……」
周囲から驚きの声を受けた後も、香瑠は少しもひるまずに返事を返していく。
本来なら女の子であるはずの自分自身を思い知らされながらも、香瑠は教室内で普段過ごしているまま、これからも男の子っぽく振る舞ってみせると言い切ってみせる。
クラスメート達の言葉を受けて、事の重大さに気づき始めた香瑠だけど、大事な発表の後ですぐ引き下がるわけにはいかない……
「香瑠ちゃんの次は美穣くん……いいえ、これからは美穣『ちゃん』ね? しっかりとクラスのみんなに自己紹介しましょうね?」
少し緊張気味な香瑠の姿を確かめながら、先生は隣の生徒にも挨拶を促していく。
男の子っぽい格好を続けている香瑠と別に、隣で立ち尽くしていた生徒も自分の発表を控えていた。
隣の生徒はフリルやリボンの施された衣服を身に纏って、クラスメート達を前に身をこわばらせている……
「はい、先生。これからボクは『女子』として過ごしたいと思います。よ、よろしく……お願いします」
先生に促される形で、ついに美穣も口を開いていき、これから身に受ける自らの立場を明かしてみせる。
美穣は肩まで伸ばしたセミロングやガーリッシュな服装のおかげで、可憐な少女のような見た目を保っているけど、実はれっきとした男の子だった。
今までクラスメート達の前では明かせなかった美穣は、これから教室内でも女の子の格好に身を投じられる事実を心の奥底から嬉しがっていた……それでもクラスメート達から続々と向けられる視線に、さすがに腰が引けてしまう。
「うわぁ、ホントに美穣くんなの? こんなに可愛らしくなっちゃって」
「もしかしたら私達より可愛らしいかも……本当に女の子みたいだね、美穣くん」
美穣が『男の娘』として振る舞う姿を初めて目にしたクラスメート達は、早速可愛げな姿に視線を寄せ始める。
最初は転校生かと思ったほど、可愛らしい姿の正体はクラスの誰一人として知らなかった……それでも声色からクラスメートの美穣だと分かると、今までと違う意識を抱かずにいられない。
特に女子達は、美穣の意外な姿に驚かされるとともに、今までにない意識を芽生えさせてしまう。
これから自分達と同じ『女の子』として過ごすと言う美穣に対して、女子達はすぐに関心を寄せていく。
「う、うん。今でもちょっと恥ずかしいけど。どうしてもボクのありのままを見せたくって……」
フルフルフルッ……
クラスメート達から熱い視線を注がれて、美穣はますます緊張を抱え込んでしまう。
今までは誰の前でも見せたことのなかった姿を、ついに美穣は教室の中で見せつけてしまった。
今までは一人っきりで楽しんでいた格好をクラスメート達の前でも明かして、忌み嫌われることもなく受け入れてもらえたのが嬉しい反面、自ら抱え込んだ本性を明かした後では照れくさくてたまらない。
(やっぱり、美穣も緊張しちゃってるんだ。昨日と違う性別のままで過ごすのって、オレもちょっと照れくさくなってきちゃったな……)
隣で赤らめた顔を伏せ始める美穣の姿を、隣にいる香瑠も意識させられてしまう。
本来なら自分が美穣のように、女の子らしい格好に身を通さなければいけない事実を思い知らされると、今までと違う性別のままで過ごしても良いものか、香瑠も段々と迷い始めていた。
自分と同じように緊張を感じているのか、ぎこちなく身をこわばらせている美穣の姿を、香瑠も思わず隣で見つめてしまう……
「でも先生、どうして香瑠ちゃんと美穣くんが……これから男子や女子として過ごさないといけないんですか?」
普通なら考えられない二人の発表を終えて、クラスメートの一人がすぐに質問を投げかけていく。
いくら香瑠がボーイッシュな格好を続けたり、美穣が女の子の格好に身を投じているとしても、どうして本来あるべき性別と違う立場のまま教室内で過ごすことになったのか、今でもクラスメート達は理解出来なかった。
思春期を迎えた微妙な時期なのに、本当に二人が性別を変えたまま過ごせるのか不安でたまらない……
「ちゃんと二人が自己紹介出来たみたいだから、クラスのみんなにも教えてあげないといけないわね? みんなにも分かりやすいよう説明してあげるから、最後までちゃんと聞いててね……」
クラスメート達から飛んできた質問に、先生はすぐさま答えてみせる。
どうして香瑠と美穣が違う性別として過ごすことになったのかを、ホームルームの時間を掛けて説明してあげようと目論んでいく。
二人に特別な立場を与えるに当たって、クラスメート達にも納得してもらう必要もあったのだ……
「そうなんだ、確かに香瑠ってば……下手すりゃオレ達より走るのも早いし、女子だって言う方が無理あったもんな?」
先生の口から開かされた説明に、クラスメート達はますます驚かされてしまう。
普段から男勝りな雰囲気のあった香瑠が、少しも女の子らしい自覚を抱いてくれなかったので、逆に『男子』として過ごさせてあげるべきだと先生が言うのだ。
今まで考えもしなかった事実を思い知らされた後でも、男子達はすぐさま納得させられる……それだけ香瑠は活発な女の子で、男子達も手を焼いていたのだ。
「もう、あんまり香瑠ちゃんをからかわないの……でも、これから私達も香瑠『クン』って呼んであげないといけないわね?」
相槌を打ちながら頷く男子達の反応に、先生もあっけなさを思い知らされる。
本来なら女の子であるはずの香瑠を、いとも簡単に男子として受け入れる決意を決め込んでしまったのだ。
本当に男子として振る舞ってしまうのか、今でも少しだけ悩んでいた先生だけど、香瑠の新しい立場をしっかりとクラスメート達に教え込んでいく。
「それじゃあ美穣くんも、香瑠ちゃんみたいに……女の子のままで過ごし続けるんですか?」
香瑠の抱えている立場を無事に明かした後、女子達も不安な気持ちを明かしてきた。
いくら自分達と同じような格好を続けていたとしても、本当に美穣を『女の子』として受け入れても良いものか分からずにいたのだ。
髪まで可愛げにピッグテールへと結えている美穣だけど、どんなに女の子として努めようとしても、性別は男の子そのものに違いないはずだった。
「そうよ、香瑠くんと違って美穣ちゃんは大人しい子だったし、ずっと女の子の格好に憧れてたのよ。今着ているワンピースだって、ずっとクラスのみんなに見せてみたかったらしいのよ……」
戸惑いの表情を見せる女子達をなだめるようにして、先生は美穣の抱えている事情を説明することにした。
今までは男子として過ごしていた美穣だけど、ずっと女の子の格好に憧れていたと言う悩みを聞かされていたのだ。
美穣の抱え込んだ気持ちを確かめた上で、思い切って『女子』として過ごして振る舞ってみるように促していくと、本人が感激の表情を見せていたのを先生は振り返っていく。
教壇に立っていた香瑠と美穣は、それぞれ重大な『性』の悩みを抱え込んでいたのだ。
「せ、先生ってば。それでもボク、もう自分にウソなんてつけないから。これからもよろしく……お願いします」
先生の口から開かされた本心を恥じらう美穣だけど、改めてクラスメート達の方を振り向いてみせる。
今まで穿いていたズボンとは違う、裾から風が入り込むスカートの感覚に、美穣は自然と胸を躍らせていく。
これからはクラスメート達の前でも、気兼ねなく可愛げな格好が出来る事実が、今の美穣には何よりも嬉しくてたまらない……
「香瑠くんは男子として、美穣ちゃんは女子として過ごさせて欲しいの。みんなにも協力を頼めるかしら?」
二人の姿をしっかりと見据えた後、先生は別の頼みごとをクラスメート達に促していく。
これから男子として過ごす香瑠と、女子として過ごす美穣をみんなで受け入れて欲しいと言うのだ。
今まで性の悩みを抱えていた二人に別の体験させてあげることで、今までより気軽に教室内で過ごし続けられるはずだと先生は考えていた……
「そんな、本当に香瑠をオレ達の仲間にしちゃって良いのか? ホントは女子なはずなのに……」
「それに美穣くんも、私達と同じ格好をしてるって言っても……やっぱり男の子なんだよね?」
別の立場を抱えた二人のお世話を頼まれたクラスメート達は、どう返事を返せば良いか思い悩んでしまう。
二人の抱えている事情を知り尽くした後だとしても、本当にあべこべな性別の香瑠と美穣を受け入れられるのか、今でもクラスメート達は戸惑っていたのだ。
それでも教壇の上に立っている二人は照れながら、少しも教壇の上から逃げ出そうとしないので、クラスメート達も本気なのかと尋ねずにいられない。
「べ、別に今までと何も変わらないから良いじゃんか。それじゃあみんな、これからもオレをよろしくな? ほら、美穣も挨拶しようぜ……」
目の前で戸惑うクラスメート達へと、香瑠は抱えている気持ちを改めて明かしていく。
これから自分を男の子として扱っても構わないと、美穣は自分の口から説明し始める。
本来とは違う性別として振る舞うことに特別な意識を思い知らされていた香瑠だけど、今までも男子達と親しくしていたことを踏まえながら新たな立場に胸を張ってみせる。
「あ、あの……まだ少しだけ恥ずかしいけど、よろしくお願いします……」
男勝りな態度を見せつける香瑠につられる形で、美穣も恐る恐る口を開いていく。
今でもスカートから伸びる脚を震わせる美穣だけど、一度明かした自分の気持ちにウソなどつけなかった。
何度もスカートの表面を撫で付けながら、今までずっと望んでいた女の子としての格好を美穣は確かめて、ありのままの自分自身を受け入れてもらうために頭を下げていく。
「ちゃんと二人も挨拶が出来たみたいね。それじゃあ一時間目の授業を始めましょうね……?」
香瑠と美穣が改まった挨拶を済ませた後、先生はホームルームを締めることにした。
クラスメート達も驚いて当然な発表を二人がやり遂げたことで、やっと先生も胸を撫で下ろすことが出来る。
二人を受け入れて欲しいとクラスメート達に促しながら、いつもどおりの授業へと気分を切り替える……
* * * * * *
「なぁ、香瑠。ホントに着替えもオレ達と一緒で構わないのか?」
体育の時間を迎えそうになった時、男子達はすぐに香瑠へと尋ね始める。
普段なら女子と合流するはずの香瑠が少しも立ち去らずに、自分達と一緒に教室へ残っているのが気になり始めていた。
それでも香瑠は男子達に交ざって、体操着袋を準備し始めている。
「いーじゃん。これからはオレも男子なんだから……みんなと同じ短パンだって用意してもらったんだからな?」
不意に男子達から声を掛けられた後でも、香瑠は少しも気に掛けずに衣服を脱ぎ去っていく。
これから一緒に体操着へと着替えるのが気になった男子達に対して、香瑠は体操着袋から新しい短パンを取り出しながら見せつけてみせる。
今まで穿いていたブルマと違って、体育の授業中も男子達と同じ格好が出来ると思うだけで、香瑠には嬉しくてたまらない。
(ちゃんと先生から用意してもらったんだ……新しい短パンも、みんなと同じブリーフだって穿いてきたんだからな?)
男子達が様子を窺ってくる間も、香瑠は気兼ねなくホットパンツを下していく。
香瑠は何と周囲にいる男子達と同様に、真っ白いブリーフまでも見に付けていた。
いつも穿いているショーツよりも腰ゴムの辺りがキツい感覚を気に掛けながら、香瑠は男子として振る舞えるのが嬉しくてたまらない。
今までは女子扱いだった自分が、これからは男子として過ごせる証しを香瑠自身も確かめていく……
「香瑠ってばホントに、オレ達と同じ男子として過ごすつもりなんだな?」
「まさかブリーフまで穿いてくるなんて思わなかったけど……さすがにコレは真似出来ないだろ?」
スルスルスルッ……
着替えの時も自慢げに笑みを浮かべている香瑠に対して、男子達はあるイタズラを仕掛けることにした。
まさか短パンやブリーフを身に付けてまで、自分達の仲間入りを果たそうとする香瑠の気持ちを、男子達はどうしても揺さぶってみたかった。
半ズボンに手を掛けた後、傍にいる香瑠に見せつけるために、ブリーフごと一気にずり下ろしてみせる……
フルンッ。
「あうぅんっ……! 急にオチンチンなんて見せてくるなよぉっ! 別にブリーフまで脱がなくっても良いじゃんか!」
不意に男子から見せつけられた股間の存在に、香瑠は思わず悲鳴を洩らしてしまう。
男子達がわざとズボンを下ろして、股間にぶら下げているオチンチンを向けられた後で、さすがに香瑠もひるまずにいられない。
男子達の心無いイタズラを見せつけられた香瑠だけど、顔を逸らしながら反論をぶつけていく。
いくら男の子っぽく振る舞っている香瑠でも、あまり目にしたことのないオチンチンの存在には戸惑いの気持ちを抱え込んでしまう。
「別にいいじゃん、香瑠も今日から男子なんだろう? 別にチンチンを見ちゃったくらいで驚くなよ?」
明らかな動揺を見せてきた香瑠に対して、さらに男子達は詰め寄ってみせる。
香瑠はこれから自分達と同じ『男子』として過ごすことになったのだから、別にオチンチンを見せつけても平気なはずだと言うのだ。
無理にでも自分達の真似事を続ける香瑠に対して、徹底的な差を見せつけようと男子達は目論んでいた。
フルンッ、フルンッ。
「そんなに押し付けてくるなよぉ、まだ着替えだって済んでないのにぃっ……くうぅっ!」
男子達が続けるふざけ半分なイタズラに、香瑠は上手く返事を返すことが出来ない。
今でも太股までブリーフを下した先には、自分の身体には存在してない代物がぶら下がっていて、腰の動きに合わせて揺れ動いてくる。
あまりにも奇妙な形状の物体を見せつけられたせいで、香瑠はひたすら視線を逸らすことしか出来ない。
(どうしよう、これから男子達と気兼ねなく過ごせるはずなのに。どうしてオチンチンなんて見せつけてくるんだよぉっ)
自分の身体には決して存在しないオチンチンの存在を思い知らされて、香瑠はずっと困り果てていた。
今まで男子達とともに過ごすのを待ち望んでいたはずなのに、男の子として振る舞おうとすればするほど、香瑠は男女の違いを思い知らされてしまう。
男子達と同じくブリーフや短パンを身に着けてみても、股間の間で揺れ動くオチンチンの存在や、さらには自分の裸を男子達の前で晒す状況にも恥じらいの気持ちを抱き始めていた。
それでも香瑠は気持ちを吹っ切るようにして、男子達と同じ体操着姿へと身を通していく……
* * * * * *
「えいっ!」
グルンッ……!
無事に体操着へと着替えることが出来た香瑠は、体育の時間を今まで以上に張り切っていた。
高鉄棒の上に脚を乗せると元気良く回って、一気に加速をつけて手を離してみせる。
香瑠は周囲にも見せつけるかのように、一番の得意技であるグライダーを繰り出してみせたのだ。
「うわぁ、あんなに飛んじゃってるよ? あそこまでの距離はオレ達でもなかなか出来ないって言うのに」
「今日も相変わらず新記録だな、香瑠……」
勢いよく飛んでいく香瑠の姿に、男子達も思わず視線を奪われてしまう。
自分達より背が低い方にも関わらず、香瑠の身体が鉄棒からかなり離れた場所まで到達していた事実に男子達も圧倒されていた。
香瑠は抜群の運動神経を誇っていて、下手をすれば男子達でも敵わないほどだったのだ……
「当たり前だろ? これからオレだってみんなと同じ『男子』なんだから。これくらい余裕で飛べるんだからな?」
茫然と立ち尽くす男子達の方へと駆け寄りながら、香瑠は自慢げにグライダーの飛距離を自慢してみせる。
着替えの時間に思い知らされていた、恥じらいの気持ちを吹っ切るようにして飛んだグライダーによって、男子達の鼻を明かせたのが嬉しくてたまらない。
オチンチンをしつこく見せつけられた腹いせとともに、香瑠はどうしても自らを男子の仲間として認めてもらいたかったのだ。
(どうしよう、ホンキで香瑠ったらオレ達と一緒に過ごすつもりみたいだぜ?)
(いくら先生に頼まれたって言っても、オレ達も困っちゃうから……こんなのはどうだ?)
グライダーの距離を自信ありげに語ってみせる香瑠に、男子達も思わず頭を悩ませてしまう。
いくら本人が訴え続けても、昨日までは女子だった香瑠を自分達の仲間として受け入れるなど、男子達には到底考えられなかったのだ。
それでも香瑠は自らの活躍を自慢げに見せつけながら、無理にでも仲間に入ろうと思い込んでいる始末なので、男子達も負けじと耳打ちしながら別の反撃を企てていく。
股間にオチンチンなどをぶら下げてない香瑠など、男子達はどうしても仲間に迎え入れたくなかったのだ……
* * * * * *
ギュッ。
「は、離せよ! 急にオレを捕まえてきて、一体何を始めるつもりなんだよぉ……!」
放課後を迎えた教室内で帰り支度を済ませていた矢先、急に男子達から取り囲まれた香瑠は、さらに身体を取り押さえられてしまった。
しっかりと羽交い締めにされた後、どんなに身を捩じらせても男子達の手を撥ね退けられず、香瑠は少しも身動きが取れない。
さらには目の前にいる男子達が笑みを浮かべてくる状況に、香瑠はムキになって言葉をぶつけていく。
これから男子達がどんなイタズラを仕掛けられるのか分からないまま、香瑠は内心焦り出していたのだ。
「これから香瑠には、男子として耐えて当然な『試練』を与えてやるから覚悟しろよな?」
「オレ達は余裕で耐えられるんだから、きっと香瑠も耐えられて当然だろ?」
今でも生意気な口調をぶつけてくる香瑠に対して、男子達はある行為を仕向けてくる。
もしも男子として振る舞いたいなら、自分達が遊び半分で続けている行為を耐えてみるようにと香瑠に言いつけてきた。
背の低い香瑠をしっかりと取り押さえたまま、さらに床へと寝かしつけていき、男子達は面白半分に片脚を持ち上げていく。
「な、なぁ。もうオレの脚を離してくれよ……ひ、ひうぅんっ!」
グイッ、グリュグリュグリュッ!
今までにない刺激を股間に押し付けられて、香瑠はすぐさま悲鳴を洩らしてしまう。
気づいたら香瑠は両脚を掴まれたまま持ち上げられて、思いっきり股間を踏みつけられていたのだ。
男子達の手で仕向けられた電気アンマを身に受けるたび、香瑠は何度も上半身をよじらせながら身悶えるけど、両脚や肩まで押さえつけられてしまい、激しい刺激から少しも逃れられずにいた。
男子の足から執拗に押し付けられる股間への刺激に、香瑠はどうしても身悶えが収まらない。
ホットパンツやブリーフに阻まれているとは言え、男子の足によって踏みつけられる刺激のせいで、香瑠はどうしても声を洩らさずにいられない……
「チンチンの付いてるオレ達なら5分くらいまで平気なんだから、香瑠もしっかりと耐えてみせろよぉ」
「こんなに悲鳴まで上げちゃって、もう香瑠ったらヘバっちゃったのか?」
あられもない悲鳴を上げ続ける香瑠の姿を見下ろしながら、男子達はますます調子付いていく。
体育の時間には自慢げに張り切っていた香瑠が、自分達の手でいとも簡単に屈してしまう状況が面白くてたまらない。
しっかりと自分達の手による制裁を受けるよう言いつけながら、少しも電気アンマの手を緩めない。
どんなに香瑠の股間を踏みつけても、上履き越しにオチンチンの感触を確かめられない状況に頭を捻りながら、それでも床の上で暴れ回る香瑠の姿に興奮を募らせていく。
今まで調子付いていたはずの香瑠が、自分達の前で着々と弱り果てていく姿が面白くてたまらない……
「そ、そんなぁ。もうお願いだから脚を離してくれよぉ……ひゃうぅんっ!」
グリグリグリッ……
あまりにも執拗に与えられる股間の刺激に、香瑠は思わず泣き言を洩らしてしまう。
いくら男子達なら耐えられて当然だと言い聞かされても、激しい電気アンマに香瑠の股間が耐えられそうになかった。
何度も上履きの底で股間を踏みつけられるたび、香瑠は激しい痛みに表情を歪めていたけど、どんなに弱音を吐いても男子達は許してくれない。
最初はどんなイタズラでも耐えてみせようと思い込んでいた香瑠だけど、股間を幾度となく弄られるたびに身悶えながら、段々と気持ちが屈してしまう……
(ど、どうしよう……このままじゃオレのお股、おかしくなっちゃうよぉっ……!)
男子達からの激しいイタズラを強いられて、香瑠は今まで身に受けたこともない意識にも気づかされていく。
上履き越しに何度も股間を踏みつけられて単純に痛いだけでなく、何故か身体の奥底が熱くなっていく感覚にも見舞われていた。
ケンカ程度なら男子達にも負けないつもりでいたのに、思いっきり男子の足で股間を刺激されるたび、下半身の力がひとりでに抜けていくような感じを思い知らされる。
今までにない感覚を着実に呼び起こされて、香瑠はあと少しも耐えられそうにない。
どんなに必死の思いで嫌がり続けても、周囲を取り囲む男子達は香瑠を逃さないまま、両脚の間に差し入れた足で思いっきり股間を踏みつけてくる……
「も、もうダメぇっ……あ、あうぅんっ!」
カクカクカクッ、プシャアアアァァァ……
男子達からずっと電気アンマを強いられて、香瑠はついに気持ちが屈してしまった。
身体を取り押さえる男子達を振り払うどころか、寝かしつけられた床から身を起こすことすら出来ないまま、香瑠は激しく下半身を震わせると同時に、今までにない悲鳴まで上げてしまう。
男子達に仕掛けられた電気アンマによって、香瑠は激しい気持ちの昂ぶりを迎えていったのだ。
自分でも上げたことのない喘ぎ声を上げながら、それでも激しい感情が収まらないまま、香瑠は両脚を震わせながらオシッコまで溢れさせてしまう。
今まで自分でも触れたことのない部分を、男子達の上履き越しに弄られ続けた衝撃に、香瑠はすっかり弱り果てていた。
ここまで股間の辺りが弱い部分だったなど、香瑠は今まで知る由もなかったのだ。
股間から不意に漏れ出したオシッコは少しも収まらず、ずっと穿いていたブリーフやホットパンツにも広がり、さらには下腹部の辺りにも押し寄せて、それでも股間から溢れ出る迸りは収まってくれない……
グシュグシュグシュッ。
「見てみろよ、香瑠ったらオシッコなんてお漏らししちゃってるぜ?」
「香瑠ってば、これくらいの電気アンマも耐えられないのかよ。だらしないなぁ……」
床に寝転んだ香瑠の姿を見下ろしながら、今までにない異変を男子達も感じ取る。
ずっと香瑠が身に着けていたホットパンツの内側から、少しずつ液体が滲み出して、ついには裾の部分からも溢れさせてきたのだ。
自分達が仕掛けた電気アンマによって、香瑠はついに失禁まで冒してしまった。
いくら股間を何度も踏みつけたとしても、まさかオシッコを垂れ流すほどだらしないとは男子達も思わなかった……それでも今までと違って弱々しい姿を見せる香瑠を眺めながら、わざとらしく笑みを見せつけてくる。
今まで自分達に生意気な態度を取り続けた香瑠に対して、男子達の威厳をしっかりと見せつけられたのが嬉しくてたまらない。
「ひ、ヒドいじゃんかぁ。こんなにオレのお股なんて踏みつけてくるなんて……ぐすっ」
シュルシュルシュルッ……
今でも濡れた下半身を見下ろしてくる男子達の姿に、香瑠は思わず震え上がってしまう。
男子達の仲間入りを果たそうと考えていたにも関わらず、股間を激しく踏みつけられるだけで、ここまで自分の身体が弱り果ててしまうなど考えられなかった。
それでも男子の手で何度も弄られた股間は、激しい痺れがなかなか収まってくれず、さらには股間の辺りがジンジンするのに合わせて、勝手にオシッコが溢れ
出してくる――やっと脚を離してもらった後も、股間から溢れ出る生温かい液体を止められないまま、さらに情けない姿を作り上げてしまう。
みっともなくオシッコをお漏らししてしまった姿を目の当たりにしても、嬉しそうな笑みとともに下半身を睨みつける男子達の姿に、香瑠の気持ちはますます追い込まれていく。
自分の無力さを思い知らされた後で、香瑠は床の上に伏せたまま気づいたら涙まで零してしまう。
今まで感じたこともない感覚に見舞われた後では、泣き崩れることでしか自らの感情を表せなくなっていた。
電気アンマを押し付けられただけでオシッコを垂れ流して、新品のブリーフやホットパンツをオシッコまみれにしてしまい、さらには男子達の前でみっともない姿を晒した事実が悔しくてたまらない。
今まで男の子として振る舞っていた香瑠は、初めて自らの無力さを思い知らされる……
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教壇の上に佇んでいる二人には、これから大切な発表が待ち構えていた。
「もう、先生ってば。オレをちゃん付けで呼ばなくっても……ちょっと照れくさいけど、これからオレ……男子として過ごすことになったから。これからもよろしく」
最初に名前を呼ばれた『香瑠』と言う生徒は照れ隠しのために、わざと先生の前で強がってみせる。
これから自分が『男の子』過ごすことになった事実を、ためらいもなくクラスメート達の前で言い放っていく。
香瑠は短く切り揃えた髪やホットパンツなどの身軽な格好に身を通している、ボーイッシュな印象のある生徒だった。
思春期を迎えた頃合いにも関わらず、これから『男の子』として過ごすようになった香瑠だけど、本人は少しも気に留めようとしない。
「そ、それじゃあ香瑠……これからオレ達と同じ『男子』として過ごすって言うのか?!」
「香瑠ちゃんって女の子じゃない? 本気で今日から男子になっちゃうつもりなの?!」
あまりにも意外な香瑠の発表に、クラスメート達もすぐに驚きの声を上げる。
本来なら香瑠は女の子にも関わらず、見た目と同様に活発な……と言うよりはお転婆な性格が災いして、教室内でも女子達よりも男子達と触れ合う機会が多かったけど、まさか今朝から『男の子』として過ごすなど、男子も女子も思わなかったのだ。
本来なら女の子であるはずの香瑠が、これから別の性別として振る舞うなど受け入れられそうにない。
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周囲から驚きの声を受けた後も、香瑠は少しもひるまずに返事を返していく。
本来なら女の子であるはずの自分自身を思い知らされながらも、香瑠は教室内で普段過ごしているまま、これからも男の子っぽく振る舞ってみせると言い切ってみせる。
クラスメート達の言葉を受けて、事の重大さに気づき始めた香瑠だけど、大事な発表の後ですぐ引き下がるわけにはいかない……
「香瑠ちゃんの次は美穣くん……いいえ、これからは美穣『ちゃん』ね? しっかりとクラスのみんなに自己紹介しましょうね?」
少し緊張気味な香瑠の姿を確かめながら、先生は隣の生徒にも挨拶を促していく。
男の子っぽい格好を続けている香瑠と別に、隣で立ち尽くしていた生徒も自分の発表を控えていた。
隣の生徒はフリルやリボンの施された衣服を身に纏って、クラスメート達を前に身をこわばらせている……
「はい、先生。これからボクは『女子』として過ごしたいと思います。よ、よろしく……お願いします」
先生に促される形で、ついに美穣も口を開いていき、これから身に受ける自らの立場を明かしてみせる。
美穣は肩まで伸ばしたセミロングやガーリッシュな服装のおかげで、可憐な少女のような見た目を保っているけど、実はれっきとした男の子だった。
今までクラスメート達の前では明かせなかった美穣は、これから教室内でも女の子の格好に身を投じられる事実を心の奥底から嬉しがっていた……それでもクラスメート達から続々と向けられる視線に、さすがに腰が引けてしまう。
「うわぁ、ホントに美穣くんなの? こんなに可愛らしくなっちゃって」
「もしかしたら私達より可愛らしいかも……本当に女の子みたいだね、美穣くん」
美穣が『男の娘』として振る舞う姿を初めて目にしたクラスメート達は、早速可愛げな姿に視線を寄せ始める。
最初は転校生かと思ったほど、可愛らしい姿の正体はクラスの誰一人として知らなかった……それでも声色からクラスメートの美穣だと分かると、今までと違う意識を抱かずにいられない。
特に女子達は、美穣の意外な姿に驚かされるとともに、今までにない意識を芽生えさせてしまう。
これから自分達と同じ『女の子』として過ごすと言う美穣に対して、女子達はすぐに関心を寄せていく。
「う、うん。今でもちょっと恥ずかしいけど。どうしてもボクのありのままを見せたくって……」
フルフルフルッ……
クラスメート達から熱い視線を注がれて、美穣はますます緊張を抱え込んでしまう。
今までは誰の前でも見せたことのなかった姿を、ついに美穣は教室の中で見せつけてしまった。
今までは一人っきりで楽しんでいた格好をクラスメート達の前でも明かして、忌み嫌われることもなく受け入れてもらえたのが嬉しい反面、自ら抱え込んだ本性を明かした後では照れくさくてたまらない。
(やっぱり、美穣も緊張しちゃってるんだ。昨日と違う性別のままで過ごすのって、オレもちょっと照れくさくなってきちゃったな……)
隣で赤らめた顔を伏せ始める美穣の姿を、隣にいる香瑠も意識させられてしまう。
本来なら自分が美穣のように、女の子らしい格好に身を通さなければいけない事実を思い知らされると、今までと違う性別のままで過ごしても良いものか、香瑠も段々と迷い始めていた。
自分と同じように緊張を感じているのか、ぎこちなく身をこわばらせている美穣の姿を、香瑠も思わず隣で見つめてしまう……
「でも先生、どうして香瑠ちゃんと美穣くんが……これから男子や女子として過ごさないといけないんですか?」
普通なら考えられない二人の発表を終えて、クラスメートの一人がすぐに質問を投げかけていく。
いくら香瑠がボーイッシュな格好を続けたり、美穣が女の子の格好に身を投じているとしても、どうして本来あるべき性別と違う立場のまま教室内で過ごすことになったのか、今でもクラスメート達は理解出来なかった。
思春期を迎えた微妙な時期なのに、本当に二人が性別を変えたまま過ごせるのか不安でたまらない……
「ちゃんと二人が自己紹介出来たみたいだから、クラスのみんなにも教えてあげないといけないわね? みんなにも分かりやすいよう説明してあげるから、最後までちゃんと聞いててね……」
クラスメート達から飛んできた質問に、先生はすぐさま答えてみせる。
どうして香瑠と美穣が違う性別として過ごすことになったのかを、ホームルームの時間を掛けて説明してあげようと目論んでいく。
二人に特別な立場を与えるに当たって、クラスメート達にも納得してもらう必要もあったのだ……
「そうなんだ、確かに香瑠ってば……下手すりゃオレ達より走るのも早いし、女子だって言う方が無理あったもんな?」
先生の口から開かされた説明に、クラスメート達はますます驚かされてしまう。
普段から男勝りな雰囲気のあった香瑠が、少しも女の子らしい自覚を抱いてくれなかったので、逆に『男子』として過ごさせてあげるべきだと先生が言うのだ。
今まで考えもしなかった事実を思い知らされた後でも、男子達はすぐさま納得させられる……それだけ香瑠は活発な女の子で、男子達も手を焼いていたのだ。
「もう、あんまり香瑠ちゃんをからかわないの……でも、これから私達も香瑠『クン』って呼んであげないといけないわね?」
相槌を打ちながら頷く男子達の反応に、先生もあっけなさを思い知らされる。
本来なら女の子であるはずの香瑠を、いとも簡単に男子として受け入れる決意を決め込んでしまったのだ。
本当に男子として振る舞ってしまうのか、今でも少しだけ悩んでいた先生だけど、香瑠の新しい立場をしっかりとクラスメート達に教え込んでいく。
「それじゃあ美穣くんも、香瑠ちゃんみたいに……女の子のままで過ごし続けるんですか?」
香瑠の抱えている立場を無事に明かした後、女子達も不安な気持ちを明かしてきた。
いくら自分達と同じような格好を続けていたとしても、本当に美穣を『女の子』として受け入れても良いものか分からずにいたのだ。
髪まで可愛げにピッグテールへと結えている美穣だけど、どんなに女の子として努めようとしても、性別は男の子そのものに違いないはずだった。
「そうよ、香瑠くんと違って美穣ちゃんは大人しい子だったし、ずっと女の子の格好に憧れてたのよ。今着ているワンピースだって、ずっとクラスのみんなに見せてみたかったらしいのよ……」
戸惑いの表情を見せる女子達をなだめるようにして、先生は美穣の抱えている事情を説明することにした。
今までは男子として過ごしていた美穣だけど、ずっと女の子の格好に憧れていたと言う悩みを聞かされていたのだ。
美穣の抱え込んだ気持ちを確かめた上で、思い切って『女子』として過ごして振る舞ってみるように促していくと、本人が感激の表情を見せていたのを先生は振り返っていく。
教壇に立っていた香瑠と美穣は、それぞれ重大な『性』の悩みを抱え込んでいたのだ。
「せ、先生ってば。それでもボク、もう自分にウソなんてつけないから。これからもよろしく……お願いします」
先生の口から開かされた本心を恥じらう美穣だけど、改めてクラスメート達の方を振り向いてみせる。
今まで穿いていたズボンとは違う、裾から風が入り込むスカートの感覚に、美穣は自然と胸を躍らせていく。
これからはクラスメート達の前でも、気兼ねなく可愛げな格好が出来る事実が、今の美穣には何よりも嬉しくてたまらない……
「香瑠くんは男子として、美穣ちゃんは女子として過ごさせて欲しいの。みんなにも協力を頼めるかしら?」
二人の姿をしっかりと見据えた後、先生は別の頼みごとをクラスメート達に促していく。
これから男子として過ごす香瑠と、女子として過ごす美穣をみんなで受け入れて欲しいと言うのだ。
今まで性の悩みを抱えていた二人に別の体験させてあげることで、今までより気軽に教室内で過ごし続けられるはずだと先生は考えていた……
「そんな、本当に香瑠をオレ達の仲間にしちゃって良いのか? ホントは女子なはずなのに……」
「それに美穣くんも、私達と同じ格好をしてるって言っても……やっぱり男の子なんだよね?」
別の立場を抱えた二人のお世話を頼まれたクラスメート達は、どう返事を返せば良いか思い悩んでしまう。
二人の抱えている事情を知り尽くした後だとしても、本当にあべこべな性別の香瑠と美穣を受け入れられるのか、今でもクラスメート達は戸惑っていたのだ。
それでも教壇の上に立っている二人は照れながら、少しも教壇の上から逃げ出そうとしないので、クラスメート達も本気なのかと尋ねずにいられない。
「べ、別に今までと何も変わらないから良いじゃんか。それじゃあみんな、これからもオレをよろしくな? ほら、美穣も挨拶しようぜ……」
目の前で戸惑うクラスメート達へと、香瑠は抱えている気持ちを改めて明かしていく。
これから自分を男の子として扱っても構わないと、美穣は自分の口から説明し始める。
本来とは違う性別として振る舞うことに特別な意識を思い知らされていた香瑠だけど、今までも男子達と親しくしていたことを踏まえながら新たな立場に胸を張ってみせる。
「あ、あの……まだ少しだけ恥ずかしいけど、よろしくお願いします……」
男勝りな態度を見せつける香瑠につられる形で、美穣も恐る恐る口を開いていく。
今でもスカートから伸びる脚を震わせる美穣だけど、一度明かした自分の気持ちにウソなどつけなかった。
何度もスカートの表面を撫で付けながら、今までずっと望んでいた女の子としての格好を美穣は確かめて、ありのままの自分自身を受け入れてもらうために頭を下げていく。
「ちゃんと二人も挨拶が出来たみたいね。それじゃあ一時間目の授業を始めましょうね……?」
香瑠と美穣が改まった挨拶を済ませた後、先生はホームルームを締めることにした。
クラスメート達も驚いて当然な発表を二人がやり遂げたことで、やっと先生も胸を撫で下ろすことが出来る。
二人を受け入れて欲しいとクラスメート達に促しながら、いつもどおりの授業へと気分を切り替える……
* * * * * *
「なぁ、香瑠。ホントに着替えもオレ達と一緒で構わないのか?」
体育の時間を迎えそうになった時、男子達はすぐに香瑠へと尋ね始める。
普段なら女子と合流するはずの香瑠が少しも立ち去らずに、自分達と一緒に教室へ残っているのが気になり始めていた。
それでも香瑠は男子達に交ざって、体操着袋を準備し始めている。
「いーじゃん。これからはオレも男子なんだから……みんなと同じ短パンだって用意してもらったんだからな?」
不意に男子達から声を掛けられた後でも、香瑠は少しも気に掛けずに衣服を脱ぎ去っていく。
これから一緒に体操着へと着替えるのが気になった男子達に対して、香瑠は体操着袋から新しい短パンを取り出しながら見せつけてみせる。
今まで穿いていたブルマと違って、体育の授業中も男子達と同じ格好が出来ると思うだけで、香瑠には嬉しくてたまらない。
(ちゃんと先生から用意してもらったんだ……新しい短パンも、みんなと同じブリーフだって穿いてきたんだからな?)
男子達が様子を窺ってくる間も、香瑠は気兼ねなくホットパンツを下していく。
香瑠は何と周囲にいる男子達と同様に、真っ白いブリーフまでも見に付けていた。
いつも穿いているショーツよりも腰ゴムの辺りがキツい感覚を気に掛けながら、香瑠は男子として振る舞えるのが嬉しくてたまらない。
今までは女子扱いだった自分が、これからは男子として過ごせる証しを香瑠自身も確かめていく……
「香瑠ってばホントに、オレ達と同じ男子として過ごすつもりなんだな?」
「まさかブリーフまで穿いてくるなんて思わなかったけど……さすがにコレは真似出来ないだろ?」
スルスルスルッ……
着替えの時も自慢げに笑みを浮かべている香瑠に対して、男子達はあるイタズラを仕掛けることにした。
まさか短パンやブリーフを身に付けてまで、自分達の仲間入りを果たそうとする香瑠の気持ちを、男子達はどうしても揺さぶってみたかった。
半ズボンに手を掛けた後、傍にいる香瑠に見せつけるために、ブリーフごと一気にずり下ろしてみせる……
フルンッ。
「あうぅんっ……! 急にオチンチンなんて見せてくるなよぉっ! 別にブリーフまで脱がなくっても良いじゃんか!」
不意に男子から見せつけられた股間の存在に、香瑠は思わず悲鳴を洩らしてしまう。
男子達がわざとズボンを下ろして、股間にぶら下げているオチンチンを向けられた後で、さすがに香瑠もひるまずにいられない。
男子達の心無いイタズラを見せつけられた香瑠だけど、顔を逸らしながら反論をぶつけていく。
いくら男の子っぽく振る舞っている香瑠でも、あまり目にしたことのないオチンチンの存在には戸惑いの気持ちを抱え込んでしまう。
「別にいいじゃん、香瑠も今日から男子なんだろう? 別にチンチンを見ちゃったくらいで驚くなよ?」
明らかな動揺を見せてきた香瑠に対して、さらに男子達は詰め寄ってみせる。
香瑠はこれから自分達と同じ『男子』として過ごすことになったのだから、別にオチンチンを見せつけても平気なはずだと言うのだ。
無理にでも自分達の真似事を続ける香瑠に対して、徹底的な差を見せつけようと男子達は目論んでいた。
フルンッ、フルンッ。
「そんなに押し付けてくるなよぉ、まだ着替えだって済んでないのにぃっ……くうぅっ!」
男子達が続けるふざけ半分なイタズラに、香瑠は上手く返事を返すことが出来ない。
今でも太股までブリーフを下した先には、自分の身体には存在してない代物がぶら下がっていて、腰の動きに合わせて揺れ動いてくる。
あまりにも奇妙な形状の物体を見せつけられたせいで、香瑠はひたすら視線を逸らすことしか出来ない。
(どうしよう、これから男子達と気兼ねなく過ごせるはずなのに。どうしてオチンチンなんて見せつけてくるんだよぉっ)
自分の身体には決して存在しないオチンチンの存在を思い知らされて、香瑠はずっと困り果てていた。
今まで男子達とともに過ごすのを待ち望んでいたはずなのに、男の子として振る舞おうとすればするほど、香瑠は男女の違いを思い知らされてしまう。
男子達と同じくブリーフや短パンを身に着けてみても、股間の間で揺れ動くオチンチンの存在や、さらには自分の裸を男子達の前で晒す状況にも恥じらいの気持ちを抱き始めていた。
それでも香瑠は気持ちを吹っ切るようにして、男子達と同じ体操着姿へと身を通していく……
* * * * * *
「えいっ!」
グルンッ……!
無事に体操着へと着替えることが出来た香瑠は、体育の時間を今まで以上に張り切っていた。
高鉄棒の上に脚を乗せると元気良く回って、一気に加速をつけて手を離してみせる。
香瑠は周囲にも見せつけるかのように、一番の得意技であるグライダーを繰り出してみせたのだ。
「うわぁ、あんなに飛んじゃってるよ? あそこまでの距離はオレ達でもなかなか出来ないって言うのに」
「今日も相変わらず新記録だな、香瑠……」
勢いよく飛んでいく香瑠の姿に、男子達も思わず視線を奪われてしまう。
自分達より背が低い方にも関わらず、香瑠の身体が鉄棒からかなり離れた場所まで到達していた事実に男子達も圧倒されていた。
香瑠は抜群の運動神経を誇っていて、下手をすれば男子達でも敵わないほどだったのだ……
「当たり前だろ? これからオレだってみんなと同じ『男子』なんだから。これくらい余裕で飛べるんだからな?」
茫然と立ち尽くす男子達の方へと駆け寄りながら、香瑠は自慢げにグライダーの飛距離を自慢してみせる。
着替えの時間に思い知らされていた、恥じらいの気持ちを吹っ切るようにして飛んだグライダーによって、男子達の鼻を明かせたのが嬉しくてたまらない。
オチンチンをしつこく見せつけられた腹いせとともに、香瑠はどうしても自らを男子の仲間として認めてもらいたかったのだ。
(どうしよう、ホンキで香瑠ったらオレ達と一緒に過ごすつもりみたいだぜ?)
(いくら先生に頼まれたって言っても、オレ達も困っちゃうから……こんなのはどうだ?)
グライダーの距離を自信ありげに語ってみせる香瑠に、男子達も思わず頭を悩ませてしまう。
いくら本人が訴え続けても、昨日までは女子だった香瑠を自分達の仲間として受け入れるなど、男子達には到底考えられなかったのだ。
それでも香瑠は自らの活躍を自慢げに見せつけながら、無理にでも仲間に入ろうと思い込んでいる始末なので、男子達も負けじと耳打ちしながら別の反撃を企てていく。
股間にオチンチンなどをぶら下げてない香瑠など、男子達はどうしても仲間に迎え入れたくなかったのだ……
* * * * * *
ギュッ。
「は、離せよ! 急にオレを捕まえてきて、一体何を始めるつもりなんだよぉ……!」
放課後を迎えた教室内で帰り支度を済ませていた矢先、急に男子達から取り囲まれた香瑠は、さらに身体を取り押さえられてしまった。
しっかりと羽交い締めにされた後、どんなに身を捩じらせても男子達の手を撥ね退けられず、香瑠は少しも身動きが取れない。
さらには目の前にいる男子達が笑みを浮かべてくる状況に、香瑠はムキになって言葉をぶつけていく。
これから男子達がどんなイタズラを仕掛けられるのか分からないまま、香瑠は内心焦り出していたのだ。
「これから香瑠には、男子として耐えて当然な『試練』を与えてやるから覚悟しろよな?」
「オレ達は余裕で耐えられるんだから、きっと香瑠も耐えられて当然だろ?」
今でも生意気な口調をぶつけてくる香瑠に対して、男子達はある行為を仕向けてくる。
もしも男子として振る舞いたいなら、自分達が遊び半分で続けている行為を耐えてみるようにと香瑠に言いつけてきた。
背の低い香瑠をしっかりと取り押さえたまま、さらに床へと寝かしつけていき、男子達は面白半分に片脚を持ち上げていく。
「な、なぁ。もうオレの脚を離してくれよ……ひ、ひうぅんっ!」
グイッ、グリュグリュグリュッ!
今までにない刺激を股間に押し付けられて、香瑠はすぐさま悲鳴を洩らしてしまう。
気づいたら香瑠は両脚を掴まれたまま持ち上げられて、思いっきり股間を踏みつけられていたのだ。
男子達の手で仕向けられた電気アンマを身に受けるたび、香瑠は何度も上半身をよじらせながら身悶えるけど、両脚や肩まで押さえつけられてしまい、激しい刺激から少しも逃れられずにいた。
男子の足から執拗に押し付けられる股間への刺激に、香瑠はどうしても身悶えが収まらない。
ホットパンツやブリーフに阻まれているとは言え、男子の足によって踏みつけられる刺激のせいで、香瑠はどうしても声を洩らさずにいられない……
「チンチンの付いてるオレ達なら5分くらいまで平気なんだから、香瑠もしっかりと耐えてみせろよぉ」
「こんなに悲鳴まで上げちゃって、もう香瑠ったらヘバっちゃったのか?」
あられもない悲鳴を上げ続ける香瑠の姿を見下ろしながら、男子達はますます調子付いていく。
体育の時間には自慢げに張り切っていた香瑠が、自分達の手でいとも簡単に屈してしまう状況が面白くてたまらない。
しっかりと自分達の手による制裁を受けるよう言いつけながら、少しも電気アンマの手を緩めない。
どんなに香瑠の股間を踏みつけても、上履き越しにオチンチンの感触を確かめられない状況に頭を捻りながら、それでも床の上で暴れ回る香瑠の姿に興奮を募らせていく。
今まで調子付いていたはずの香瑠が、自分達の前で着々と弱り果てていく姿が面白くてたまらない……
「そ、そんなぁ。もうお願いだから脚を離してくれよぉ……ひゃうぅんっ!」
グリグリグリッ……
あまりにも執拗に与えられる股間の刺激に、香瑠は思わず泣き言を洩らしてしまう。
いくら男子達なら耐えられて当然だと言い聞かされても、激しい電気アンマに香瑠の股間が耐えられそうになかった。
何度も上履きの底で股間を踏みつけられるたび、香瑠は激しい痛みに表情を歪めていたけど、どんなに弱音を吐いても男子達は許してくれない。
最初はどんなイタズラでも耐えてみせようと思い込んでいた香瑠だけど、股間を幾度となく弄られるたびに身悶えながら、段々と気持ちが屈してしまう……
(ど、どうしよう……このままじゃオレのお股、おかしくなっちゃうよぉっ……!)
男子達からの激しいイタズラを強いられて、香瑠は今まで身に受けたこともない意識にも気づかされていく。
上履き越しに何度も股間を踏みつけられて単純に痛いだけでなく、何故か身体の奥底が熱くなっていく感覚にも見舞われていた。
ケンカ程度なら男子達にも負けないつもりでいたのに、思いっきり男子の足で股間を刺激されるたび、下半身の力がひとりでに抜けていくような感じを思い知らされる。
今までにない感覚を着実に呼び起こされて、香瑠はあと少しも耐えられそうにない。
どんなに必死の思いで嫌がり続けても、周囲を取り囲む男子達は香瑠を逃さないまま、両脚の間に差し入れた足で思いっきり股間を踏みつけてくる……
「も、もうダメぇっ……あ、あうぅんっ!」
カクカクカクッ、プシャアアアァァァ……
男子達からずっと電気アンマを強いられて、香瑠はついに気持ちが屈してしまった。
身体を取り押さえる男子達を振り払うどころか、寝かしつけられた床から身を起こすことすら出来ないまま、香瑠は激しく下半身を震わせると同時に、今までにない悲鳴まで上げてしまう。
男子達に仕掛けられた電気アンマによって、香瑠は激しい気持ちの昂ぶりを迎えていったのだ。
自分でも上げたことのない喘ぎ声を上げながら、それでも激しい感情が収まらないまま、香瑠は両脚を震わせながらオシッコまで溢れさせてしまう。
今まで自分でも触れたことのない部分を、男子達の上履き越しに弄られ続けた衝撃に、香瑠はすっかり弱り果てていた。
ここまで股間の辺りが弱い部分だったなど、香瑠は今まで知る由もなかったのだ。
股間から不意に漏れ出したオシッコは少しも収まらず、ずっと穿いていたブリーフやホットパンツにも広がり、さらには下腹部の辺りにも押し寄せて、それでも股間から溢れ出る迸りは収まってくれない……
グシュグシュグシュッ。
「見てみろよ、香瑠ったらオシッコなんてお漏らししちゃってるぜ?」
「香瑠ってば、これくらいの電気アンマも耐えられないのかよ。だらしないなぁ……」
床に寝転んだ香瑠の姿を見下ろしながら、今までにない異変を男子達も感じ取る。
ずっと香瑠が身に着けていたホットパンツの内側から、少しずつ液体が滲み出して、ついには裾の部分からも溢れさせてきたのだ。
自分達が仕掛けた電気アンマによって、香瑠はついに失禁まで冒してしまった。
いくら股間を何度も踏みつけたとしても、まさかオシッコを垂れ流すほどだらしないとは男子達も思わなかった……それでも今までと違って弱々しい姿を見せる香瑠を眺めながら、わざとらしく笑みを見せつけてくる。
今まで自分達に生意気な態度を取り続けた香瑠に対して、男子達の威厳をしっかりと見せつけられたのが嬉しくてたまらない。
「ひ、ヒドいじゃんかぁ。こんなにオレのお股なんて踏みつけてくるなんて……ぐすっ」
シュルシュルシュルッ……
今でも濡れた下半身を見下ろしてくる男子達の姿に、香瑠は思わず震え上がってしまう。
男子達の仲間入りを果たそうと考えていたにも関わらず、股間を激しく踏みつけられるだけで、ここまで自分の身体が弱り果ててしまうなど考えられなかった。
それでも男子の手で何度も弄られた股間は、激しい痺れがなかなか収まってくれず、さらには股間の辺りがジンジンするのに合わせて、勝手にオシッコが溢れ
出してくる――やっと脚を離してもらった後も、股間から溢れ出る生温かい液体を止められないまま、さらに情けない姿を作り上げてしまう。
みっともなくオシッコをお漏らししてしまった姿を目の当たりにしても、嬉しそうな笑みとともに下半身を睨みつける男子達の姿に、香瑠の気持ちはますます追い込まれていく。
自分の無力さを思い知らされた後で、香瑠は床の上に伏せたまま気づいたら涙まで零してしまう。
今まで感じたこともない感覚に見舞われた後では、泣き崩れることでしか自らの感情を表せなくなっていた。
電気アンマを押し付けられただけでオシッコを垂れ流して、新品のブリーフやホットパンツをオシッコまみれにしてしまい、さらには男子達の前でみっともない姿を晒した事実が悔しくてたまらない。
今まで男の子として振る舞っていた香瑠は、初めて自らの無力さを思い知らされる……
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