「たった一文字で、少女達を従わせることが出来たら…」第3話をお送りします…

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全24話あります。
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ガラガラッ。

「絵美ちゃん、ありがとう……別に一人で大丈夫なのに」



 給食の時間に教室へ戻った亜紗美は、付き添ってくれた女子達へと言葉を交わす。

 トイレの前で失禁行為をしでかした挙げ句に怖じ気いた亜紗美は、周りにいた女子達から介抱を受けていたのだ。

 周りにいる女子達へお礼を返す間も、悩ましげな表情を浮かべずにいられない。

 しっかりと手を握り締める女子達の様子に、亜紗美は今でも引け目を感じていたのだ。



「なぁ、どうして亜紗美は保健室で休んでたんだ?」

「分かった、きっとお月様だったんだろ?」



 保健室から戻ってきた亜紗美の姿に、男子達はすぐ注目を寄せる。

 今まで体育の授業を受けていたはずの亜紗美が、何故か次の授業を休んでいた事実を、男子達はどうしても気にせずにいられない。

 もしかしたら思春期特有の生理現象が原因かとまで、ふざけ半分に勘ぐってくるのだ。



「もう、あんまり亜紗美ちゃんをからかっちゃ可哀想でしょ?」

「ちゃんと亜紗美ちゃんの分も用意したから、一緒に食べようね?」



 亜紗美の話題を続ける男子達を、女子達はすぐ注意を始める。

 保健室で過ごしていた理由を追及されても困るはずだと感じて、すぐに亜紗美を庇うことにした。

 保健体育で聞いただけの情報で盛り上がる、子供っぽい男子達の行動など見過ごせなかったのだ。

 男子達との間に割り込みながら、女子達は協力して亜紗美を席へ向かわせる。



「う、うんっ。絵美ちゃん達……」

モジモジモジッ。



 女子達に連れられるまま席へ向かう間も、亜紗美は周囲の視線を気になってしまう。

 教室から女子達が持ち込んだ普段着を着込んで、無事に教室へと戻った後も、亜紗美は気が気でいられなかった。

 脚を動かすたびに揺れ動くスカートの様子を気に掛けるあまり、亜紗美はおかしな足取りを見せてしまう。

 保健室で過ごしていた理由など、これ以上男子達から疑われたくないのに、おかしな素振りを止められない理由を秘かに抱えていたのだ……



モコモコッ、フリフリッ……

(どうしよう、私ったら……紙オムツなんて穿いたまま、教室まで戻っちゃったんだ)



 スカート越しに浮かんでいる、不自然なお尻の膨らみを目の当たりにするだけで、亜紗美は背筋をこわばらせてしまう。

 はしたない失禁行為をしでかした亜紗美は、オシッコを染み込ませたショーツの代わりに、実は紙オムツを着用させられていたのだ。

 普段より明らかに出っ張って見えるお尻や、紙製の生地がスカートの裏地と擦れる音、大事な部分を覆い尽くす紙製の感触を意識するたびに気まずくてたまらない。

 スカートの中で繰り広げられる状況を、男子達だけでなく女子達にも確かめられるたびに焦ってしまう……



      *      *      *      *      *      *



ポタポタッ、ポタタッ……

「い、イヤぁっ……!」



 トイレの前でお漏らしをしでかした後、亜紗美は女子達に手を引かれるまま保健室に連れられていた。

 保健室までの道のりを歩くたびに、ブルマの裾部分から液体が垂れ落ちて、廊下に点々と跡が取り残されるたびに、亜紗美は後ろめたくてたまらない。

 学校内でしでかした粗相をいつ気づかれるか、それだけで亜紗美は怖かったのだ。

 やっと保健室へ辿り着いた後も、待ち構えていた先生の前で晒し者になるのを恐れて、ドアの前で震え上がってしまう。



「大丈夫だよ、亜紗美ちゃん。他に誰もいないみたい」

「亜紗美ちゃんがお漏らししちゃって大変なんです。先生も手伝ってもらえますか?」



 すっかり怯え切った様子の亜紗美を、絵美や女子達は続々と慰める。

 オシッコまみれの下半身を抱えながら、無事に保健室へ辿り着いたのをどうしても亜紗美に教えたかった。

 あまりに亜紗美の激しい動揺に、女子達は含み笑いを浮かべてしまう……大人びた雰囲気の亜紗美が、たった一度の失禁で弱り果てる様子が面白くてたまらない。

 興味本位に視線を向けたまま、女子達は亜紗美を先生の前へ差し出してしまう。



スベスベスベッ。

「あらあら大変。ちょっと大人しくしててね……オシッコが拭き取れたら、すぐ替えの下着を用意してあげるわね?」



 保健室へ姿を見せた亜紗美へ向けて、白衣姿の先生はそっと言葉を投げ掛ける。

 下半身のほとんどに液体を纏わせた格好のまま、立ち尽くした場所にも液体を零す様子から、亜紗美が学校内で粗相をしでかしたのは一目瞭然だった。

 上級生としてみっともない失態を冒した亜紗美のために、先生はすぐ準備を始める。

 オシッコまみれの下半身を丹念に拭いながら、今でも太股を震わせる亜紗美のために、先生は慰めの言葉を掛けていた。

 すっかり濡れ尽くしたブルマやショーツの代わりに、替えの下着をすぐ用意しようと先生は考えていたのだ。



「先生、保健室に紙オムツって置いてますか? また亜紗美ちゃんが、オシッコをガマン出来なかったら大変だから……」



 先生が予備のショーツを取り出そうとした矢先、付き添っていた女子達がとんでもない提案を持ちかける。

 ショーツではなく紙オムツを用意して欲しいと、女子達はためらいもなく口にしていた。

 廊下ではしたなくオシッコを垂れ流した光景まで持ち出しながら、亜紗美に相応しい下着を与えてしまおうと目論んでいたのだ。

 おかしな欲求を突きつけながら、絵美や女子達は好奇心に満ちた眼差しまで向けてくる。



フルフルフルッ……

「そんなぁ……絵美ちゃんってば、どうして紙オムツなんて穿かせようとするのよ?!」



 女子達の口走った言葉に、亜紗美はどうしても驚かずにいられない。

 まさか紙オムツなどを穿かされるなど、亜紗美にはあまりに考えられない事態だった。

 上級生の身にも関わらず、小さな子供みたいな下着など、どうしても身に着けられそうにない。

 学校内で失禁行為をしでかすだけでなく、思春期の女の子として許されない下着の着用まで押しつけられるなど、何としても避けたかったのだ……



「ダメよ、亜紗美ちゃん。あの時もオネショしたばかりなんだから」

「亜紗美ちゃんの思ってる以上に、お股が緩くなっちゃってるんだから。紙オムツの方が安心でしょ?」



 すっかり気が動転していた亜紗美へ向けて、絵美はすぐ注意をぶつける。

 どんなに亜紗美が嫌がっても、紙オムツの着用を拒むなど拒めないはずだと、女子達は容赦なく言いつけるのだ。

 亜紗美にどうして紙オムツの着用を薦めるのか、先生にも分かってもらおうと考えていた女子達は、数日前にしでかしたオネショ癖まで明かしていた。

 見た目こそは大人びていても、亜紗美の股間がどれだけ不安定なのか、女子達はわざとらしく振り返ってくるのだ。



モジモジモジッ……

「ご、ごめんなさい。先生……私でも穿ける紙オムツ、置いてありますか?」



 女子達から次々に告げられる言葉に、亜紗美はあっけなく動揺を起こしてしまう。

 紙オムツの着用を押しつけるため、まさか保健室の先生を相手に、数日前の失態まで暴かれるなど思いもしなかった。

 それでも女子達に介抱されるまま、保健室まで案内してもらった事実にも気づいて、亜紗美も焦ったような声のまま頼みごとを始める。

 どんな言葉を発しているかも振り返れないまま、亜紗美はとんでもないおねだりを始めていたのだ……



「亜紗美ちゃん、もうお尻を下ろしても大丈夫だからね?」



 亜紗美に頼まれるまま、先生は紙オムツの準備を整えていた。

 はしたなく濡れたブルマとショーツを脱がした後、下半身を丸出しにしたまま佇む亜紗美のため、T字型に広げた紙オムツをベッドの上へ広げる。

 浮かない表情を浮かべながら、ベッドの上で脚を広げる亜紗美に、そのまま腰を下ろすよう先生は促す。

 今でも表面を震わせる亜紗美の下半身を、すぐ紙オムツで包んであげようと先生は考えていたのだ。



「こ、これで平気ですか……きゃんっ?!」

フワフワッ、スルスルッ……



 先生に言いつけられるまま、ベッドに敷かれた紙オムツにお尻を乗せた亜紗美は、お尻に当たる感触に声を震わせてしまう。

 今まで穿いていた下着とは明らかに違う肌触りに、亜紗美はあっけなく気持ちが揺らいでいたのだ。

 紙の繊維で作られた、分厚い生地の感触が肌を撫でるせいで、亜紗美はどうしても全身を火照らせずにいられない。

 これから大事な部分を覆う下着が、幼児しか許されない代物だと、亜紗美は嫌と言うほど思い知らされていたのだ……



ピタッ、ピタッ……

「ちょっと大人しくしててね……ちゃんとテープも止まったし、もう大丈夫よ。クラスの子達が着替えを持ってくるまで、もう少し待っていようね?」



 戸惑いの表情を浮かべる亜紗美も構わず、先生はさらに紙オムツを当ててくる。

 ベッドの上に寝かしつけた後、すぐに顔を背ける亜紗美の様子を気に掛けながら、無防備な下半身を紙オムツで包んでいく。

 真っ白い生地で着々と覆い尽くして、両脚の隙間がないかを確かめた後、さらにマジックテープで前部分を留めてしまう。

 視線を泳がせたままの亜紗美へ、先生はさらに言葉を投げ掛ける……付き添っていた絵美や女子達が着替えを用意するまで、一緒に保健室で待ち続けようと誘い出す。

 思春期を迎えた年頃にも関わらず、紙オムツの着用を許してしまった亜紗美を、先生は気遣ってあげようと考えていたのだ……



      *      *      *      *      *      *



カアァッ……

(いくら何でもひどいよ……保健室の先生にまでオネショを話して、紙オムツを穿かせちゃうんだもん)



 保健室で繰り広げられた出来事を振り返るだけで、亜紗美は落ち着きを失ってしまう。

 数日前のオネショを知られたことや、先生の憐れむような表情、絵美や女子達に迫られるまま紙オムツを探す先生の姿など、思い返すだけで申し訳ない気持ちに駆られてしまう。

 さらにはスカートの下に紙オムツを着用した、みっともないお尻のまま教室に戻ってきた事実など、亜紗美は今でも認めたくなかった。

 ほんの少し脚を動かすだけで、紙製の分厚い生地による感触を思い知らされて、そのたびに亜紗美は全身を火照らせずにいられない。

 ひとりでに開き気味になる両脚に気づいて、脚を閉ざそうと意識するたびに、自らを辱める感触を思い知らされるのだ……



(それでも今の私じゃ、もうみんなに逆らえそうにないよね? 紙オムツを穿くのだって、ちゃんと我慢しなくっちゃ)



 やっと戻った教室の中でも、亜紗美は情けない気持ちに駆られずにいられない。

 お泊まり会でのオネショだけでなく、学校内でもはしたなくオシッコを垂れ流した後、亜紗美は周りにいる女子達にすっかり気後れしていたのだ。

 学校で失態をしでかす羽目になったのは、女子達に押しつけられた理不尽な約束が原因だった……それでも自分の介抱やオシッコの後始末に、女子達の手を借りていたのも覆しようのない事実だった。

 女子達への恩を思い返すだけで、亜紗美はどうしても頭が上がりそうにない。

 はしたない下半身の秘密を抱えたまま、どう振る舞えば良いか、亜紗美はすっかり思い悩んでいたのだ……



「ふぅっ……きゃんっ!」

クシュクシュクシュッ。



 一人で思い悩みながら、クラスメート達とともに給食の片付けをしていた亜紗美は、不意に押し寄せた感触に背筋を震わせてしまう。

 自分の席に戻ろうとした矢先、後ろにいる誰かがお尻を撫でてくるのだ。

 紙が擦れるような感触を押しつけられて、亜紗美はどうしても声を洩らさずにいられない……みっともない下着の着用を探られる状況など、どうしても恐れずにいられない。



スリスリスリッ。

「えへへ。亜紗美ちゃん。新しい下着にはもう慣れた?」

「亜紗美ちゃんのお尻がどんな形なのか、たっぷり確かめさせてね?」



 おかしな声を洩らす亜紗美の様子に、絵美がさりげなく言葉を投げ掛ける。

 紙オムツを穿いたまま過ごしている亜紗美が、どんな心境を抱えているか、とんでもない方法で探り出してしまう。

 さらには周りにいる女子達も、スカート越しに膨らむお尻を覗き込んでくる……幼児のような下着を身に着ける亜紗美に、抑えられない好奇心を抱いていたのだ。



モジモジモジッ。

「い、いやぁっ……もし誰かに気づかれたら大変なんだから。お願いだから離してよぉっ」



 執拗にお尻を撫でつける絵美の手つきに、亜紗美はあっけなく気持ちを震わせてしまう。

 いくら同性同士でもエッチな行為を押しつけないで欲しいと、亜紗美はどうしても訴えずにいられない。

 分厚い紙オムツによる肌触りや、腰回りの不自然な膨らみなど、亜紗美はどうしても気づかれたくなかったのだ。

 恐る恐る言葉を洩らしながら、それでも身を寄せる絵美に、亜紗美は少しも腰が引けそうにない……



「ダメよ、亜紗美ちゃん。膨らんでるお尻、私達もずっと気になってたんだから?」



 すっかり怯え切った亜紗美の様子を、絵美や女子達は面白半分に確かめる。

 視線を泳がせながら、弱々しい訴えを始める亜紗美の素振りに、絵美や女子達はたまらない優越感を抱いていた。

 保健室では上手く弄ぶことが出来なかった亜紗美の気持ちを、いくらでも揺さぶってしまおうと思い込んでいたのだ……



「うらやましいなぁ……同じ女子ってだけで、亜紗美のお尻とか触れるんだもん」



 女子達が亜紗美とじゃれ合う様子を、傍にいる男子達が注目を向けてくる。

 大人の女性みたいな体型を見せる亜紗美に、女の子同士だと言う理由だけで触れられるのを羨ましく感じていたのだ。

 さすがに自分達も交ざれそうにないので、男子達は少し離れた場所から、お尻を撫でられるたびに震える亜紗美の姿を眺める。



「だ、ダメぇっ。あんまり見ないでってば……くふぅんっ」

モジモジモジッ……



 男子達から向けられる視線に、亜紗美はすっかり取り乱してしまう。

 傍から見れば女子達とじゃれ合うだけに見えても、スカートの内側で繰り広げられる状況に引け目を感じずにいられない。

 執拗にお尻を撫でられるたびに、分厚い紙オムツの生地越しにこそばゆい感触が押しつけられて、そのたびに亜紗美は背筋を震わせてしまう。

 さらには男子達の視線が加わることで、亜紗美の抱える恥じらいが掻き立てられる……薄いスカート越しに、はしたない下着を確かめられている錯覚にも苛まれていたのだ。



クシュクシュッ、スベスベッ……

(どうしよう……もし男子達にも気づかれたら大変なのに、全然手を離してもらえないなんて……)



 女子達から仕向けられるイタズラを遠ざけたい亜紗美だけど、少しも自分から身を離せそうにない。

 いつ不自然な下半身を気づかれてもおかしくないのに、亜紗美は少しも腰を遠ざけないまま、おかしな衝動を抱き始めていた。

 たとえ男子達の前でも構わず、もっと紙オムツ越しにもっとお尻を撫でてもらいたい……あまりに考えられない気持ちが、亜紗美の胸を着々と支配してくる。

 女子達への思いをどう受け止めれば良いのか、少しも分かりそうにないのだ……



スリスリスリッ。

「も、もうお願いだから許してよぉ。このままじゃ私、男子達に疑われちゃうよぉ……」



 亜紗美へのはしたないイタズラは、何とお昼休みになっても続けられていた。

 周囲を女子達に取り囲まれるまま、丹念にお尻を撫でられる感触のせいで、亜紗美はますます声を震わせてしまう。

 どんなに身悶えを続けても、少しも飽き足らずお尻へ触れる女子達の手つきに困り果てていたのだ。

 さらには男子達が外へ向かったのを良いことに、スカートの内側にも手を忍ばせて、直に紙オムツの感触を確かめたり、真っ白い生地で覆われた下半身まで晒されてしまった。

 もし誰かが教室に戻ってきて、はしたない下着姿を気づかれてもおかしくないので、すぐに離れて欲しいと訴える間も震えずにいられない……



ギュッ。

「大丈夫よ、亜紗美ちゃん。男子達はみんな校庭に行っちゃってるから」

「男子達が遊んでいる間に、もっと亜紗美ちゃんのお尻を触らせてよ?」



 亜紗美が必死な訴えを続けても、絵美や女子達はお尻を手を離そうとしない。

 男子達がいない今なら、幾らでも亜紗美の下半身を包む紙オムツを確かめられるはずだと踏まえながら、女子達は亜紗美への興味を漲らせていた。

 口では嫌がりながら、少しずつ自分達の方に寄りかかって、肌の表面を火照らせる亜紗美の様子まで確かめてくる。



モジモジモジッ……

「だ、だからって……ねぇ、絵美ちゃん。一体どんな暗示を掛けちゃったのか、そろそろ教えてくれないかな?」



 イタズラを止めてもらうのを諦めて、亜紗美は女子達へ別の頼みごとを始める。

 お泊まり会の時に暗示を施された後から、オネショやお漏らしをしでかしたり、女子達へおかしな感情を抱いたことを、亜紗美は今さら思い返していた。

 絵美から掛けられた暗示の正体を、改めて聞き出そうと亜紗美は考えていたのだ。



「ダメよ、亜紗美ちゃん。きっと亜紗美ちゃん自身が、一番分かってるはずだから?」

「それでも気づかないなら、放課後まで待っててくれるかな?」



 亜紗美から尋ねられた質問を、未だに絵美や女子達ははぐらかしていた。

 どんなに亜紗美が頼んだとしても、数日前に掛けた暗示の正体を、すぐ明かしては面白くないと女子達は思い込んでいたのだ。

 さらには意地悪な視線を向けながら、きっと放課後までには分かるはずだと、意味深な言葉まで投げ掛けてくる。



フルフルフルッ……

「そんなぁ。本当に私、分からないままだって言うのに……」



 少しも明かされない暗示の内容が、亜紗美はじれったくてたまらない。

 変調をきたした下半身や、女子達へのおかしな思いなど、全ては施された暗示に原因があるはずなのに、亜紗美は未だ内容を教えてもらえずにいたのだ。

 丹念にお尻を撫でつけられる感触のせいで、胸の中が自然と波打ってしまう。

 女子達が口にした放課後を待たずに、亜紗美は気持ちがおかしくなりそうだった……



      *      *      *      *      *      *



ギュッ……

「くうぅっ……!」



 掃除の時間を迎えた教室内で、クラスメート達とともに掃除を始めていた亜紗美は、ひとりでに脚を震わせてしまう。

 ちゃんと床を掃かないといけないのに、猛烈な居心地の悪さに苛まれていたのだ。

 湧き上がる感覚を耐えようと、亜紗美は箒を握り締めたままお尻まで揺らしていた。

 周囲に視線を泳がせながら、冴えない表情まで浮かべてしまう……



ヒクヒクヒクッ……

(どうしよう……私ったら、またオシッコがしたくなっちゃったの?)



 周りで掃除を続けているクラスメート達を後目に、亜紗美は耐え難い罪悪感に苛まれてしまう……先ほどお漏らしをしたばかりなのに、再び尿意を催し始めていたのだ。

 着々とこみ上げる下半身の欲求を堪えようと、必死に両脚を閉ざしたまま、亜紗美は少しも身動きが取れなくなっていた。

 大事な部分がひとりでに疼くまま、ほんの少し気を緩めてしまえば、あっけなくこじ開けられそうな予感にも苛まれていたのだ。

 どんなに気持ちが拒んでも、下半身を揺さぶる感覚が少しも退いてくれそうにない……



カクカクカクッ……

「あ、あうぅんっ……まだお掃除だって残ってるんだから。まだ我慢しないといけないのに」



 おかしな焦りに駆られるまま、亜紗美はますます高まる尿意を押さえるのに必死だった。

 どうして二度も尿意に駆られたのかを考えた亜紗美は、絵美や女子達の手でお尻を触られたせいだと思い込んでいた。

 おかしな衝動の原因に気づいた後でも、亜紗美はひたすら下半身の感覚を堪えなければいけなかった……床を掃くフリを続けながら、両膝をしっかりと重ね合わせて、せめて掃除の時間までは持ち堪えられるよう願い続ける。

 小さな子供のような失態など、もう二度と学校の中で冒したくない……あまりに情けない内容でも、今の亜紗美には切実な願いだった。



「どうしたの、亜紗美ちゃん……もしかして、放課後までガマン出来なくなっちゃった?」

「もうガマンも大変でしょ? このままオシッコを出しちゃおうよ」



 少しも身動きが取らずにいた亜紗美へ、女子達はさりげなく身を寄せてくる。

 掃除の間も箒を動かせずにいる様子から、下半身の異変に気づき始めていた。

 スカートから伸びる太股が震える様子や、焦りの表情を浮かべる様子から、亜紗美がどんな状況に陥っているのかを探り出す。

 亜紗美に傍に身を寄せたまま、絵美はある耳打ちを始める……もし尿意を催していたなら、男子達に気づかれないようオシッコを出すよう、亜紗美に向かって言いつける。



「そんなぁ、絵美ちゃん達ってば。みんなもいるのに、そんなことなんて出来ないよぉ……くうぅっ!」

ギュッ……!



 とんでもない事実を突きつけられて、亜紗美はすぐ慌て出してしまう。

 周囲に悟られないよう気を配っていたのに、絵美や女子達に尿意を気づかれるだけでも、亜紗美の気持ちを揺さぶるには十分だった。

 さらには掃除の間にオシッコを垂れ流すよう告げられ、亜紗美はどうしても身を捩らせずにいられない。

 いくら紙オムツを穿いていても、所構わず排尿を始めるなど決して許されないのだ……



グイッ。

「今は紙オムツを穿いてるから平気だよ、亜紗美ちゃん」

「オシッコがガマン出来ない亜紗美ちゃんのために、保健室の先生に紙オムツを用意してもらったんだから……」



 身をこわばらせる亜紗美へと、さらに絵美は言葉を投げ掛ける。

 どんなに亜紗美が拒んでも、下半身の欲求を上手く堪えられないのは確かだから、このままオシッコを垂れ流すよう言いつけるのだ。

 もしも教室内で排尿行為をしでかしても、保健室で穿かせてもらった紙オムツがオシッコを受け止めてくれるはずだと持ちかける。

 先ほど見せた失禁の瞬間を、教室の中でも再現してくれるのを、絵美も女子達も期待していたのだ……



「み、みんなってば……あ、あうぅんっ」

カクカクカクッ、ショワショワショワッ……



 絵美や女子達から告げられるまま、亜紗美はとんでもない行為をしでかしてしまった。

 下半身を揺さぶるような感覚のまま股間を緩めると、溜まり始めたオシッコが少しずつ溢れ出して、乾いていた紙オムツを着々と濡らしてくる。

 亜紗美はついに教室の中でも、はしたないお漏らし行為をしでかしていたのだ。

 何かに追い縋るように箒を握り締めていた亜紗美だけど、どんなに身をこわばらせても、股間から延々と噴き出すオシッコを少しも止められそうにない。

 はしたないせせらぎを生み出すまま、紙オムツの内側で弾ける生暖かい感触を、亜紗美は大事な部分で思い知らされる……



シュルシュルシュルッ、グシュグシュグシュッ……

「い、イヤぁっ! オシッコが全然、止まらなくなっちゃったよぉっ!」



 延々とオシッコを垂れ流しながら、亜紗美は焦りの表情を浮かべてしまう。

 いくら周囲に気づかれずに済んでいても、下半身全体を覆う紙オムツの内側では、とんでもない状況が繰り広げられているのだ。

 下半身の力が抜けるまま、延々と溢れ出るオシッコが、股間だけでなくお尻まで撫で回してくる。

 紙オムツの内側で広がる生暖かい感触が、いつ脚の付け根から漏れ出すかも分からないのだ。

 今でも立った格好を続けながら、教室内でしでかした失態を意識するたびに、亜紗美はますます後ろめたい気持ちに駆られてしまう。

 トイレ以外では許されない行為を、平然と人前でしでかす状況など、亜紗美は今でも嫌でたまらないのだ……



「うわぁ……亜紗美ちゃんってば、ホントにお漏らししちゃったんだ?」

「でも紙オムツのおかげで、オシッコが漏れずに済んでいるみたいだよ」

「全部紙オムツの中に出しちゃおうね、亜紗美ちゃん? 後で私達が取り替えてあげるから……」



 ついには目を瞑り始めた亜紗美の表情を、絵美や女子達はしっかりと見届けていた。

 教室の中でもしでかした亜紗美の失禁行為に、どうしても注目を寄せずにいられない。

 亜紗美の浮かべる表情や、膝を震わせたままの足元にも視線を向けながら、どうやらオシッコが漏れずに済んでいると言葉を投げ掛ける。

 放課後になったら紙オムツを取り替えてさせて欲しいとまで、見下すような視線のまま言いつけるのだ。



「み、みんなってば……あふぅんっ」

チョボチョボチョボッ、ヌクヌクヌクッ。



 女子達から次々に向けられる視線のせいで、亜紗美はおかしな気持ちに駆られていた。

 教室の中でオシッコを垂れ流すなど、本当なら惨めだと感じなければいけないのに、傍にいる女子達から睨まれるたびに、ますます下半身の力が抜けてくる。

 今でも尿意を堪え切れないまま、紙オムツの内側にオシッコを広げる様子を女子達に見透かされるうちに、亜紗美は激しい恥じらいとともに、別の感情まで湧き上がらせていた。

 はしたない失禁をこれ以上確かめられたくない反面、あまりにだらしない自分自身を、絵美や女子達に幾らでも見守ってもらいたい衝動にも苛まれていたのだ……

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