白黒ギャルを服従(おと)しめろ!『黒』第1話をお送りします…

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全24話あります。
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プシューッ。

(ふぅっ……ギリ間に合ったぁ、でも相変わらず混んでてヤだなぁ)



 黒紅 雅琴(くろべに まこと)は学校へ向かうため、混んでいる電車内へと大急ぎで乗り込んだ。

 雅琴は夏でもないのに肌を小麦色に焼いた上、白いアイメイクまで施している、かなり目立つ女の子だった。


 あまり混んでいる電車に乗りたくなかった雅琴だけど、ここ最近の遅刻を注意されることが多くなり、さらには単位も危うい事態を思い知らされて、あまり得
意ではない早起きを強いられる羽目になった……本来なら他の学生達が乗り込んで当然な時間帯に、雅琴は大急ぎで電車内に駆け込んでいたのだ。

 雅琴を乗せた電車はドアが閉まった直後、すぐさま駅から遠ざかっていく……

グイッ、ムニュムニュッ……
「い、イヤっ! あんまり触るなってば!」


 混んでいる電車内で窮屈な状態を強いられながら、それでも今日は遅刻をせずに済みそうだと肩を撫で下ろした矢先、雅琴は不意な窮地に立たされていた。

 どうやら自分の身体に、誰かが身体に触れる気配を雅琴は感じていた……豊満な乳房やお尻をわざわざ狙って、執拗な手つきで触れてくるのだ。

 不意に身体へと押しつけられた感触を思い知らされて、雅琴は狭い車内でひたすら身を捩らせながら、不意に押し寄せる手つきを遠ざけようとしていたけど、それでも相手は何の遠慮も見せず、怪しい手つきを幾度も雅琴へ押しつけてくる。

 不快な感触を思い知らされて、雅琴はどうしても言葉をぶつけずにいられない。


(どうして今日に限って、朝から痴漢がいるんだよぉ……!)


 混み合っている電車の中で、雅琴はすぐさま困り果ててしまう。
 まさか普段より早めの電車に乗り込もうとしたせいで、自分が満員電車の中で痴漢に遭うなど、さすがに雅琴も考えられなかった。
 雅琴は普段から目立った格好を続けていたせいで、あまり痴漢などに出くわす機会もなかった……それでも実際に誰かから手を差し伸べられて、幾度も身体に触れられる状況など、雅琴はどうしても嫌でたまらない。

 それでも実際に痴漢へ出くわしたことに雅琴は落胆しながら、これから襲い来る状況に身構えていく……


スルスルッ、スベスベッ……
「や、止めろってば……あうぅんっ!」

 それでも傍にいる誰かは、今でも雅琴の方に身を寄せながら、しつこく身体の感触を確かめてくる。

 ついにはスカートにも手を掛けて、少しずつ手元を侵入させた後、ショーツ越しに局部へと触れ始めてきた。

 自分でもあまり触れないような場所にまで、他人の手で易々と探られる状況に、雅琴は思わず声を洩らし始めるけど、背後にいる何者かは少しも動じようとしない。

 お尻を何度も撫で回されるたびに、雅琴はあっけなく背筋を震わせてしまう。

 他人の手で身体を撫でられる感触がここまで不快なのかと、雅琴はありありと思い知らされる。


(どうして私を狙ってきたんだよぉ。マジでイヤ過ぎてたまらないのに……!)

 あまりにも考えられない電車内での痴漢行為に、雅琴は不潔だと感じずにいられない。
 今日も穿いていた、お気に入りの派手な下着を誰かに探られるだけでなく、薄手の生地越しにお尻を撫でられる感触に、雅琴はおぞましい気持ちすら身に受けてしまう。
 普段は派手な格好をしている雅琴も、誰かから軽々しく触れられる行為など、少しも望んではいないのだ。

 いわゆる『ギャル系』のファッションを続けていた雅琴も、実際は弱々しい一面のある女の子だった……そんな雅琴に狙いを定めて、執拗な痴漢行為を続ける相手に、どうしても苛立ちを覚えずにいられない。

 派手な見た目とは裏腹に、雅琴はあまり強気な行動に出せないタイプの女の子だった。


「くうぅっ……いい加減離れろよ、ひうぅんっ!」
フルフルフルッ……

 身動きの取りづらい車内で、少しも身を離そうとしない痴漢に対して、雅琴は必死の抵抗を試みる。

 これ以上身体を弄ばれたくないために、わざと身を捩らせながら言葉を発して、何としても痴漢の手を振り解こうとしていた雅琴だけど、さらに別の行為を押しつけられて、思わず言葉を失ってしまう。

 狭い電車内で身体を取り押さえられた挙げ句、雅琴の背中に何か固いものが押しつけられていた。
 相手から何を突きつけられたのか、雅琴は背中の感触だけで恐る恐る探り出す……

グイッ……

(背中に当たってるのって……もしかして、ナイフ?!)


 背後にいる誰かから仕向けられた行為に、雅琴はすぐさま背筋を震わせてしまう。
 背中へと押しつけられた、固くて鋭い物体の感触に、雅琴はすぐさま意識を吸い寄せられる。
 もしかして痴漢から、ナイフのような刃物でも向けられているかもしれない……そう思うだけで、雅琴は今までの抵抗を少しも取れないどころか、ひとりでに脚がすくんでしまう。
 まさか凶器で脅してまで、自分への痴漢行為を働くつもりなのかと、雅琴は否応なしに思い知らされる。

ギュッ。
「きゃうぅんっ!」


 雅琴が気持ちを怯えさせた直後、さらに相手は刃物らしき物体を突きつけたまま身体を取り押さえてくる。

 不意な行為を誰かから仕向けられるまま、雅琴は身体を固いドアへと押しつけられて、少しも身動きが取れなくなってしまった。
 今でも背中に押しつけられていた刃物の感触に、雅琴は恐怖に襲われるまま、情けない声をあっけなく洩らし始める。
 雅琴は何と忌々しい相手の前で、無防備な背後を見せた状態を強いられてしまった。


(まさか、私を脅してまで痴漢する気なの?! もしヘンに逃げ出そうとしたら、後ろからやられちゃうかも……?!)


 あまりにも考えられない相手の行為に、雅琴はさらに驚かされてしまう。
 思いっ切り身体をドアに押しつけられたまま、さらい相手も身体を密着させた上、雅琴は頭を肘で押さえつけられたせいで、後ろを振り返って痴漢の正体を確かめることすら出来そうにない。

 固く鋭い物体を押しつけられて、雅琴は電車内で震えながら、痴漢の行動に恐れおののいてしまう。

 鋭い物体を背中に押しつけられるまま、雅琴は少しも振り向くことすら出来ない。


ガサガサッ、ブチブチブチッ。
「い、イヤぁっ……んっ!」

 雅琴が少しも身動きが取れずにいるのを良いことに、さらに相手の行動はエスカレートし始める。

 革の手袋を嵌めた手が胸元へと向かい始め、乱暴気味な手つきでブラウスを脱がせ始めてくるのだ。

 すでに前のボタンを開け気味にしていたブラウスが、痴漢の手によってこじ開けられると、普段着用している派手なブラが露わになってしまう。
 ブラウスのボタンを殆ど外されたせいで、胸元の状態が丸見えになってしまう状況に、雅琴は激しい恥じらいの気持ちに駆られてしまう。

 いくら普段からブラを覗かせる格好を続けていても、まさか胸元の全てを露わにするような、あられもない格好など雅琴も望んではいないのだ。

 あっけなく気持ちを震わせていた雅琴は、どんなに嫌悪感を抱いていたとしても、痴漢への抵抗などまともに出来そうになかった……

モミュモミュッ、スベスベスベッ。
「あ、あくうぅっ……!」

 雅琴が無抵抗なのを良いことに、相手はさらなる痴漢行為を執り行ってくる。

 はしたなく露わになった雅琴の胸元に、容赦なく手を差し伸べて、そのまま鷲掴みにし始めて来た。

 革の手袋に包まれた手が、豊満な乳房を覆い尽くした後、執拗な手つきで揉み解すたびに、雅琴は思わず震えた声を洩らしてしまう。

 派手な下着を身に着けているとしても、いたずらに胸元を弄ばれる行為など、雅琴は嫌でたまらないのだ。

 それでも相手は手加減を見せずに、下着越しに何度も指先を這わせてくるので、雅琴はひたすら身をこわばらせながら、いやらしい手つきを耐え忍ぶことしか出来ない。
 ブラウスの内部を乱暴に探る手つきを受けるたびに、雅琴はあっけなく肌を震わせてしまう。

カクカクカクッ……
「だ、ダメだってば。今は電車の中だって言うのに……!」

 派手なブラごと強引に乳房を弄られる状況を強いられて、雅琴はすっかり引け目を感じていた。

 あまりにしつこく乳房を揉まれる状況に気持ちが震えるまま、雅琴は気づいたら情けない声を発してしまう。

 ナイフで脅されているとしても、自分が嫌でたまらない気持ちを明かせば、きっと相手も手加減をしてくれるはずだと、儚い淡い期待を雅琴は言葉に籠めていく。

 いくら痴漢行為が原因でも、混み合う電車内であられもない格好を晒すなど嫌でたまらない。


(どうして私なんかを狙ってきたんだよぉ。こんな無理矢理なの、マジ苦手だって言うのに……!)

 今でも痴漢が手を離してくれない状況に、雅琴はすっかり気持ちがうろたえてしまう。
 たまたま早めの電車に乗り合わせたせいで、どうして自分が痴漢に狙われる羽目になったのか、雅琴はどうしても考えずにいられない。

 色々と考えを巡らせた結果、派手なファッションに身を包んでいるせいで痴漢に狙われたかもしれないと、雅琴は今さらながら思い知らされる。

 いくら派手な日焼けや制服の着こなしを続けていても、痴漢に遭う状況など雅琴も望んでいないのだ。

 たとえ遊んでいるような雰囲気を見せていても、雅琴はあまり男性経験が薄い方だった……ましてや痴漢に身体を弄ばれるなど、激しい嫌悪感を抱いて当然だった。

 自分を標的に選んだ痴漢の存在が、雅琴はどうしても憎くてたまらない……

ムニュムニュッ、コリュコリュッ。
「あ、あうぅんっ……!」

 そんな雅琴の心境も構わず、さらに相手は痴漢行為を繰り広げる。
 周囲に誰も助けを求められないのを良いことに、相手は雅琴の乳房を鷲掴みにした上、さらには指先まで蠢かせてくる。
 ブラの上から指先を滑らせながら、乳首の場所を相手は熱心に探し当てる……固く尖った部分を見つけ出した後、さらには指の腹でつまみ始めてきた。

 敏感な乳首まで執拗に弄ぶ相手の手つきに、雅琴は小さな呻き声を上げるだけで精一杯だった。

 あまりにも強引に迫ってくる手つきを、本当はすぐにでも払い除けたい雅琴だけど、狭い満員電車の中で身動きが取れない上、今でも背中には鋭い刃物を突きつけられているのだ。
 無理矢理脅されている状況で、胸元を幾度も弄ばれる状況を押しつけられて、雅琴は一刻も早く窮地に脱するため、思いっ切り悲鳴を上げたい衝動にも駆られてしまう。

……グリュッ。
「や、ヤダってばぁ……あひぃんっ!」


 痴漢行為を強いられるまま、さらなる感触を下半身に押しつけられて、雅琴はますます声が上ずってしまう。

 革の手袋よって胸元を弄ばれるうちに、何やら固い異物をお尻に突きつけられ始めたのだ。
 全体が長い棒のような物体で、先端が弾力性を保つ物体の感触を思い知らされて、雅琴はそのたびに小さな悲鳴を洩らし続けてしまう。

 お尻に何度も押しつけられながら、先端を突き立てる物体の正体を、雅琴は否応なしに思い知らされる。

 本当に自分が想像したような代物なのかと疑いながら、それでも弾力性のある不快な棒の感触に、雅琴はただ困り果てることしか出来ない……

(今度は何を押しつけられてるの……?! こんな堅いの、もしかして……これが男性のアソコなの?!)

 雅琴が不意にお尻へと押しつけられた異物の正体は、紛れもなく男性の股間だった。
 下半身の高さに存在する棒のような物体が、お尻の表面へと撫で付けられながら揺れ動く様子など、痴漢の股間に違いないと思うだけで、雅琴は思わず頬を震わせてしまう。
 雅琴が想像していた以上に、勃起した男性器の感触が不快でたまらないのだ。
 お尻の表面を撫で付ける棒の先端部分が、弾力性を持ちながらも適度な固さを誇っていて、何度も肌に触れられるたびに、雅琴はすぐさま背筋を震わせる。
 あまりにもおぞましい感触に、雅琴は激しい嫌気に駆られてしまう。

 不快な感触をこれ以上受けたくないために、雅琴はすぐにでも痴漢から身を離したかった……それでも狭い車内で身体を取り押さえられた状態のまま、今の雅琴にはどこにも逃げ場などないのだ。


グリュグリュッ。
「い、イヤぁっ! もうお願いだから、離せってばぁ……!」

 想像以上に堅い異物を押しつけられて、雅琴はただうろたえ続けることしか出来ない。
 どんなに身を捩らせようとしても、背後にいる相手は男性器の先端を押しつけながら、ショーツ越しに何度も擦り付けてくる。
 おぞましい代物で身体を弄ばれるたびに、雅琴は思わず悲鳴を洩らしてしまうけど、相手は少しの手加減を見せないまま、密着した下半身を少しも遠ざけようとしない。
 お尻の間を撫でるかのように先端を滑り込ませたり、さらには棒状の全体をお尻へと挟みながら、勃起した形状を何度も誇示してくるのだ。

 好き勝手に弄ぶ相手の行為を身に受けても、雅琴は何の抵抗も出来ずに立ち尽くすことしか出来ない。


(こんなに堅くて太いの、お尻に押しつけられるなんて……マジで怖くってたまらないのに。もう離れてくれよぉっ……!)

 今でも痴漢行為を嫌がりながら、それでも雅琴は身を離せそうにない……単に凶器で脅されたり、狭い満員電車内で逃げ場を失っただけが理由ではなかった。

 考えられないほど巨大な男性器の存在に、雅琴は思わず圧倒されていたのだ。

 普段から続けている派手な格好と裏腹に、雅琴はあまり男性と遊ぶ機会がなく、ましてや性行為など一度も経験がなかったのだ。
 当然ながら男性器を目の当たりにする機会も、物心ついた頃から少しもなかった……そんな雅琴が今、痴漢相手にありありと男性器を押しつけられている。
 あまりにも太い形状を保った先端や、どこまであるのか分からないほど長い胴体など、初めて触れる男性器の存在を、雅琴はありありと思い知らされてしまう。

 さらには男性器を押しつけられた場所が、ショーツ越しのお尻だったことも意識を奪う要因と化していたのだ。


スルスルスルッ、グイッ。

(ヤダっ! 今度はお尻まで弄ってきて。これから何を始めるつもりなの……?!)


 雅琴が少しも抵抗出来ずにいるのを良いことに、さらに相手は痴漢行為をエスカレートさせる。
 ショーツ越しに男性器を押しつけるだけでは飽き足らず、さらには雅琴の腰に手を掛けて、派手なショーツの生地を少しずつ持ち上げてきた。
 下半身を包んでいたショーツが肌から離れる感触に雅琴は思わず背筋を震わせてしまう……まさか電車内で下半身を露わにさせられるなど、雅琴も嫌でたまらないのだ。
 それでも相手は容赦なく手を差し伸べながら、雅琴の下半身を包んでいたショーツを脱がしに掛かってくる。

 ますます調子づいた相手の様子を思い知らされても、雅琴はただうろたえることしか出来ない。


グイッ、グイッ、ゴリュゴリュッ。
「あ、あうぅんっ……! ヤダよぉっ!」

 さらに痴漢相手から仕組まれた行為に、雅琴はますます震えた声を発してしまう。
 何と相手は雅琴のショーツを持ち上げた後、さらには腰を擦り合わせながら、固い異物を下着内へと差し込み始めてきたのだ。
 ついに下着の内側にも侵入してきた男性器の先端に、雅琴の気持ちはますます揺れ動いてしまう。
 唯一下半身を守っていた下着すら、いとも簡単に痴漢相手から捲り上げられて、さらには大事な部分へと直に、巨大な異物を押しつけられているのだ。
 今まで以上の感触に圧倒されながら、雅琴は思わず背筋を震え上がらせてしまう……背後にいる相手から痴漢行為を身に受けるまま、雅琴は最後の行為まで押しつけられようとしていた。

ギュッ。
「きゃうぅんっ……!」


 身体を貫かれようとする状況から、今まで以上に見を捩らせていた雅琴だけど、直後に少しも身動きが取れなくなってしまう。

 背後にいる相手は再び鋭い刃物を突きつけられた上、さらに頭まで乱暴に押さえ込んでくるのだ。
 無理に頭を掴んでくる革手袋の感触に、雅琴はあっけなく悲鳴を洩らし始める。
 本当なら痴漢相手から逃げ出したり、乗客の前で大声を出したり、何としても窮地から脱したかった雅琴だけど、執拗に脅された今では、少しの身動きを取ることすら出来そうにない。

(どうしよう……このままじゃ私、痴漢に犯されちゃうよぉっ! こんなに巨大なのを差し込まれたら、絶対にカラダが壊れちゃうのにぃっ……!)

 背後を振り向いて相手の姿を確かめることすら出来ずに、雅琴の気持ちはますます震え上がってしまう。

 痴漢相手は乳房やお尻を執拗に弄びながら、さらには大事な部分まで手中に収めようとしていた。

 今でも雅琴の下半身では、穿いていたショーツの中に男性器を差し込まれて、大事な部分にあまりにも太い先端を押しつけられたまま、これから身体の奥底にも侵入しようと目論んでくる。

 誰にも捧げたことのない箇所を、決して望まない相手に貫かれようとしている……そう思うだけで、雅琴の気持ちは激しい動揺に襲われていた。

 おぞましい物体が幾度も表面を滑らせるたびに、雅琴は、今まで感じたこともない恐怖へと駆られてしまう。

 乳房や股間を弄ぶ革手袋の感触を受けて、雅琴は背筋を震わせずにいられない……


カクカクカクッ、プシャアアアァァァ……
「い、イヤぁんっ……!」

 とんでもない状況を幾度も押しつけられた挙げ句、雅琴はあられもない行為をしでかしてしまった。
 耐え難いほどの恐怖心に見舞われた後、ひとりでに下半身が震え上がり始めて、気づいたら股間から大量の液体を迸らせる。

 雅琴は何と混み合う電車内にも関わらず、はしたない失禁行為をしでかしていたのだ。

 ショーツの間へ挟まれたまま、大事な部分を男性器で貫かれるのを拒むかのように、雅琴の股間からは大量の液体を噴き出していく。

 大事な部分が勝手に疼き始めたかと思えば、体内に溜まっていたオシッコが一気に噴き出し始めて、さらには太股から足首までを続々と這い回ってくる。
 股間から溢れ出たオシッコは、大事な部分に押し込められた男性器や、さらにはお気に入りのショーツも続々と濡らし始めて、ついには床の上にも垂れ落ちてくる……それでも自らしでかした失禁行為を、雅琴はなかなか止められそうにない。
 生温かい感触を思い知らされながら、下半身へと訪れた現象を思い知らされた雅琴だけど、ひとりでに緩めた股間を少しも閉ざせないまま、震えるような悲鳴を延々と洩らし続ける……

チョボチョボチョボッ、ピチャピチャピチャッ……
(どうしよう、勝手にオシッコが出てきちゃった……いくら痴漢されて逃げられないって言っても、やっぱりみっともないよぉっ!)

 どうして自分が失禁行為をしでかしているのか、雅琴は今でも分からずにいた。

 ひとりでに漏れ出したオシッコが股間周辺を這い回った後、脚の付け根から続々と垂れ落ちたり、太股から足首までを一気に伝ったり、脚全体をはしたなく濡らしていく。

 本来なら人前で粗相をしでかすなど、普段の雅琴なら決して考えられない状況だった……それでも雅琴はこの場に立ち尽くしたまま、延々とオシッコを垂れ流し続ける。

 もしかしたら初めての痴漢に襲われて、さらには大事な部分を乱暴に探られたせいで、ここまで激しい生理現象を引き起こしたのかと、雅琴は今さらながら思い知らされる。

 いくら激しい嫌悪感に苛まれるほど、執拗な痴漢行為を身に受けた後だとしても、あっけなく惨めな姿を晒す自分自身など、雅琴にはあまりにも認められない状態だった。

 あまりにも弱々しい自分自身を、雅琴はありありと気づかされていたのだ……


フルフルフルッ、ポチャポチャポチャッ……
(どうしよう、全然オシッコが止まってくれないよぉっ……このままじゃ電車の中で、大騒ぎになっちゃうのに……!)

 はしたない失禁行為をしでかす自分自身が信じられずに、ひたすら現実逃避を繰り返していた雅琴だけど、自ら垂れ流したオシッコによって、下半身の殆どが濡れ尽くした状況だけは確かだった。
 不意に溢れ出したオシッコの勢いが収まった後、やっと下半身の状況を省みる余裕の出来た雅琴だけど、想像以上に不快な状態へと見舞われた下半身に、思わず身震いを起こしてしまう。
 気づいた頃には、太股から足首までが殆どオシッコまみれになっていたのだ。
 制服のスカートやショーツ、さらには穿いている靴下やローファーの中にも、生温かい感触が押しつけられる……自ら垂れ流したオシッコの感触を、雅琴は否応なしに思い知らされる。
 あまりにもはしたない失禁行為をしでかした後も、混み合っている電車内でまともな身動きが取れないまま、雅琴はただ茫然と立ち尽くすことしか出来ない。

ヒクヒクヒクッ、フルフルフルッ……
(そんなぁ……! もしかして私、感じちゃってるの?! こんなに乱暴なことをされてるのに、堅いモノまで押しつけられて……!)

 オシッコの張り付く不快感を避けるために、脚を捩らせようとしていた矢先、雅琴は考えられない状況に見舞われてしまう。
 股間から大量の液体を噴き出しながら、はしたない失禁行為をしでかした雅琴は、ひとりでに疼き出す股間の感触に驚かされる。
 雅琴はオシッコを垂れ流しながら、何と軽い絶頂にも達していたのだ。


 最初は自分が失禁行為をしでかした理由を、どうしても掴めずにいた雅琴は、刃物で脅された恐怖か、それとも身体を愛撫された感触のせいなのか、色々と考
えを巡らせていた……そして今、自分が絶頂を迎えたことが引き金で、あっけなくオシッコを垂れ流してしまった事実に雅琴は気づかされる。

 自分以外の誰かに、しかも男性器の先端を大事な部分に押しつけられると言う、あまりにも乱暴な方法で身体を弄ばれる行為でも、ひとりでに感じてしまう状況に、雅琴は今までにない戸惑いを抱え込んでしまう。
 それでも下半身へと纏わりつく液体はオシッコだけでなく、ねっとりとした愛液の感触も含まれていて、確かに自分が絶頂へと達してしまった事実を、雅琴は否応なしに思い知らされる。

「はぁっ、はぁっ、はうぅんっ……」
フルフルフルッ……

 はしたない失禁行為をしでかした後、さらには絶頂にも達してしまい、雅琴は思わず腰を落としてしまう。
 自分の身に引き起こされた現象を思い知らされて、雅琴の気持ちは圧倒されてしまった……今では固いドアへと寄り掛かりながら、身体をぐったりさせることしか出来ない。
 少しずつ息を切らしながら、今でも疼く下半身の感触を身に受けるたびに、雅琴はすぐさま腰を震わせながら、残りの液体を股間から滲ませてしまう。
 他人の手で弄ばれて絶頂に達する状況など、雅琴にとっては初めての経験だったのだ……

ヒタヒタヒタッ、グシュシュッ……
(やっと痴漢は離れてくれたみたいだけど……どうしよう。こんなにオシッコまみれになっちゃってる)

 少しも身を起こせないまま、だらしなくドアに身を預けていた雅琴は、下半身の状況を恐る恐る探っていく。
 はしたない失禁行為をしでかしたせいで、下半身の殆どがオシッコまみれにされていた……不意に執り行った粗相に驚いたのか、今まで身体を密着させていた痴漢も身を離したようだ。
 望まぬ形とは言え、やっとの思いで痴漢から解放された雅琴だけど、オシッコで濡れた下半身を拭うどころか、肌蹴た制服を戻す気持ちすら向けられそうにない。
 痴漢にあられもない行為を押しつけられる以上に、雅琴の身に衝撃的な事実が訪れたばかりなのだ。

モジモジモジッ……

(それに私、痴漢に襲われるだけでイッちゃうなんて。すごくイヤなことされてるのに……こんなの、ゼッタイにいつもの私じゃないよぉ!)


 まさか自分が痴漢の手で身体を弄ばれるだけで、はしたない絶頂に達してしまうなど、雅琴には今でも考えられない状況だった。
 胸元やお尻を撫で回されるだけでなく、無理に制服を引き剥がされて、さらには敏感な部分にも巨大な先端を押しつけられて……先ほど繰り広げられた状況を、思い返すだけで雅琴にはおぞましくてたまらない。
 自分でも嫌な行為を押しつけられたにも関わらず、結果的にははしたなくオシッコを垂れ流しながら、雅琴は確かに絶頂を迎えていたのだ。

 どんなに気持ちが拒んでも、身体がひとりでに反応してしまう、あまりにも弱々しい自分自身を雅琴は意識せずにいられない……


トントンッ。
「ひぃっ……!」

 雅琴が一人で思い悩むうちに、不意に叩かれた肩に背筋を震わせてしまう。
 今でもその場に立ち尽くしながら、茫然とすることしか出来ずにいた雅琴だけど、不意に他人の気配を思い知らされる。
 今でもオシッコまみれの下半身を抱えながら、どれだけ恥ずかしい状況を迎えているのかを思い知らされて、雅琴は思わず声が上ずってしまう……


「大丈夫、黒紅さん。同じ電車に乗り合わせてたみたいね? 少し様子がおかしかったから気になって……」


 あまりにも慌てふためく雅琴へと向けて、風紀委員長の咲恵が言葉を投げかける。
 自分と同じ電車に乗っていた雅琴の姿を見かけた後、おかしな素振りを延々と繰り広げていたので、どうしても声を掛けずにいられなかった。

「な、何だ。風紀委員長じゃないか。はぁっ、はぁっ、はぁっ……」

 聞きなれた声を耳にした後、雅琴は思わず肩を落としてしまう。

 今まで痴漢行為を強いられた後、見ず知らずの相手に肩を叩かれる状況に怯え切っていた雅琴だけど、相手が顔見知りの咲恵だと分かって、すぐさま気持ちを落ち着かせていく。

 普段は派手な下着を注意される間柄の、風紀委員長の咲恵を相手に、ここまで安心感を抱くなど、今までの雅琴には考えられなかった。


「もしかして黒紅さん、痴漢にでも襲われてたの? このままじゃ騒ぎになっちゃうから、ドアが開いたら一緒に逃げましょう?」

 朝早くから肩を落とす雅琴へと向けて、咲恵は何気なく言葉を投げかける。
 雅琴の下半身が大量の液体で濡れている上、雅琴が顔を赤らめながら、さらには腰を僅かに揺らしていたのだ……混み合う電車内の状況から、きっと雅琴が痴漢に遭遇してしまったのだと咲恵も気づき出す。
 普段は派手な格好を続ける雅琴も、さすがに痴漢行為を身に受けた後、電車内で粗相をしでかすほどの事態に見舞われていたのだと、咲恵も同情を向けずにいられない。
 今はまだドアが開かないとしても、もしも乗客達に下半身の状態を確かめられても大変だと踏まえて、駅についたら一緒に立ち去ろうと、咲恵はさりげなく雅琴を誘い始める。

「あうぅんっ……うん。頼めるかな……?」
カクカクカクッ、グシュグシュッ……

 咲恵から投げかけられた言葉に、雅琴はすぐさま返事を返していく。
 いくら痴漢に襲われたせいだとしても、まさか電車内で失禁行為をしでかすなど、雅琴も年頃の女の子として恥じらいを感じずにいられない。
 自分でも下半身の状況を見下ろしながら、スカートの奥底から滴る液体によって、太股から足首までの殆どが濡れている状況に、雅琴は耐え難いみっともなさを思い知らされていた。
 それでも咲恵からの助けを借りられると思うだけで、雅琴も幾分かは安心出来そうだった……制服の乱れをうるさく注意してく相手でも、雅琴はすぐにでも咲恵へと追い縋りたい気持ちに駆られていく。

プシューッ……
「うわっ! 何でこんなに濡れてるんだ?!」
「もしかしてあの子かな? あんなに脚を濡らしちゃって……」

 二人がそんな話し合いを続けていた矢先、ついに電車が駅へと辿り着いた。
 電車のドアが開いて、続々と下りようとしていた乗客は、何故か床に大量の液体が撒き散らされている状況に驚かされる。
 さらには一早く電車から下りた女の子が、下半身を激しく濡らしている様子にも気づかされる……雅琴が電車内でしでかした失禁行為が、段々と騒ぎになり始めていたのだ。

グイッ。
「ほら、黒紅さん。早く逃げないと、はしたない姿が噂になっちゃうわよ?」

 乗客達が噂話をし始めた矢先、咲恵はしっかりと雅琴の手を引きながら、失禁行為の現場である電車内からすぐさま遠ざけていく。
 普段から派手な格好を続けていた雅琴が、さらには電車内で粗相をしでかした後、満員電車で大騒ぎになったら大変だと咲恵は思い込んでいた。

 なるべく誰の目にも触れないよう、咲恵は雅琴の手を引いたまま駅構内を走り続ける。


「ま、待ってよ。委員長ってば……きゃうぅんっ!」
ヒタッ、ヒタッ、ヒタッ……


 咲恵に言いつけられるまま、ひたすら走り続けていた雅琴は、下半身の感触に思わず声を洩らしてしまう。

 失禁行為のせいで下半身の殆どがオシッコまみれな状況を、雅琴は今さらながら思い知らされていた。

 さらには電車内で痴漢にも遭った挙げ句、激しい絶頂を迎えた後だったので、ひたすら電車から立ち去る間、雅琴はどうしても太股を震わせずにいられない……

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