汚姫様への階段「第3話・後編」をお送りします。
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全24話あります。
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「みんな、私の傍に集まってくれる? 文化祭も近いから、しっかりと練習をこなしましょう?」



 冴華と柚子も集合場所へと向かわせた後、先輩達は部員達の前に立ちはだかりながら、これから始めるトレーニングの説明を始めていた。

 文化祭もあと少しまで押し迫っているのを踏まえた上で、今まで以上に練習に取り組んで欲しいと、部長は先輩達とともに言い放つ。

 たとえ普段から続けている内容でも、決して気を抜かないよう口にする。



フルフルフルッ。

「あうぅっ……!」



 先輩達の元へと集まる形で、他の部員達とともに並ぶ間も、柚子と冴華はひとりでに両脚を震わせていた。

 整列を続ける間も、周りにいる部員達とともに両脚を揃えないといけないのに、どうしても膝をすくませずにいられない。

 普段どおりのトレーニングが繰り広げられる前に、とんでもない状況を押しつけられていたのだ。

 下半身を周りに見られないかを考えるだけで、あっけなく視線を泳がせてしまう……



グシュグシュッ……

(どうしよう……お股を全然拭いてないから、パンツがこんなにオシッコで濡れちゃってる。まさかブルマの方にまで、染み込んでこないわよね……?)



 周りにいる部員達とともに並ぶ間も、冴華はおかしな緊張に苛まれていた。

 ブルマを穿いた内側で、オシッコで濡れた股間を抱え込んでいたのだ……大事な部分から少しずつ滲み出す、はしたない液体を気にせずにいられない。

 先輩達に言いつけられるまま、バケツの中に排尿させられるだけでなく、少しも股間を拭わずにショーツを穿かされたせいで、今でも不快な感触を身に受けているのだ。

 おかしな素振りを誰かに気づかれないよう身をこわばらせたまま、下半身への不安をどうしても拭えそうになかった。

 ショーツの表面にも薄黄色い液体を浮かばせたオシッコが、厚手に作られた臙脂色のブルマにも行き渡って、みっともない染みを周りに気づかれてしまえば……おかしな考えを巡らせるだけで、すっかり落ち着きを失ってしまう。



ゾクゾクゾクッ……

(もし汚れた股間を、他のみんなに知られちゃったら……お姫様の役どころじゃなくなっちゃうよぉっ……?!)



 隣にいる冴華と同じように、柚子も下半身への不安を抱え込んでいた。

 オシッコで濡れたショーツのせいで、大事な部分が不潔な状態へと陥っているのだ。

 今はまだ誰にも気づかれずに済んでいても、ショーツの表面にも薄黄色い染みを広げたショーツが、いつどんな拍子にブルマに染み出すかも分からない。

 もしも臙脂色のブルマに染みを滲ませて、周りにいる部員達に気づかれてしまえば、きっとお姫様の役を手放す羽目になるかもしれない……下半身に作り上げられたオシッコの染みは、それほど致命的な状況だった。

 臙脂色の表面に染みが浮かんでこないか、どうしても下半身を見下ろさずにいられない。



「それじゃあ最初は腹筋を始めようか? 本番も近いんだし、基礎をみっちり固めておかないとね?」



 二人の落ち着かない素振りを知りながら、それでも部長はトレーニングを始めるよう言い放つ。

 先輩達が指示するまま、部員達はすぐにパートナーを選びながら、一緒に腹筋のトレーニングへと取り掛かる。

 文化祭が近い時期だからこそ、基礎をしっかり固めるつもりでいたのだ。



「ほら、柚子。一緒にトレーニングしようよ……」

ギュッ。



 他の部員達が次々と準備を始める中、冴華が柚子を誘う形で、一緒にトレーニングを始めようと口にする。

 本当ははしたない液体で濡れた股間を、一刻も早く拭わないといけなかった……それでも周りにいる部員達がトレーニングに取り掛かる中、自分達だけ抜け出すわけにもいかなかった。

 同じ境遇に陥った柚子が相手なら、気兼ねなくトレーニングも執り行えるはずだと考えていたのだ。

 柚子へと声を掛ける間も、ブルマの内側で濡れた股間を意識せずにいられない。



「そ、そうだね……ありがとう、冴華ちゃん」

モジモジモジッ。



 冴華の誘いに答える間も、柚子はぎこちない素振りを見せてしまう。

 穿いているショーツの表面にも染み出すほど、股間の辺りでオシッコを含んだまま、これからトレーニングを始めないといけない状況を焦らずにいられない。

 少しでも気分を紛らわせようと、他の部員達から離れた場所まで向かおうと誘い出す。

 たとえブルマの表面にもオシッコが染み出しても、二人っきりなら騒ぎにならずに済むはずだと考えていたのだ。



ヌチュッ、ヌチュッ、ヌチュッ……

(きっと、冴華ちゃんだって悩んでるはずだよね? 誰にも怪しまれないようにしなくっちゃ……)



 腹筋トレーニングの準備へと取り掛かる間も、柚子はおかしな気持ちに苛まれてしまう。

 ほんの少し脚を動かすだけで、股間の辺りに張りついたショーツから、少しずつ液体が滲み出して、お尻の辺りにも行き渡ってくるのだ。

 オシッコによって着々と濡れる下半身を、どうしても恥じらわずにいられない。

 どうやら冴華も同じような状況を迎えているのか、他の部員達から遠ざかる間もたどたどしい足取りを見せていた。

 ショーツに染み込んだオシッコを誰にも知られないためにも、離れた場所へと自然に脚を向けてしまう……



      *      *      *      *      *      *



ギュッ。

「冴華ちゃん、こっちは準備出来たよ?」



 他の部員達から距離を離した後、柚子は冴華とともにトレーニングを始めることにした。

 地面に寝そべった冴華の両脚を押さえた後、そっと合図を送る。

 たとえオシッコで濡れた股間を抱えていても、二人っきりなら気兼ねなくトレーニングが行えるのだ。



「そのまま押さえててね、柚子……んんっ!」

グイッ……



 柚子の合図を受けるまま、すぐに上半身を持ち上げる冴華だけど、何故か身動きをためらっていた。

 いつもなら腹筋も難なくこなせるはずなのに、とんでもない状況を強いられたせいで、情けない声を洩らさずにいられない。

 トレーニングに少しも気持ちを向けられないほど、両膝を思わずすくませてしまう。



ジュクジュクジュクッ。

(どうしよう、オシッコがこんなに染みちゃってる。このままじゃブルマまで濡らしちゃうかも……)



 上半身を起き上げる間も、冴華の下半身ではとんでもない状況が引き起こされていた。

 ショーツの股間辺りに染み込んだオシッコが、ほんの少し腰を動かすだけで、表面から少しずつ染み出してくるのだ。

 お尻の辺りにも広がる感触のせいで、どうしても腰をくねらせずにいられなかった。

 あまり無理な動きをしてしまえば、いつブルマの方にもはしたない液体が滲み出すかも分からない。

 オシッコで濡れたショーツを穿いているだけで、ここまで不安な気持ちに苛まれるなど思いもしなかった。



「ねぇ、冴華ちゃん……本当に大丈夫?」



 冴華のおかしな素振りに気づいて、柚子は恐る恐る声を掛けていた。

 普段なら腹筋もしっかりこなすはずの冴華が、今日に限っては上半身をなかなか持ち上げない様子を心配せずにいられない。

 どうして冴華の動きが悪いのか、決して明かせないような理由を思い知らされて、質問を尋ねることすらためらってしまう。

 はしたない液体で股間が濡れたまま、腹筋トレーニングを続けるのがどれだけ大変か、冴華の姿からありありと思い知らされる。



「べ、別にこれくらいなら平気よ。ちゃんと腹筋をやっておかないと、先輩達に叱られちゃうんだから……くうぅっ!」

フルフルフルッ……



 柚子から投げ掛けられた質問に戸惑いながら、そそくさと返事を返しながら腹筋を続ける冴華だけど、どうしても上半身を持ち上げられそうになかった。

 腰を動かすだけで、ショーツに染み込んだオシッコによる肌触りの悪さを気づかされる。

 それでも先輩達から指摘されるのを恐れて、何とか上半身を起き上げようとする冴華だけど、お腹に力を込めるたびに、嫌な予感に苛まれてしまう。

 内側から訪れる感覚のせいで、どうしても背筋を震わせずにいられない。



ギュルギュルッ、ヒクヒクッ……

(どうしよう、こんな時だって言うのに……何でお尻の方まで、急にしたくなっちゃうのよ……!)



 普段どおりに腹筋を続けられない、とんでもない理由を冴華は思い知らされる。

 朝にトイレを利用しないよう、先輩達に約束を取り付けられた時に、冴華は尿意だけでなく便意も抱え込んでしまった……それでも先輩達がいる前では排便行為など出来そうになかったので、重たい内容物を無理に押し留めていたのだ。

 バケツ内へオシッコを出す間も、何かの拍子にお尻の穴まで緩めないかが心配でたまらなかった。

 先輩達の前では排尿だけで済ませた冴華だけど、腹筋トレーニングを続けるうちに、再び腸内が揺さぶられる感覚へと苛まれてしまう。

 着々と押し寄せる下腹部の欲求に、どうしても焦らずにいられない……



      *      *      *      *      *      *



「そろそろ休憩にしましょう?」

「30分経ったら練習に入るから、今のうちに休んでおいてね?」



 それでも柚子とともにトレーニングを続けていると、先輩達がすぐ声を掛けてきた。

 腹筋トレーニングをそろそろ切り上げて、休憩を挟むよう言いつける。

 交代交代で上半身を持ち上げていた部員達も、校庭の端や校舎の陰へと向かって、各々で休憩を取り始める。



モジモジモジッ。

「冴華ちゃん……私のお尻、見てもらえるかな? トレーニングの時も、ずっと気になってたんだ」



 他の部員達とともに休憩を取ろうとした矢先、不意に柚子が声を掛けてくる。

 ブルマにおかしな染みが浮かんでないかを見て欲しいと、恐る恐る冴華に頼み込む。

 下半身を濡らし尽くした、はしたない液体が厚手の生地にも及んでないか、トレーニングの間もずっと気にしていたのだ。

 冴華に向けてお尻を突き出した後も、他の部員達に怪しまれないかと思い悩むだけで、どうしても視線を泳がせずにいられない。



「大丈夫よ、柚子。ブルマには染みてないみたい……くうぅっ!」

ギュッ……



 柚子のお尻を確かめた後、すぐに返事を返す冴華だけど、途中で思わず呻き声を洩らしてしまう。

 別に目立った染みは浮かんでいないと教えようとした矢先、不意に押し寄せた感覚に意識を奪われていたのだ。

 本当は柚子の下半身を気に掛けられないほど、すでに余裕を保てそうになかった。

 両手でお腹を押さえ込んだまま、どうしても困り果てずにいられない。



グルグルグルッ、ゾクゾクゾクッ……

(どうしよう……こんなにお腹がおかしくなっちゃってる。トレーニングが終わらないうちは、まともにトイレにも行けないのに……)



 延々と繰り返した腹筋トレーニングのせいで、冴華の中でますます便意が押し迫っていたのだ。

 無理に上半身を起き上げるたびに、刺激が腸内へと響いて、下腹部の欲求がさらに強まってくる。

 代わりに柚子のトレーニングに付き合っていた間も、腸内の揺さぶりに苛立たずにいられなかった。

 あとどれくらい我慢出来るかも分からないほど、お腹から何かが下りてくるのだ……



「あら、藤堂さん。もしかしておトイレに行きたくなっちゃった?」

「休憩中に、すぐおトイレを済ませちゃおうよ」



 冴華のおかしな素振りに、先輩達もすぐ掴んでいた。

 どうやら腹筋トレーニングを続ける間に、冴華がまたしても尿意を催したらしいので、休憩が終わる前に用を足すよう迫り出す。

 トレーニングを続ける間も、二人が勝手にトイレへ向かわないよう見張っていたのだ。

 バケツ内への排尿を終えたばかりなのに、再び冴華のはしたない姿を拝めると思うだけで、どうしても楽しみでたまらない。



「そ、そんな……お願いだから普通のおトイレに行かせて下さい……あうぅんっ!」

グイッ。



 先輩達の言葉に戸惑う冴華だけど、あっけなく稽古場の一角へと引き連れられてしまう。

 あまり便意を堪え切れそうにないので、普通の方法で用を足したかった冴華だけど、少しも取り逃がそうとしない先輩達に焦らずにいられない。

 まさか先輩達が見つめる間、排便の瞬間まで明かせそうになかった。

 それでも先輩達に手を掴まれるまま、頼りない足取りのままバケツの前まで引っ張られてしまう……激しい腸内の揺さぶりを抱え込んだまま、先輩達の手を振り解くことすら出来そうにないのだ。



「何を言ってるの、藤堂さん。ちゃんと専用のおトイレを用意してあるじゃない?」

「トレーニングの間に我慢出来なくなっても良いって言うなら、別に構わないわよ?」



 ためらう素振りを見せる冴華に、先輩達はすぐ注意を挟む。

 もしお姫様への試練として、トイレではバケツの中に排尿をする行為を、もし他の部員達に怪しまれたら大変なはずだと突きつける。

 太股を震わせる様子から、冴華があまり我慢出来そうにないのを確かめた上で、無理にでもバケツの中に排尿させるつもりでいたのだ。

 お姫様への試練から勝手に逃げ出すなど、どうしても許せそうになかった。



「わ、分かりました……ちゃんとおトイレに行きますから」

フルフルフルッ……



 先輩達に言いつけられるまま、冴華は仕方なく稽古場の方へと歩き出す。

 尿意ではなく便意を抱え込んだまま、みっともない醜態を晒してしまうのを分かっていながら、それでも先輩達から逃れられず、バケツのある方へと脚を向けるしかなかった。

 お腹の中に抱えた感覚のまま、バケツの中へと排便をしでかした後、先輩達にどんな反応を向けられるか、考えるだけで脚がすくんでしまう。

 それでも激しい便意に苦しめられるまま、どんな状況でも用を足すしかないのだ。



「ねぇ、冴華ちゃん。私も付き合った方がいい?」



 うろたえる冴華の素振りを心配して、柚子がそっと言葉を投げ掛ける。

 これからバケツ内への排尿を迫られる冴華が、嫌そうな表情を浮かべているのを気にせずにいられない。

 少しでも冴華の気持ちを慰めようと、一緒に稽古場の一角へと向かうつもりでいたのだ。



「うぅん、私一人で平気だから。柚子は待っててよ……」

フラフラフラッ……



 不意に寄り添ってくる柚子に、冴華は恐る恐る頼みごとを始める。

 バケツで用を足す間、せめて一人にして欲しいと返事を返していた。

 これから先輩達の前で、とんでもない姿を明かすかもしれない中、せめて柚子の視線だけでも遠ざけたいと考えていたのだ。



ワナワナワナッ……

(……いくら何でも、お通じの方だなんて。柚子にも言えそうにないんだから)



 脚を止める柚子を物惜しく感じながら、冴華はそれでも立ち去るしかなかった。

 これからバケツを跨いだまま排便をしでかす瞬間など、どうしても柚子には知られたくなかった。

 周りにいる先輩達の様子を気に掛けながら、稽古場の一角へ向かう間も、踏み出した脚がお腹へと響いてくる。

 抱え込んだ便意のせいで、先輩達のいる前でも排便の瞬間を明かしてしまうのか、どうしても不安でたまらない……



      *      *      *      *      *      *



「今は私達だけよ、藤堂さん。すぐに用を足しちゃいなさい?」



 ついに稽古場の一角へと辿り着いた後、先輩達は冴華の周囲を取り囲んでいた。

 他の部員達がいる場所から離れた今なら、気兼ねなく用を足せるはずだと踏まえた上で、すぐにバケツを跨ぐよう言いつける。

 お腹を両手で押さえ込んだまま、なかなか身動きを取ろうとしない冴華に、遠慮なく手を差し伸べる。



スルスルスルッ……

「あ、あうぅんっ……!」



 先輩達に迫られるまま、冴華はあっけなくブルマとショーツを下ろされてしまった。

 お腹に抱え込んだ便意のせいで、少しも先輩達の手を遠ざけられず、あっと言う間に下半身を晒されて、どうしても焦らずにいられない。

 はしたない格好を露わにさせられるまま、バケツの中で用を足す準備が着々と繰り広げられてしまう。

 さらに先輩達は背中を押しながら、二人分のオシッコが溜まったバケツへと強引に向かわせるのだ。



グシュッ……

「ヤダぁ、藤堂さんのパンツ、こんなに濡れちゃってる?」

「こんなパンツを穿いたまま、他のみんなとトレーニングしてたなんてね……」



 バケツを跨ぐ冴華の姿に、先輩達は注目を寄せずにいられない。

 屋外で露わになった下半身だけでなく、足首まで下ろしたショーツの状況を思い知らされる……オシッコを含んだ股間を押しつけたせいか、真ん中の辺りから見事に染みが広がっていたのだ。

 白いショーツの生地に広がる薄黄色い染みなど、どう考えてもオシッコ以外にありえなかった。

 他の部員達とともにトレーニングを続ける間も、ここまで汚れたショーツを覆い隠していた事実を指摘せずにいられない。



「そ、そんなに見ないで下さいっ……くうぅっ!」

ガクガクガクッ……!



 先輩達から突きつけられた言葉に、冴華はあっけなく身震いを起こしてしまう。

 股間の辺りに浮かんだオシッコの染みを、先輩達が面白がって覗き込むなど思いもしなかった……恐る恐るショーツの様子を見下ろした冴華自身も、二重布の辺りに浮かんだ染みの具合に驚かされる。

 股間だけでなくお尻の方に広がった染みを、どうしても悔やまずにいられない。

 すぐに下半身を取り繕いたかった冴華だけど、すでにバケツへと腰を下ろした後、ますます便意が押し迫って、汚れたショーツを引き上げられそうになかった。

 ショーツに滲んだ染みを覗かれる以上のとんでもない醜態を、これから晒してしまうはずなのだ……



「ほらほら、藤堂さんも我慢するの大変でしょう?」

「私達がじっくり見てあげるから、すぐに用を足してしまいなさい?」



 なかなか用を足そうとしない冴華に向けて、さらに先輩達は言葉をぶつけてくる。

 あまり冴華がためらっていると、すぐに休憩時間がなくなるはずだと踏まえた上で、バケツ内への排尿を押し迫ってくる。

 冴華のとんでもない姿を拝めると思うだけで、どうしても楽しみでたまらないのだ。



「そ、そんなぁ……ひうぅんっ!」

ヒクヒクヒクッ……ムチュッ。ムリュリュッ……



 先輩達に迫られるまま、冴華はとんでもない行為をしでかしてしまう。

 目の前に差し出されたバケツへと、恐る恐る腰を落としていると、ひとりでにお尻の穴が押し広げられるまま、押し寄せていた排泄物が押し出されてくる。

 激しい便意に駆られるまま、ついに誰かの前で排便の瞬間を明かしてしまった。

 オシッコを垂れ流す時とは明らかに違う、堅い固形便が滑るような物音を意識せずにいられない。

 先輩達の様子を気に掛ける間も、お尻の間に挟んだ排泄物を、今さら体内に押し戻せそうにないのだ……



ミチミチミチッ……ミリミリヌチュッ。

(どうしよう……お外だって言うのに。バケツの中にウンチまで出しちゃってるなんて、絶対にありえないよ!)



 腸内が揺さぶられる感覚に合わせて、冴華はバケツへ向けて息み続けていた。

 朝から抱え込んだ便意を、すでに冴華自身止められなくなっていたのだ……排泄物をお尻から垂れ落とす間も、耐え難い恥じらいに駆られてしまう。

 周囲から向けられる視線に打ち震えながら、どうしても排泄行為を止められそうにない。

 まだお尻の穴で咥え込んでいる、しっかりとした堅さのある排泄物を、バケツの中へと垂れ落ちるのも時間の問題だった。



ビチャビチャッ、ポチャンッ。

「ヤダぁ、もしかして藤堂さん、ウンチの方だったの?」



 不意にバケツの中から響いた物音に、先輩達は頭を捻ってしまう。

 なかなかオシッコを注ぐ水音が聞こえないのを疑っていると、予想外の物音に驚かされてしまう。

 バケツの内側で重いものが跳ねる音から、冴華が排泄行為をしでかした事実に気づかされる。

 まさか冴華が自分達の前で、排便まで繰り広げるなど思いもしなかった……本当に排泄物をひり出しているのかと、わざとらしく質問を尋ねてくるのだ。



「だ、ダメですってば! もし誰かに聞かれたら大変なのに……あうぅんっ!」

ムチュムチュッ……ピチャンッ!



 先輩達からぶつけられた言葉に焦る間も、冴華はどうしても排泄行為を止められそうにない。

 排泄物をひり出す瞬間を、わざわざ先輩達が覗き込む様子にも気づいて、ますます落ち着きを失う最中も、跨いだバケツの中に排泄物を垂れ落とした後なのだ。

 バケツの内側から響く、排泄物が沈む物音を恥じらわずにいられない。

 自分でもみっともなく感じる排泄音だけでなく、周りで囃し立ててくる先輩達の素振りを受けて、ますます気持ちが焦り出してしまう。



ニチニチニチッ……ムリュムリュッ!

(どうしてなの、先輩達だっているのに。全然ウンチが止められないなんて……!)



 どうしても先輩達の視線を避けられないのに気づいて、お腹に溜まった排泄物を押し出す間、冴華は思わず俯いてしまう。

 屋外で下半身を晒したまま、さらにはオシッコが溜まったバケツの中に、延々と排泄物をひり出す自分自身の情けなさを思い知らされる。

 これ以上恥をかきたくないと思う間も、腸内がひとりでに揺れ動くまま、固形便が次々に這い出して、跨いでいるバケツの中へと沈み込む。

 年頃の女の子として恥ずべき状況から、一刻も早く逃れるためにも、全ての排泄物を押し出すしかないのだ……



「はぁっ、はぁっ、はぁっ……イヤぁっ!」

ワナワナワナッ……



 激しい恥じらいに駆られながら、何度も息み続けた後、冴華はやっとの思いで便意を収めることが出来た。

 思わず息を切らしながら、恐る恐るバケツから腰を持ち上げた後、とんでもない事実にすっかり驚かされる。

 先輩達に取り囲まれるまま、延々と繰り広げた排泄行為のせいで、バケツの中でありえない状況が作り上げられていたのだ。



タプンッ……

(どうしよう、こんな太いウンチなんて出しちゃったんだ……こんな汚いもの、誰にも見せたくないっていうのに!)



 オシッコの溜まったバケツの底で沈んでいる排泄物に、冴華はどうしても困り果てずにいられない。

 想像した以上に太い固形便が表面を溶かしながら、オシッコに少しずつ混ざり合って、茶色い欠片を次々と浮かばせてくる。

 柚子も利用するはずのバケツを、汚い排泄物で汚した事実を恥じらわずにいられない。

 バケツの中に蓄えられた排泄物が、本当に自分の身体からひり出されたものか、どうしても気持ちが受け入れられそうになかった。



「ちゃんとウンチも出せたみたいね、藤堂さん?」

「そろそろ休憩も終わりそうだし、すぐ着替えちゃおうね……」



 すっかり身をこわばらせた冴華へと向けて、先輩達はさりげなく身を寄せてくる。

 まさか冴華が自分達の前で、排泄物をひり出すなど思いもしなかった……それでもバケツの中で浮き沈みを繰り返す、巨大な排泄物の形状に興味をそそられていたのだ。

 思い悩む冴華も構わず、次の準備をすぐに始めるつもりでいたのだ。



「ちょ、ちょっと待って下さい……ひうぅんっ!」

スルスルスルッ、グチュッ。



 先輩達に詰め寄られるまま、おぞましい感触を押しつけられて、冴華はどうしても慌てずにいられない。

 排泄行為をしでかした後、少しもお尻を拭いていないのに、ショーツを強引に引き上げられていたのだ。

 少しも先輩達の手を払い除けられずに、ますます下半身が汚れる感触のせいで、情けない悲鳴まで洩らしてしまう。



ネチョネチョッ……

(どうしよう……オシッコだけじゃなくウンチまで擦りつけちゃうなんて。このままじゃ私のお尻、汚いもので汚れちゃうよぉっ……!)



 下半身に引き起こされた感覚を、冴華は否応なく意識させられる。

 お尻にこびりついた汚れが、ショーツの内側でしっかりと押しつけられながら、他の部分にも押し寄せていたのだ。

 何か柔らかいもの潰れるような感触を、どうしても不快に思わずにいられない。

 恥を忍んで排泄行為を繰り広げて、やっと便意を静めた後にも関わらず、不意に押し寄せた状況に思い悩まされてしまう……



      *      *      *      *      *      *



「お疲れ様、二人ともちょっと手伝ってもらえるかな……」

「二人がずっと使ってたバケツ、どうしても片付けてもらいたいのよ」



 無事に休日の練習を終えたので、先輩達は冴華と柚子を呼び出していた。

 二人を稽古場へと向かわせた後、二人にバケツの後始末をさせるつもりでいたのだ。

 稽古場の一角へと二人を連れ込む間も、とんでもないバケツの中身にどんな反応を見せるのかが楽しみでたまらない。



「……ヤダっ、何でウンチまで溜まってるんですか?!」

フルフルフルッ。



 先輩達の手で見せつけられたバケツの中身に、柚子はすっかり驚かされてしまう。

 朝にオシッコを注いだバケツの中に、何故か茶色い排泄物が沈んでいた……薄黄色い液体の底で揺れ動きながら、次々と形状を崩して、茶色い欠片まで浮かばせていたのだ。

 見覚えのない固形便の存在に、どうしても戸惑わずにいられない。



「ゆ、柚子……きゃんっ?!」

スルスルスルッ。







 傍にいる柚子の反応を思い知らされて、思わず顔を俯かせていた冴華は、とんでもない状況を迫られてしまった。

 先輩達に手首を握り締められるまま、両手の自由を奪われたかと思えば、何と穿いていたブルマを下ろされていたのだ。

 排泄物を張りつかせたまま、汚れたショーツをあっけなく晒されて、どうしても焦らずにいられない。

 バケツの中で排便行為をしでかした事実など、柚子にだけは伏せておきたかった……それでも先輩達に迫られるまま、とんでもない方法で醜態を明かされていたのだ。



「決まってるじゃない。このウンチ、全部藤堂さんのウンチなんだよ?」

「藤堂さんってば、どうしてもお通じを我慢出来なかったみたいなのよ」



 冴華をしっかりと羽交い締めにしたまま、先輩達は露わになったお尻を柚子へと見せつけていた。

 バケツの中に排泄物をひり出した後、少しもお尻を拭かずにショーツを引き上げたせいで、表面に見事な跡が出来上がっていた。

 お尻の真ん中に浮かぶ茶色い筋など、冴華が排泄行為をしでかした証拠以外に考えられなかった。

 身悶える冴華の身体を取り押さえながら、柚子がどんな反応を見せるのかを面白半分に待ち受ける。



ワナワナワナッ……

「い、イヤぁっ! お願いだから見ないで、ひうぅんっ……」



 排泄物で汚れたお尻を、あっけなく柚子に明かされてしまい、冴華はどうしても戸惑わずにいられない。

 トレーニングを続ける間も、柚子の前で少しも明かせずにいた下半身を、先輩達の手で容赦なく晒されてしまった。

 腰を動かすたびに押しつけられる、こびりついた排泄物の感触を身に受けるだけで、ずっと気まずい思いに駆られていた……それでも柚子のいる前では、不快な肌触りを堪え続けていたのだ。

 恐る恐る後ろを振り向いた後、柚子から向けられる視線に背筋を震わせてしまう……お尻の穴だけでなく、周りにも広がった茶色い跡を、柚子にしっかりと確かめられてしまった。

 柚子から向けられる反応のせいで、どうしても取り乱さずにいられない。



「ふふっ、今日は藤堂さんの方が一歩リードした感じだよね?」

「今度は九城さんも、藤堂さんみたいにウンチを出してみようね。こんなことでも、お姫様の役作りになるんだから……」



 すっかり困り果てる冴華も構わず、先輩達はとんでもない言葉をぶつけてきた。

 バケツの中に排泄行為をしでかすまま、汚い排泄物でお尻を汚した姿まで探られることで、良い体験が出来たはずだと口にする。

 今でも頬を震わせる冴華へと向けて、これからも惨めな格好を晒し続けるよう、瞳を輝かせながら言いつけるのだ……






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